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更新日:令和5(2023)年6月22日

ページ番号:354163

普及活動成果集|千葉農業事務所

改良普及課の成果集です。

令和4年度

発刊によせて(PDF:67.5KB)

生産力の強化と担い手育成による梨産地の維持(PDF:370.6KB)

~都市化が進む地域で梨づくりを続けるために~

 八千代市の梨生産は、栽培面積53ha、農家戸数56戸で、直売を主に発展してきました。しかし、土壌病害である白紋羽病が引き起こす改植後の若木の生育不良や労働力不足による生産力の低下、また、産地を支える担い手の継続的な育成が、産地を維持していく上で課題となっています。
 そこで、温水処理技術の導入による白紋羽病の防除、労働力不足に対応する省力樹形と機械の導入、若手生産者及び女性農業者の育成に取組んできました。その結果、温水処理技術による白紋羽病の防除に取組む生産者が増加するとともに省力化による担い手の規模拡大が進み、生産力を維持する基盤が整いました。
 また、若手生産者及び女性農業者の経営参画が進み、産地を支える担い手の育成が図られました。

活動のねらい・目標や活動内容についてはPDFをご確認ください。

春夏にんじんのしみ腐病の防除(PDF:157.9KB)

~しみ腐病の農薬による防除方法の検証~

 春夏にんじんのしみ腐病対策として、にんじんのしみ腐病に登録のあるアミスターオプティーフロアブルの使用方法を検証しました。
 この薬剤は使用回数が2回と限られているため、月中旬以降、トンネルの開孔率0.5%で換気始めに1回、その後に1回の2回散布する試験区と、初期1回のみの対照区を比較しました。検証結果を踏まえ、効果的な防除方法を提案することをねらいとしました。

普及活動の経過・結果や今後の課題についてはPDFをご確認ください。

雇用者を活用した経営の発展を目指して(PDF:190KB)

~青年農業者等スキルアップ研修の開催~

 千葉地域では新規参入の就農者が多いことから、新規就農者の経営において課題となる労働力の確保について、知識・技術の習得を図るため、雇用をテーマに青年農業者等スキルアップ研修を開催しました。
 様々な方法で雇用を導入している農業経営を視察し、雇用の導入や労務管理の実践事例を学ぶとともに、雇用に必要な知識を習得するための講義や、受講者相互の情報交換を行い、新規就農者の経営管理能力の向上を図りました。

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地域内耕畜連携の推進(PDF:138.5KB)

~WCS用稲の収量・品質の向上と安定供給に向けて~

 千葉市の水稲経営体と畜産経営体の経営安定を図るために、市と連携し、水稲経営体と畜産経営体の地域内連携によるWCS用稲の生産拡大と供給体制の整備を進めています。令和4年は、水稲経営体が担うWCS用稲の収量向上と安定供給に向けて、両経営体が合意形成できるよう支援しました。

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秋冬にんじん産地の新たな担い手の育成(PDF:206.7KB)

~千葉市東部・土気地区合同の新規栽培者研修会を開催~

 JA千葉みらい千葉東部地区出荷組合連合会人参部会及び土気地区出荷組合連合会人参部会では、近年、高齢化による部会員の減少や秋冬にんじんの作付面積の減少が見込まれる一方で、新規参入や親元就農により、新たに秋冬にんじん栽培に取組む生産者が増えています。
 そこで、栽培管理技術の向上と営農上の課題を明確化するための研修会を開催し、新たな担い手の経営安定を図るための普及活動をしました。 

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青年農業者の輪をつなげよう!(PDF:203.3KB)

~農業経営体育成セミナーの開催~

 千葉地域の新規就農者は、他産業からの新規参入者が増加しており、就農の経緯や年齢等が多様化しています。そこで、就農して間もない青年農業者を対象とした農業経営体育成セミナー(以下セミナー)では、カリキュラムや受講者の交流を深める工夫により、新規就農者の確保・定着を図りました。

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千葉地区女性ネットワークの活動支援(PDF:268.8KB)

~コロナ禍でも新たな取組にチャレンジしました!~

 ちば地区女性農業者ネットワークは、27名の会員で活動しています。女性農業者が組織活動を通して、農業及び農家生活に関する知識を習得し、経営に参画することは、農業経営の発展につながります。また、地域内の女性農業者との交流を図ることも重要です。
 そこで、コロナ禍の中でネットワークづくりを再構築するとともに、組織活動の活発化を図るための、新たな取組を支援しました。 

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GAPを活用してより良い農業経営を目指そう(PDF:197.5KB)

~梨の生産、販売に携わる女性農業者へのGAP手法の導入・定着~

 市原市には梨の栽培、販売に携わる女性農業者の学習組織「いちはらフルーツセミナー」(会員数9名)があり、販売の強化や経営の改善を目指して活動しています。梨産地を、更に発展させていくために、GAP手法を活用して、作業時の事故リスク低減や直売所での衛生管理の向上に取組む必要がありました。そこで、千葉事務所では、市原市やJA市原市と連携して、「いちはらフルーツセミナー」の会員を対象にGAP研修を開催し、その手法を取得しました。

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水稲の省力化技術の導入に向けて(PDF:227.8KB)

