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報道発表案件

更新日:令和5(2023)年8月1日

ページ番号:602921

病害虫発生予察注意報(大型斑点米カメムシ類による斑点米発生に注意)について

発表日:令和5年8月1日

千葉県農林総合研究センター

 7月中旬の県の調査において、水田における大型の斑点米カメムシ類(特にクモヘリカメムシ、イネカメムシ)の捕獲虫数が平年を大幅に上回り、過去10年と比較して最も多くなっています。

 また、向こう1カ月間の気温は高いと予想されており、斑点米カメムシ類の発生増加が懸念されます。

 被害の発生を防ぐためには、適切な時期に防除を行う必要があることから、本日、「病害虫発生予察注意報」を発表し、生産者等へ注意喚起をします。

1.斑点米カメムシ類とは

 水稲の重要害虫であり、水稲の籾が成熟していく時期(登熟期)に籾が吸汁されると斑点米となり米の品質が著しく低下します。

本県で確認される大型斑点米カメムシ類は、クモヘリカメムシ、ホソハリカメムシ、イネカメムシ等です。

病害虫発生予察注意報(大型斑点米カメムシ類による斑点米発生に注意)について

クモヘリカメムシ成虫
クモヘリカメムシ成虫

クモヘリカメムシ幼虫
クモヘリカメムシ幼虫

カメムシ卵
クモヘリカメムシの卵

斑点米

斑点米

2.主な防除対策

詳細は別添、令和5年8月1日付け令和5年度病害虫発生予察注意報第1号(PDF:317.1KB)を参照してください。

  1. 防除適期は穂揃期(出穂期3日後)と乳熟期(出穂期から15日後頃)の2回。穂揃期の防除が間に合わない場合でも乳熟期の防除を行う。
    ※出穂期とは4~5割の穂が出穂した時期のこと
  2. ほ場及び周辺雑草地を観察し、斑点米カメムシ類が多発している場合は、ほ場の薬剤防除を行う。
  3. 共同防除を実施した地域でも、薬剤散布後に侵入する成虫やふ化幼虫によって被害が発生することがあるので、発生状況により適宜、追加防除を行う。

お問い合わせ

所属課室:農林水産部農林総合研究センター病害虫防除課

電話番号:043-291-0151

ファックス番号:043-291-5319

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