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更新日:令和2(2020)年3月5日

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「ちば文化的景観」(4)香取の海と水郷、香取神宮・社叢林のゾーン

1.香取市佐原地区伝統的建造物群と小野川の運河景観

香取市佐原地区伝統的建造物群と小野川の運河景観香取神宮への参詣道である香取街道と小野川下流の岸辺に作られた町並み景観である。佐原の町並みは、室町時代末期の六斎市(ろくさいいち:毎月6回開かれる定期市)を起源とし、香取神宮参詣客と利根川の水運で賑わい現在の町並み景観が誕生した。正確な日本地図を作成したことで知られる伊能忠敬が、商人として活躍した地でもある。平成8年には、千葉県で始めて国の伝統的建造物群保存地区に選ばれている。

2.香取市佐原の水郷の水田と集落景観

香取市佐原の水郷の水田と集落景観室町時代頃までは、霞ヶ浦と北浦を合わせた、後に「香取の海」と呼ばれる大きな湖があり、漁業や水運の面で周辺の地域に恩恵を与えていた。江戸時代には、香取の海へ利根川が流れ込むようになり、土砂堆積が進むとともに、新田開発が行われ、水田の中に水路が巡り、沼が点在する独特の水郷景観が作られた。この景観は、昭和39年以降、大規模なほ場整備事業が行われ、沼や水路は埋め立てられ景観は様変わりし、現在の広々とした穀倉地帯の景観が生まれることとなった。

3.香取市香取神宮の社叢景観

香取市香取神宮の社叢景観香取神宮は、鹿島神宮、安房神社とともに、東国を代表する神社で、武神として広く信仰を集めてきた。国宝「海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)」を始め多くの文化財が残され、社殿の周囲には、古代以来、守り続けられた社叢林が残されている。そこには幹周り3mを超す杉の巨木が林立し、社叢林の緑の中に、檜皮葺(ひわだぶき)の社殿、朱色の楼門、石灯籠などが点在する古代以来の景観が残されている。

4.香取市小野川上流域の谷津田景観

香取市小野川上流域の谷津田景観小野川の上流には台地が浸食されて作られた谷地形があり、現在も森林の緑に縁取られた谷水田が営まれている。この地域は、平安時代以来、香取神宮の神官の領地として開発されていたことが、香取神宮の神官家に残された文書で裏づけられ、古代以来の伝統を確認できる谷津田の景観である。

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