千葉港内におけるヒアリの確認について

発表日：令和2年6月23日

県土整備部港湾課
電話：043-223-3836

環境生活部自然保護課
生物多様性センター
電話：043-265-3601

6月19日に千葉港千葉中央地区の民有桟橋に停泊中の船内において発見されたアリについて、専門家による種の同定の結果、6月22日に特定外来生物であるヒアリと確認され、千葉市により報道発表されましたのでお知らせします。

県及び千葉市では、ヒアリが確認された船内と積み下ろしを行った一部の積み荷に対し6月19日に殺虫エサ（ベイト剤）及び粘着トラップを設置し対応したところです。

県では、発生地点付近の公共埠頭においてヒアリ緊急点検を実施するとともに、千葉港保安委員会等を通じて周辺事業者に対し注意喚起をしていきます。

1　県の対応状況

6月19日、県生物多様性センターが千葉市経由で物流業者から、資材の積み下ろしのために停泊中の船内でヒアリを発見したとの情報を受け、サンプルを入手。ヒアリ類の可能性が高いと判断されたため、関東地方環境事務所に連絡しました。

同日、千葉市と協力し船内と積み下ろしを行った一部の積み荷への粘着トラップ及び殺虫エサ（ベイト剤）の設置を行いました。

千葉市と協力して粘着トラップによる調査を継続するとともに、発生地点付近の公共埠頭において、ヒアリ緊急点検を実施します。

また、周辺事業者に対して、千葉港保安委員会等を通じて注意喚起を行います。

本件に関する現場の取材は、地権者や関係者の方々への影響を及ぼすおそれがあること及びヒアリの拡散防止の観点から厳に慎むようお願いします。