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更新日:令和2(2020)年3月5日

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14.下総の牧と成田国際空港

平坦な台地を活かした時代のシンボル

空の玄関

 成田国際空港は、首都近郊に位置し、広大な敷地を有した、宮内庁御料牧場を中心とした地域に建設されました。昭和53年に開港し、現在は、4,000mと2,180mの2本の滑走路が供用しており、ターミナルビルも第1旅客ターミナル、第2旅客ターミナル、貨物ターミナルがあり、敷地面積は東京ドーム約200個分の940haになります。

 開港以来の発着回数は300万回を越え、毎日500機以上の飛行機が離着陸しています。年間約3,000万人が利用し、国際航空貨物の取扱量も200万tに達し、平成17年度実績で世界第2位です。このように成田国際空港は、日本の空の玄関として機能し、日本と世界をつなぐ窓となっています。

牧の歴史

 さて、三里塚御料牧場を中心とするこの地域は、江戸幕府が整備した佐倉牧(さくらまき)の一部でした。成田国際空港は、佐倉牧のうちの取香牧(とっこうまき)、高野牧(こうやまき)にまたがった範囲に位置し、現在の旅客第1ターミナル付近に高野牧の馬捕場跡が残されていました。

 明治政府が牧の開墾を決定して以降、佐倉七牧(さくらななまき)の馬は取香牧に集められるとともに、内務省の殖産興業の政策の一環として、アメリカ人の牧羊家であるアップジョーンズ氏を迎え牧羊場が開かれました。その後、取香牧の地に開かれた下総種畜場と合併継続し、明治21年(1888)に下総御料牧場と改称されます。また、明治時代以降、牧の払い下げを受けた民間の牧場が多く開かれ、有名な競走馬も輩出しています。

 広くて平坦な土地であったことから、江戸時代からその地形的特徴を活かした施設が作られたのです。

成田国際空港

成田国際空港

下総の牧

安藤広重が描く牧の風景

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