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更新日:令和5(2023)年12月8日
ページ番号:625354
小学生区分
千葉県身体障害者福祉協会理事長賞
習志野市立谷津南小学校4年
梅田 悠太郎(うめだ ゆうたろう)
ぼくはテニスが大好きです。通っているテニススクールで、たまたま障害のある人とのテニスのイベントがあり、たくさん試合ができると聞いたので、申しこみをしました。
当日テニスコートに行ってみると、左足が無かったり、左手の指がとても短かったり、左半身が上手く動かせないなど、様々な障害を持っている人たちがたくさんいました。
「どうやってテニスをするんだろう」
と不思議に思いました。
実際に試合をしてみると、左足の無い人は、右足に力を入れて動けていました。
「左足は痛くないのかな。」
と思っていたら、
「義足をはめたら痛いよ。」
と話してくれました。僕も実際に義足をはめさせてもらったら、とても歩きにくくて、これでちゃんと運動ができるのはすごいなと思いました。左半身が上手く動かない人は、なぜか左半身にも力を入れられていて、障害の無い人と同じように動けていて、とても強かったです。左手の指がとても短い人は、手首にテニスボールを乗せて、トスを上げていました。トスはサーブを打つときにテニスボールを上に上げる動作で、ポイントの初めの動作なので正確に上げることがとても重要です。左手の短い人は、世界ランキング一位になったこともあるみたいです。僕は指があるのにトスを上手く上げられないこともたくさんあります。僕も毎回正確にトスをあげられるように練習をしたいと思いました。
僕は足の指を骨折したり、両足が、しょうこつこったんしょう(シーバ病)に、なってしまい、テニスを休まなければいけなかったり、不自由な思いもしましたが、障害のある人はもっと不自由なのに、テニスを楽しく、しかもとても上手ですごいなと思いました。
たくさん練習したんだろうなと思いました。
僕よりもっと大変なのに、ちゃんと運動できていて、さらに強いので、僕もたくさん練習して強くなって、また一緒にテニスをして、次は勝てたらいいなと思いました。
テニスのイベントの後もテニスコートで会えることがあり、声をかけてくれたり、お土産を分けてくれたりして、とても優しくしてもらって、嬉しかったです。
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