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更新日:令和6(2024)年3月22日

ページ番号:8482

品質・食味が良く、一番早く収穫できる水稲早生(わせ)品種「ふさおとめ」

大粒で美味しい「ひとめぼれ」を母に、大粒でお米の外観がよく、早く収穫できる(早生)「ハナエチゼン」を父にして人工交配を行い、育成したお米です。
千葉県では一番早い8月中旬から収穫が始まり、お盆明けには店頭に並ぶ早生品種です。粒が大きいうえに、未熟な粒が少なく、お米の外観品質の良さは全国トップクラスです。さらに、「コシヒカリ」に負けないくらい食味が良く、穂が出る前の低温やお米が成熟する時の高温による障害にも強い特長があります。

この記事に関するファイルは、下記リンクよりご覧になれます。
品質・食味が良く、一番早く収穫できる水稲早生品種「ふさおとめ」(PDF:120KB)

1成果の内容

(1)ふさおとめ」は「コシヒカリ」と比べて粒が大きく、お米が白く濁る未熟粒が少なく、お米の外観品質は最上級です。

ふさおとめ(左)とコシヒカリ(右)の大きさの違い

ふさおとめ(左)とコシヒカリ(右)の大きさの違い

ふさおとめ(左)とコシヒカリ(右)の未熟粒の状況(矢印が未熟粒を示す)

ふさおとめ(左)とコシヒカリ(右)の未熟粒の状況(矢印が未熟粒を示す)

(2)コシヒカリ」に負けない良食味です。

食味試験による美味しさの評価

2普及の状況

令和元年度の県内作付面積は6,700haであり、うるち品種の1割強程度を占めています。

3問い合わせ先

千葉県農林総合研究センター稲・畑地園芸研究所田利用研究室
0478-56-0002

4掲載年月

平成30年1月(令和3年3月更新)

お問い合わせ

所属課室:農林水産部農林総合研究センター研究マネジメント室

電話番号:043-291-0151

ファックス番号:043-291-5319

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