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更新日:平成27(2015)年3月23日

特産果樹研究室 Evergreen Fruit Trees Laboratory

研究の基本方向

県南地域の自然環境を活用した暖地性果樹の栽培の研究を進めています。常緑果樹のカンキツ(県内の平成23年度栽培面積174ha)、ビワ(同167ha)及び暖地性の落葉果樹のカキ(同274ha)、キウイフルーツ(同55ha)は県南部の丘陵地帯に適した品目で、地域の基幹作物として大きな役割を担っていますので、適する品種の導入や栽培技術の確立を行います。さらに、ビワでは食味に優れ栽培しやすい品種を目指して、新品種の育成に取り組みます。

また、東京湾横断道アクアラインや館山道、圏央道の整備が進み、県南地域を中心に観光・直売農業が注目を集めています。関係機関と連携をとりながら、観光・直売の果樹栽培を支援する品目の導入や栽培技術を開発します。

  • 暖地向き果樹の優良品種の育成と導入
  • 常緑果樹の施設栽培技術の確立
  • 常緑果樹の良品生産技術の確立
  • 観光・直売に適した熱帯・亜熱帯果樹の栽培技術の確立

現在の主な取組

優良なビワ品種の育成

ビワは寒さに弱いため、寒害の少ない丘陵地帯で労力をかけて栽培されています。そこで、平地でも栽培できるように耐寒性のある品種を育成し、栽培の軽労化と生産性の向上を図ります。

[写真]千葉県で育成した「富房」

ビワの収穫盛期予測式の予測精度と現地適応性の検証

季節商材であるビワは市場からは出荷情報、消費者からはビワ狩り、直売所の開園期間の情報提供が求められています。当研究所で開発した予測式の予測精度と現地適応性を検証し、実用性、改良方法を検討することで、情報発信ができる産地形成を目指します。


[写真]ビワ幼果の測定の様子

観光・直売に適した熱帯・亜熱帯果樹の品種選定と栽培技術の確立

気候が温暖で観光農業が盛んな南房総地域では、熱帯・亜熱帯果樹の導入が始まっています。パッションフルーツとアテモヤについて適した品種を選び、これらの栽培特性を明らかにし、栽培技術を確立します。マンゴーについては品質の良い果実を生産できる8~9月の出荷を目指し、着果管理と枝管理の技術確立に取り組んでいます。

 

[写真]パッションフルーツの果実と花

[写真]マンゴーの果実と花

[写真]アテモヤの果実と花

千葉県に適したカンキツ類の優良系統の選定

(独)果樹研究所で育成している中晩生カンキツ類の品種特性を調査して千葉県に適した系統を選定し、栽培特性を明らかにして観光・直売が盛んな産地に速やかに導入します。

[写真]左:千葉県で生産されている「はるみ」 右:「不知火(しらぬい)」(商品名:デコポン)の果実

県南地域におけるレモン有望品種の特性解明

レモンは南房総地域の特産果樹及び観光・直売農業の有望素材として、新規導入の動きがみられます。レモンの産地拡大を図るため、雨よけ施設栽培、露地栽培において、品種別に栽培条件の影響を明らかにし、千葉県に適した栽培様式を開発します。

[写真]千葉県で生産されているレモンの果実と花

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よくある質問

お問い合わせ

所属課室:農林水産部農林総合研究センター暖地園芸研究所 特産果樹研究室 

電話番号:0470-22-2603

ファックス番号:0470-22-2604

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