ここから本文です。

更新日:平成29(2017)年10月27日

北総の指導力

北総管内の各学校では人生を拓く「確かな学力」を育むことをめざし、指導の改善を図っています。このコーナーでは、北総管内で取り組んでいる授業改善の様子や最新の教育情報等を発信していきます。

 1平成29年度学力向上交流会に向けて(理科編)@四街道市立中央小学校

  • ポイント1~自然事象の中から発見する学習問題作り~
  • ポイント2~見通しを持つ場面での実験方法の検討~

北総教育事務所管内では、四街道市立中央小学校と多古町立多古中学校が平成29年度の実施協力校として学力向上をねらい授業実践を行っています。

四街道市立中央小学校第6年生理科の「体のつくりとはたらき」において、「空気を吸ったりはいたりすることで、何を取り入れ、何をはき出しているのだろうか。」を学習問題とする授業実践が行われました。

理科においては、導入では子どもが目的意識や問題意識をもつことができるような意図的な活動を仕掛けることが大切です。ここは、密閉された箱の中に人形をいれたものを提示することから始まりました。「人形を人と見たてるとこの人はどうなりますか?」の問いに、児童たちは「息ができない。」「酸素が必要。」といった話し合い、呼吸で何を行っているのかという疑問をもちました。自らが問題意識をもった児童たちは、その後の主体的な問題解決活動につながっていきました。

学習問題に対して予想や仮説をたてた後、その予想や仮説が正しいか検証します。「酸素を吸って、二酸化炭素を出している。」と予想した児童は、既習事項をもとに「気体検知管を使って調べる。」「石灰水を使って調べる。」といった考えが出てきました。ここまでは、教科書にも載せられている方法ですが、「はいた息を集気びんに集めてろうそくを入れたら消えるはず。」というアイデアも出てきました。また集気びんにはいた息の集め方としても水上置換法を児童自ら考えて行っていました。

十分に問題意識をもち、見通しを立てた児童は、主体的に実験を進めていく授業実践となりました。

 2平成29年度学力向上会に向けて(国語編)@四街道市立中央小学校

  • ポイント1~プロセス・ゴールイメージ(見通し)をもつ~
  • ポイント2~音声言語でインタラクション(対話)する~
  • ポイント3~文字言語でリフレクション(振り返り)~

授業の様子

四街道市立中央小学校では、主体的・対話的な学びの場の充実に向けた指導方法の工夫について研究を進めています。キーワードは、「見通し」「対話」「振り返り」です。各学年において、児童が興味をもって学習に向かえるような言語活動を設定し、具体的で効果的な手立てを模索しています。

第1学年では、説明文を理解するための補助資料として写真を効果的に使い、活発な話し合いのきっかけとしました。第2学年では、「すきなことをつたえる」、第3学年では「たからものをしょうかいする」それぞれのスピーチに向けて、話し方のモデルに自分のメモをあてはめながら、友だちと2人組または3~4人組のグループで発表練習をしました。第5学年では、3年生に「四街道市ベストスリー」を推薦するために、根拠や理由を明確にしたわかりやすい話し方をめざしてグループで話し合い、練習を進めました。また聞き手は、納得できる点はどこか、支持できる点はどこかなどの観点を明確にした聞き方を心がけていました。

相手意識・目的意識をはっきりさせることで主体的に活動に取り組む姿が見られ、トライ&エラーを繰り返す中で話し方も徐々に練られていきました。

このように、伝えることの楽しさを実感しながら、見通しをもってアウトプットする活動によって児童は主体的に学習に取り組んでいます。

 3平成29年度学力向上交流会に向けて(算数編)四街道市立中央小学校

ポイント1~「思考し、表現する力」を高める実践モデルプログラムの実践

ポイント2~『学びの突破口ガイド』及び『ちばっ子チャレンジ100』の活用

ポイント3~ペア・グル-プ・発表形式等の言語活動を積極的な導入

四街道市立中央小学校の算数科では,研究主題である『思考し,表現し合う児童の育成』の実現に向けて,「<1>プロセス・ゴ-ルイメ-ジをもつ」,「<2>プロセスの充実を図る」,「<3>音声言語で対話する」の3つの手立てを取り入れながら,研究を進めています。この手立ての具現化のひとつとして,上記の3つのポイントをそれぞれの単元及び授業において実践しています。

これまでの校内研修会として,6月に第1学年(あわせていくつ)・第2学年(水のかさをはかろう)・第6学年(文字を使って式に表そう),10月に第2学年(新しい計算を考えよう)・第4学年(計算の約束を調べよう)の授業展開が実施されました。その研究協議では,KJ法に工夫を加えた活発な討論が展開され,先生方の積極的な取組が光るものでした。

授業では,すべての学級で『「思考し、表現する力」を高める実践モデルプログラム』の4つの学習プロセスを重視しながら,ペアやグル-プ活動,発表方法の工夫を積極的に取り入れた授業展開がなされました。特に下学年では,場面絵や具体物の提示,操作活動を取り入れ,上学年では,自分で課題を設定し,互いに問題を解き合い深め合うなど,「対話的な学び」の場面が多く見られました。

さらに,下学年ではペアを中心に活動する場面が多く,上学年ではペアとグル-プを適宜取り入れるなど,学習効果を考えた言語活動の活用場面が印象的でした。

また,学習指導案の「指導計画」では,『学びの突破口ガイド』及び『ちばっ子チャレンジ100』を事前調査やまとめの問題,授業での補充,家庭学習に取り入れ,適切に位置づけられた計画に基づいた授業計画が立てられています。

学力向上交流会当日も,これまでの取組を継続した授業を予定しています。第1学年及び第3学年では,ペア学習を効果的に活用した授業,第5学年では,『学びの突破口ガイド』の問題を活用した授業が予定されています。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁北総教育事務所指導室

電話番号:043-483-1149

ファックス番号:043-486-2919

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?