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報道発表案件

更新日:令和5(2023)年11月27日

ページ番号:16337

羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会(定例会)の開催結果について(平成29年7月19日)

発表日:平成29年7月19日

千葉県総合企画部空港地域共生課

「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」では、国土交通省に対し、騒音軽減策等の検討・実施を求めているところですが、本日開催された第26回の協議会において、国土交通省から以下のとおり説明があり、連絡協議会から意見を述べました。

県からの報告事項(羽田空港の航空機騒音に関する苦情件数)

  • 平成28年度に県及び関係市町に寄せられた苦情は148件(前年比146件減)であった。

国土交通省からの説明内容

1航空機騒音の現況について

  • 航空機騒音の測定結果等の航空機騒音の現況について情報提供。
  • 羽田空港機能強化策等の諸般の方策の実施を通じて、今後も騒音軽減に努めたい。

2羽田空港機能強化策及び騒音軽減策について

  • 「機能強化策及び環境影響等に配慮した方策」の実現に向けた進捗状況等の報告。

・低騒音航空機の導入を促すための新しい空港使用料体系を本年4月から導入済。
・北風時の富津沖海上ルートの活用拡大を図るための、海ほたる上の航空灯台の輝度を上げる方策については、平成30年度中の運用開始に向けて準備中。

  • 機能強化策導入後に予想される本県上空の通過機数と具体的な騒音影響等については、航空機運用等の設計中であるため、運用案の概定後、速やかに提示する。

3市民相談会の結果について

  • 羽田空港の航空機運用等に関する「市民相談会」を、昨年12月から本年1月にかけ、県内3か所(千葉・松戸・木更津)で開催し、期間中、計408名の来場者があった。
  • 主な意見としては、市民相談会の開催を評価し広く情報提供を求めるもの、早朝・夜間についての配慮を求めるもの、新飛行経路等による経路の分散を求めるもの、千葉県上空での到着経路の交差解消など現飛行経路の騒音軽減を求めるもの等があった。
  • 市民相談会での住民意見も踏まえ、更なる騒音軽減に取り組むとともに、ニュースレター(情報紙)や市民相談会など様々な手段を活用した情報提供を引き続き実施していく。

連絡協議会としての意見等

  • 本県上空の通過機数など機能強化に伴う航空機の具体的な運用方法等の案と、これに伴う本県への影響を早急に提示し、これらに対する本県側の意見も踏まえて検討を進めること。また、検討に当たっては、住民の生活への影響に極力配慮すること。
  • 既存の飛行ルートにおける更なる騒音軽減等のため、機能強化に伴い示された対策のほか、可能な対策については、引き続き検討・協議のうえ、早期に実施すること。
  • 市民相談会で住民から寄せられた意見について、国としてどのように対応していくのか、住民にも分かりやすく示すこと。
  • 市民相談会の開催など、住民への詳細な説明を今後も丁寧に積み重ねていくこと。

お問い合わせ

所属課室:総合企画部空港地域共生課羽田空港騒音対策室

電話番号:043-223-2283

ファックス番号:043-224-8250

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