平成29年度「次世代への飛躍 輝け!ちば元気プラン」の政策評価
発表日:平成30年9月7日
千葉県総合企画部政策企画課
県では、中長期的な視点に立った県政運営を進めるため、平成29年10月に総合計画「次世代への飛躍 輝け!ちば元気プラン」(平成29~32年度)を策定し、「くらし満足度日本一」の実現を目指して、計画の推進に取り組んでいます。
このたび、平成29年度の取組について、実施状況を分析して課題を把握する政策評価を行いました。
今後、この結果に基づいて、必要となる改善に取り組んでまいります。
1.政策評価の方法
- 総合計画はPDCAマネジメントサイクル(計画Plan-実施Do-評価Check-改善Action)により政策評価を行っています。
- 総合計画の計画期間である平成32年度までの4年間で、県民の皆様と共有し力を合わせて実現を目指すべき目標である「社会目標」の進捗状況を、毎年度数値化して把握・分析するとともに、施策や取組の実施状況を踏まえ必要となる改善を次の施策展開に反映させる、政策評価制度を新たに導入したところです。
2.施策の実施状況
- 4年間で達成を目指す「社会目標」と行政の事業量を測る指標として毎年度設定する「行政活動目標」等について、進捗状況を数値化して把握・分析しています。
- 平成29年度の実施状況は、社会経済情勢など外部要因の影響を強く受ける「社会目標」については、進捗率が60%以上であった目標数は約6割程度に留まったものの、行政の事業量を測る「行政活動目標」等について進展度が60%以上であった施策数は約8割に達しました。
3.総合計画の政策評価に関する有識者の意見
平成30年8月1日に「千葉県総合計画の政策評価に関する有識者懇談会」を開催し、学識経験を有する委員(東京工業大学大学院 坂野達郎 教授ほか3名)から御意見をいただきました。
<主な意見>
- 社会目標の進捗状況を毎年度分析するというのは、懇談会の問題意識をうまく反映していただいた。進捗状況を数値化することで、以前よりわかりやすくなった。
- 要因分析をきちんと行った上で課題を明確化し、どのように取り組むのかという記載内容が以前より充実した。これを積み重ねていけば更なる成長につながる。
- 評価年度の進捗率が100%の社会目標も多く、行政の自己満足という印象を県民に与えかねない。4年後の目標に向けた進捗率も重要だと思う。
4.平成29年度総合計画の政策評価の結果について
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