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更新日:令和5(2023)年12月13日
ページ番号:315088
(こうざきのおおくす)
国指定天然記念物
大正15年10月2日
香取郡神崎町神崎本宿1944(神崎神社)
神崎神社の創祀は、白雉2年(651)とも白鳳2年(673)とも伝えられている。この大クスは神崎神社社殿の右わきにある。周囲は県指定天然記念物「神崎森」に囲まれている。
主幹は明治40年(1907)12月の社殿火災のときに焼失したため、地上から7mほどのところで切断されているが、その根本からでた5本の幹が親木をとり巻き、大きなものは樹高約25mになっている。
クスノキはクスノキ科の高木で、日本では自生せず、大陸から移入されたと考えられる。成長が早く、樟脳の材料とされることでもわかるとおり、防虫成分を含むことから、虫害に強く、各地の社寺で大木が見られる。
この木は古くからナンジャモンジャとして有名である。水戸光圀が延宝2年(1674)にこの神社を訪れたとき、「この木は何というもんじゃろうか」と自問自答したことによるといわれているが、実際にナンジャモンジャという名が広がったのは、文化・文政頃の庶民の旅ブームにのってのことである。
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