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更新日:令和6(2024)年1月19日

ページ番号:8493

「焼きいも食味マップ」を作成~一目で分かる食味変化~

年、サツマイモは焼きいもとしての需要が増えてきています。
こで、品種ごとに焼きいもの特性を科学的に分析し、甘さや肉質をわかりやすくまとめた「焼きいも食味マップ」を作成しました。これにより、サツマイモ産地では甘さや“ほくほく”、“ねっとり”などの消費者の好みに合った肉質のサツマイモの生産・出荷の体制をとることができます。

 

この記事のファイルは下記リンクよりご覧になれます。
「焼きいも食味マップ」を作成(PDF:143KB)

この記事に関する詳しい情報は、下記リンクよりご覧になれます。
サツマイモ主要品種の食味特性と焼きいも食味マップの作成(別ウィンドウで表示)(PDF:204KB)

1成果の内容

(1)きいも食味マップでは、県内で生産されるサツマイモ主要品種を対象に、横軸を甘味、縦軸を肉質として、収穫後の貯蔵期間による焼きいもの食味変化をまとめました。

サツマイモ3品種の「焼きいも食味マップ」

サツマイモ3品種の「焼きいも食味マップ」

「べにはるか」の焼きいも

「べにはるか」の焼きいも

(2)べにはるか」では、収穫後に2か月貯蔵してから焼きいもにすることで、甘味が大幅に増し、肉質が“ほくほく”から“ねっとり”に変化し、おいしくなることがわかりました。これは貯蔵中のショ糖の増加に加え、加熱で生成される麦芽糖が他の品種に比べて多く、デンプン含有率が大きく低下するためです。

2普及の状況

研究成果を基に、香取地域の4つの農協で『「べにはるか」30日以上貯蔵ルール』を運用しています。4農協管内の「べにはるか」栽培面積は293ha(平成29年)となっています。

3問い合わせ先

千葉県農林総合研究センター通加工研究室
043-291-0151(代)

4掲載年月

平成30年1月

お問い合わせ

所属課室:農林水産部農林総合研究センター研究マネジメント室

電話番号:043-291-0151

ファックス番号:043-291-5319

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