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更新日:令和4(2022)年12月13日

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南海トラフ地震臨時情報

南海トラフ地震とは

南海トラフ地震は、静岡県の駿河湾から宮崎県の日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100~150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。この地震は、わが国で発生する最大級の地震として、その被害が甚大でかつ、その被災地域が広域にわたることが想定されています。(地震調査研究推進本部地震調査委員会の長期評価によると、マグニチュード8~9クラスの地震が今後30 年以内に発生する確率は70~80%)

前回の南海トラフ地震が発生してから70年以上が経過しており、南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。

千葉県では、最大11mの津波、最大震度5強の揺れが想定されています。

南海トラフ地震の津波浸水図は、ちば情報マップ外部サイトへのリンクで確認できます。

南海トラフ地震臨時情報とは

南海トラフ周辺で大きな地震あった場合や通常とは異なるゆっくりすべりを観測した場合に、周辺で巨大地震が発生することへの注意を促す「南海トラフ地震臨時情報」が、内閣府・気象庁から発表されます。

南海トラフで発生する大規模地震には、1944 年に南海トラフの東側で昭和東南海地震が発生し、その約2年後に南海トラフの西側で昭和南海地震が発生した事例や、1854 年にも南海トラフの東側で大規模地震が発生した約32 時間後に、西側でも大規模地震が発生した事例が知られています。

情報の種類と防災対応

南海トラフ地震臨時情報(調査中)

  • 南海トラフの想定震源域及びその周辺でM6.8以上の地震などが発生した時に発表される

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)

  • 南海トラフ沿いの想定震源域内のプレート境界でM8.0以上の地震が発生したと評価された時に発表される
  • 事前避難対象地域(地震発生からでは、避難が間に合わない地域として市町村が指定)は、事前避難する
  • 事前避難対象地域以外は、津波からすぐに避難できる準備を整え、個々の状況に応じて自主的に事前避難する
  • 日頃からの地震・津波への備えを再確認する

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)

  • 南海トラフ沿いの想定震源域内のプレート境界でM7.0以上M8.0未満の地震や通常とは異なるゆっくりとしたすべりが発生したと評価された時に発表される
  • 津波からすぐに避難できる準備を整える
  • 日頃からの地震・津波への備えを再確認する

南海トラフ地震臨時情報(調査終了)

  • 巨大地震警戒、巨大地震注意のいずれにも当てはまらない現象と評価した場合に発表される
  • 大規模地震発生の可能性がなくなったわけではないことに留意しつつ、地震・津波の発生に注意しながら通常の生活を行う

本県の対象地域(18市町村)

銚子市、館山市、旭市、勝浦市、鴨川市、富津市、南房総市、匝瑳市、山武市、いすみ市、大網白里市、九十九里町、横芝光町、一宮町、長生村、白子町、御宿町、鋸南町

(国の被害想定で、3m以上の津波が想定されている地域)

北海道・三陸沖後発地震注意情報

日本海溝・千島海溝周辺で大きな地震があった場合、周辺で巨大地震が発生することへの注意を促す情報が12月16日から運用されます。

詳しくは、北海道・三陸沖後発地震注意情報をご確認ください。

参考

お問い合わせ

所属課室:防災危機管理部防災対策課災害情報室

電話番号:043-223-3697

ファックス番号:043-222-1127

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