ここから本文です。

更新日:令和6(2024)年2月28日

ページ番号:8291

水田利用研究室 Paddy Farming and Rice Breeding Laboratory

研究室の基本方向

梅雨寒や夏の高温、秋の長雨や台風などの気象変動に強く、食味や品質に優れる水稲新品種を育成します。また、新品種について、より良い食味・品質の米を生産するための栽培法を確立します。

現在の主な取組

県産米のフラッグシップとなる早生の極良質良食味品種の育成

早期収穫、早期出荷が可能で、産地間の競争に負けない極良食味な特性を持ち、県産米全体のフラッグシップとなる新品種育成が目標です。米の流通関係者から非常に高い評価を受けている早生の奨励品種「ふさおとめ」並みの大粒及び玄米外観品質で、梅雨寒による減収や夏の高温による品質低下にも負けない、極良質良食味な早生品種を育成します。

作期分散による経営規模拡大と低コスト栽培を支援する、極晩生の業務用良質良食味品種の育成

食生活の変化に伴い需要が拡大する、中食、外食等の業務用に適する良質良食味な特性を持つとともに、経営規模拡大による低コスト生産を進めるために、倒伏や病害に強く、収量性が高いなど、低コスト栽培が可能で、「コシヒカリ」との作期分散が可能な極晩生品種を育成します。

「ふさおとめ」育成時の人工交配。

[写真]「ふさおとめ」育成時の人工交配。開花した母親の品種(例「ひとめぼれ」)に、父親の品種(例「ハナエチゼン」)の花粉を振りかけます。

世代促進温室。一年を通じてイネを栽培することで、新品種を速やかに育成します

[写真] 世代促進温室。一年を通じてイネを栽培することで、新品種を速やかに育成します。

 様々な特徴を持つイネの中から、優良な新品種を選び出します。

[写真] 様々な特徴を持つイネの中から、優良な新品種を選び出します。

   

 

【前のページへ戻る】

【農林総合研究センターTOPへ戻る】

 

お問い合わせ

所属課室:農林水産部農林総合研究センター水稲・畑地園芸研究所水稲・畑地園芸水田利用研究室

電話番号:043-291-0151

ファックス番号:043-291-5319

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?