千葉県西部防災センター指定管理者管理運営状況評価（令和元年度）

• 災害に関する展示
• 防災に関する資料の提供
• 防災に関する研修及び指導助言
• 防災用資機材の備蓄
• その他センターの設置の目的を達成するために知事が必要と認める事業

管理業務の実施状況に関する事項

• 施設の設置目的・法令等の遵守等

A

• 設置目的や管理の基準を理解し、法令等に基づいた適切な管理運営が行われている。

管理業務の実施状況に関する事項

• 安全性の確保

A

• 定期的な設備定期点検のほか、職員による毎日の巡回点検により安全性の確保が図られている。
• 危機管理マニュアルの確認や災害発生時を想定した参集訓練の実施等、危機管理体制の強化に努めている。

管理業務の実施状況に関する事項

• 適切な管理運営

S

• 清掃や警備業務を専門業者に委託し、適切な施設管理が行われている。
• 接遇マナーの向上に努めており、利用者アンケートで高い評価を受けている。
• バリアフリー研修の受講や車いすの配置等、平等な利用の確保に努めている。

管理業務の実施状況に関する事項

• 適切な財産管理

A

• 事業計画に基づく定期点検や必要な修繕が、適切に実施されている。
• 財産・物品管理台帳を作成している。また、文書は目録を作成し、施錠可能なロッカーで保管している。

事業の企画運営に関する事項

• 事業の実施（必須事業）

• 最近の制度改正を受けた展示物や情報の更新が行われている。
• ホームページやSNSの活用、近隣機関への周知活動等、積極的な広報活動が行われている。
• 防火・防災フェスティバルを開催し、約4500人を集客するなど、自助・共助の取組の啓発が図られている。

事業の企画運営に関する事項

• サービスの向上
• 自主事業
• 地域の連携等

A

• 近隣大学や保育所への周知活動の結果、学生・児童の体験学習の場として利用された。また、防災まち歩き等、地域との連携による利用拡大や地域活性化につながっている。

施設利用状況に関する事項

A

• 新型コロナウイルス感染防止のための約1ヵ月の休館期間があったが、利用者数が37,591人と目標の38,000人を凡そ達成している。
• SNSや広報媒体を活用した広報活動や、多頻度利用者の増加を図る工夫等、利用拡大を図る取組が実施されている。

A

• 問題なく施設の管理運営が行われており、適切に人員配置されている。
• 職員への様々な研修を実施し、人材育成に取り組んでいる。

A

• 指定管理料以外の収入はなく、適切に管理運営が行われている。
• 不適切な支出は認められない。

S

• アンケートの結果、高い利用者満足度を維持できている。
• 対応可能な意見要望は改善されている。

良好

• 新型コロナウイルス感染防止のための約1ヵ月の休館期間がありながら、利用者数の目標を凡そ達成していることや、利用者の高い満足度を維持できていることから、指定管理者による継続的で積極的な広報活動や利用拡大の取組の効果が認められる。

• 今後も県と連携しながら、利用拡大を図る取組を継続し、防災思想の普及啓発に努めること。

• 県と連携し利用拡大を図る取り組みを実施し、また積極的な広報や地域との連携により防災思想の普及啓発に努めた。