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更新日:平成27(2015)年3月23日

病理昆虫研究室 Plant Pathology and Applied Entomology Laboratory

研究の基本方向

病理分野では、水稲、畑作物、野菜、花、緑化木などの病気を対象に、発生のメカニズム、病気を未然に防ぐ方法、発生してしまったときの対策について研究を行います。また、生産者のみならず消費者からも要望が高い、野菜や果樹の減農薬栽培技術、連作で問題となる土壌病害の対策、花や野菜のウイルス病対策などにも取り組みます。

昆虫分野では、持続的に「環境にやさしい農業」を行うため、化学農薬をできるだけ減らし、天敵やその他の防除法を矛盾しないように防除体系に組み込む「総合的害虫管理システム」の構築に取り組んでいます。

現在の主な取組

環境改善等によるミニトマトの灰色かび病の防除対策の確立

農薬の使用回数を削減するため、ミニトマトの灰色かび病を対象に施設内の温度や湿度を制御して病害の発生を抑制する技術を開発しています。

[写真]結露センサー付き暖房機制御装置本隊とセンサー

[写真]ミニトマトの灰色かび病

 

気象情報を利用した病害虫防除支援情報システムの開発

アメダスなどの気象情報をもとにパソコンを利用して病害虫の発生時期や防除時期をチャート化して示す病害虫防除支援情報システムを開発しています。これまで、ナシ黒星病、ネギべと病、イヌマキのケブカトラカミキリを対象にしたシステムを開発しました。現在ナシのチャノキイロアザミウマを対象とするシステムを開発しています。

 

[写真]ナシ害虫のチャノキイロアザミウマ成虫

[写真]チャノキイロアザミウマの被害により葉がしおれ、落葉したナシ枝

 

 

輸出用植木のセンチュウ対策技術の確立

近年千葉県産植木の人気が海外で高まっています。ところが検疫で植物に寄生する線虫が検出され、輸出が滞る事態が発生し、対策が求められています。そこで、千葉県産ブランド植木への信頼向上と輸出量の安定的増加を図るため、植木における線虫対策技術の確立を行っています。

 

[写真]海外に輸出される植木

[写真]植木の根鉢から検出された線虫

 

生物多様性を活用した害虫防除関係

最近では、天敵をたくさん増やして畑に放すだけではなく、畑にもともといる天敵(土着天敵)を保護して生物多様性の高い環境をつくり、害虫防除にうまく活用する技術が注目されています。千葉県では、ネギ畑にオオムギを間作することや、ナシ園で使う農薬を減らすことで、アザミウマ類やハダニ類の天敵であるカブリダニ類やハナカメムシ類などが活躍できる環境を作る研究を行っています。

 

[写真]ナシのチャノキイロアザミウマを捕らえたニセラーゴカブリダニ

[写真]アザミウマを食べるキイカブリダニ

 

 

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よくある質問

お問い合わせ

所属課室:農林水産部農林総合研究センター病理昆虫研究室  

電話番号:043-291-0151

ファックス番号:043-291-5319

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