千葉県西部防災センター指定管理者管理運営状況評価（令和4年度）

施設等の運営に関する業務

　・防災に関する資料の提供

　・防災体験学習の受付、案内、解説、安全管理等

　・施設の広報、周知等

施設等の管理に関する業務

　・施設等の維持管理及び修繕

その他の業務

　・大規模災害発生時における備蓄物資の搬送基地運営の補助業務等

　・大規模災害発生時に、県が東葛飾広域災害ボランティアセンターを設置した場合

　の補助業務等

管理業務の実施状況に関する事項

• 施設の設置目的・法令等の遵守等

A

• 千葉県西部防災センター設置管理条例をはじめとする関係法令を遵守した管理運営が行われている。

管理業務の実施状況に関する事項

• 安全性の確保

A

• 定期的な設備点検等により、安全性の確保が図られている。
• 危機管理マニュアルの確認や災害発生時を想定した参集訓練の実施等、危機管理体制の強化に努めている。

管理業務の実施状況に関する事項

• 適切な管理運営

A

• 清掃や警備が適切に行われている。
• 研修等により接遇マナーの向上に努めており、利用者アンケートで高い評価を受けている。
• 車いすや老眼鏡を配置するなど、要配慮者への適切な対応に努めている。

管理業務の実施状況に関する事項

• 適切な財産管理

A

• 事業計画に基づく定期点検や必要な修繕が、適切に実施されている。
• 財産・物品管理台帳を作成している。また、文書は施錠可能なロッカーで保管している。

事業の企画運営に関する事項

• 事業の実施（必須事業）

A

• 防災体験ツアーの実施について、利用者アンケートで高い満足度を獲得している。
• 東日本大震災に係るパネル展示や夏休み中の子ども向けのイベントの開催等、各種企画の実施がなされた。

事業の企画運営に関する事項

• サービスの向上
• 自主事業
• 地域の連携等

A

• 地域と連携した防火・防災フェスタを開催した。
• 小学生の職場体験の受入や近隣大学における新入生オリエンテーションでの利用など地域と連携した取組がなされた。

施設利用状況に関する事項

• 利用者数
• 稼働率
• 料金収入等

A

• 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、一部体験を休止した運用をとっていたものの、利用者数は回復傾向にある。

施設利用状況に関する事項

• 管理運営体制

A

• 職員への様々な研修を実施し、人材育成に取り組んでいる。
• 施設内の設備や清掃状況について、利用者アンケートで高い満足度を獲得している。

施設利用状況に関する事項

• 収支状況

A

• 団体の財務状況は健全である。
• 不適切な支出は認められない。

施設利用状況に関する事項

• 利用者意見の反映
• 利用者満足度

A

• アンケートの結果、利用者の高い満足度を維持できている。
• アンケートの回収率は約5％である。

良好

各項目の合計得点　20点／30点

各項目の評価点数の平均点　2.0点

• 防災体験ツアーや接遇等に関する利用者の高い満足度が維持されている。

• アンケートの回収率向上に努め、利用者からの意見を運営に適切に反映させること。
• 今後も県と連携しながら、利用拡大を図る取組を継続し、防災思想の普及啓発に努めること。

（昨年度指摘事項）

• 昨年度実施した第三者評価における外部有識者意見を施設管理運営に活かし、防災思想の普及啓発に努めること。
• 新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を講じながら、事業計画どおりに事業を実施する方法を検討すること。
• アンケート回収率の向上に努めること。

（改善状況）

• 第三者評価における外部有識者意見を踏まえ、定期的なSNSの更新やHPにおける防災豆知識の発信などがなされた。
• 令和4年度においては、必要な感染症対策に留意しながら開館し、地域と連携した防火・防災フェスタの開催などもなされた。
• 来館者の増によりアンケートの回収数は増加したものの、回収率は伸び悩んでいるため、積極的な回答を呼びかける等引き続き回収率の向上に努めること。