~スマート農業を推進しました~ 

 市原市農業振興協会の水稲部員120名は、市原市内の水田の主要な担い手となっています。省力化技術の現地における普及性を検討するため、関係機関と連携して水管理システムやドローンを活用した湛水直播の実証ほ場を設置するとともに、現地検討会や研修会を通して水稲部員への情報提供や意見交換を行うことにしました。

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厳しい情勢を生き抜くために(PDF:2,291.7KB)

~若手酪農生産者グループの活動支援~

 市原市・袖ヶ浦市の酪農経営体9戸で構成されている市原市ホルスタイン改良同志会は、飼養管理技術の向上と会員同士の親睦を図るため勉強会の開催を中心に活動をしています。飼料や資材費の高騰が続き、酪農情勢は厳しさを増していますが、農業事務所では、関係機関と連携し、会員同士の情報交換を通じて、生産技術や経営が向上することを目的に活動を支援しました。 

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八千代市における稲WCSの生産拡大の支援(PDF:253.8KB)

~耕畜連携によるWCS用稲の生産・利用の取組~ 

 八千代市では、平成25年からWCS用稲が生産されており、平成30年に畜産農家2戸、耕種農家1戸でWCS用稲収穫のコントラクターが設立されました。農業事務所では、コントラクターが継続した活動ができるように市と連携して支援しました。

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春夏にんじん産地の維持にむけて(PDF:194.1KB)

~しみ症に負けない産地づくりの取組~ 

 JA八千代市人参部会の春夏にんじんでは、しみ腐病などのしみ症の多発による収量と品質の低下が問題となっています。そこで、しみ症が発生しにくく、形状や揃いがよい品種を明らかにすること、生育期間中に施用可能なしみ腐病防除薬剤の効果を検証することを目的とした現地試験を実施しました。

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水稲の品質向上に向けて(PDF:235.7KB)

~イネカメムシの防除体系の検証~ 

 八千代市では、水稲の斑点米カメムシ防除は共同防除が主体ですが、「コ シヒカリ」を主な対象として防除時期が設定されているため、作付け品種や作型の違いにより、適期防除とならない事例が生じています。特に、近年県内で増加傾向であるイネカメムシは出穂期以降に成虫の飛来が急激に増加するため、被害を抑えるためには出穂期前後の初期防除が重要です。そこで、周囲よりも早く出穂期を迎える水田での効果的な防除の実施に向け、出穂期前後の個別防除について防除効果を検証しました。

普及活動の経過・結果や今後の課題についてはPDFをご確認ください。

令和3年度

  1. 発刊によせて 1(PDF:68.6KB)
  2. 秋冬にんじん産地の継承に向けた支援の輪づくり 2(PDF:808.2KB)
  3. 春夏にんじんの緑肥導入効果 3(PDF:235.4KB)
  4. 青年農業者の経営発展に向けて 4(PDF:270.2KB)
  5. 落花生種子乾燥方法の改善 5(PDF:201.2KB)
  6. 安心安全に配慮した農業を目指して 6(PDF:354KB)
  7. 気象変動に対応したナシ産地を目指して 7(PDF:254.4KB)
  8. 10年後の加茂地域の農地を担う営農組織を目指して 8(PDF:346.1KB)
  9. GAP手法を取入れたより良い農業経営を目指して 9(PDF:297.6KB)
  10. 私らしく輝くキャリアプランを描こう 10(PDF:258.6KB)
  11. コロナ禍でも活発に続く市原養豚研究会の活動 11(PDF:301.4KB)
  12. WCS用稲栽培の省力化に向けて 12(PDF:291.1KB)
  13. 八千代の梨産地を次世代へつなぐ 13(PDF:343.2KB)
  14. 春夏にんじん産地の維持へ向けて 14(PDF:254.6KB)

令和2年度

  1. 発刊によせて 1(PDF:81.6KB)
  2. 信頼される産地であり続けるために 2(PDF:474.1KB)
  3. 農産加工による所得向上を目指して 3(PDF:539.6KB)
  4. 新たな構築連携システムの構築を目指して 4(PDF:430.7KB)
  5. 千葉市のいちごの歴史に新たな1ページを 5(PDF:320.2KB)
  6. 千葉県が育成した水稲新品種「粒すけ」の普及拡大 6(PDF:333.6KB)
  7. 落花生の生産振興に向けて 7(PDF:350.5KB)
  8. 千葉市鎌田地区の畑地かんがいほ場整備に向けた取組 8(PDF:310KB)
  9. いちはら梨の信頼を守り抜く! 9(PDF:385.5KB)
  10. WITHコロナ時代における情報伝達について 10(PDF:280KB)
  11. 市原市郡本地区の集落営農組織の構築を目指して 11(PDF:375.1KB)
  12. よりよい農業経営を目指して 12(PDF:300.7KB)
  13. 法人化を契機とした経営改善 13(PDF:323.8KB)
  14. 八千代市における梨の白紋羽病防除の取組 14(PDF:422.8KB)
  15. 環境制御技術の導入と販路拡大を目指して 15(PDF:290.3KB)

お問い合わせ

所属課室:農林水産部千葉農業事務所改良普及課

電話番号:043-300-0950

ファックス番号:043-293-2710

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