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更新日:令和4(2022)年8月22日

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教育・文化・スポーツ

自立をめざして かがやく瞳 光る汗(東金特別支援学校)

平成31年4月17日掲載

再生時間:7分21秒

平成30年度 魅力ある県立学校づくり大賞教育長賞受賞校 東金特別支援学校

県教育委員会では、魅力ある県立学校づくりを推進するため、
他の学校にとって参考となり、優れた成果があったと認められる県立学校を
「魅力ある県立学校づくり大賞」として表彰しています。

平成30年度は、地域にオリンピック・パラリンピックや障害者スポーツを広めることを目的に結成された「オリ・パラ」推進隊活動と、8年間にわたる防災教育活動を通じて地域の防災リーダー的な活動を行っています。それでは、同校の魅力的な取組を御覧ください。

動画の内容

(生徒会生徒)
地域に発信!チーム東金 あたりまえ防災隊、「オリ・パラ」推進隊の活動を通して

はじめに、東金特別支援学校の紹介をさせていただきます。
東金特別支援学校は、昭和48年に県学校初の知的障害を教育する養護学校として開校しました。平成19年、養護学校から特別支援学校になりました。校歌もそれにあわせて新しくなり、今、BGMで流れているものが校歌となります。
これを作詞作曲した方は、なんと、タレントのはなわさんです。すごいでしょう!私たちの自慢の校歌として、大切に歌っています。
紹介はここまでにして、それではより詳しい活動内容を「あたりまえ防災隊」「オリ・パラ」推進隊,それぞれの生徒から紹介してもらいます。

(あたりまえ防災隊生徒)
私たちからは本校の児童生徒主体の防災活動についてお話させていただきます。
本校は8年前から防災教育に取り組み始めました。防災チャレンジプランに参加して、防災についての学習を始めました。はじめに、「あたりまえ防災」について説明します。あたりまえ防災は、東日本大震災の被災地を訪問した先輩達が、被災地の方から教えてもらった教訓で、防災について勉強したり考えたりすることがあたりまえになるように、という思いが込められています。
長く防災の勉強を続けた私たちは、自分達の学んだことをもっと地域の方にも知ってもらいたいと、児童生徒主体の防災委員会「あたりまえ防災隊」を結成しました。現在小学部から高等部まで25名が活動しています。
あたりまえ防災隊の主な活動を紹介します。校内で行われる避難訓練の中で、避難時のルール、身を守ることの大切さを伝えるコーナーを担当し、私たちから全校児童生徒に説明をしています。
「東金市青少年まちづくり活動」の採択を受け、地域の方と一緒に、防災まちづくり活動を行っています。また、私たちはオリジナル防災ソング「あたりまえ防災II」を作成し、校内だけでなく、地域の方にも見ていただけるように動画配信をしています。
多くの市の行事に参加して、あたりまえ防災を地域に広げる活動をしています。
今年度も様々な場所で、あたりまえ防災を披露しました。地域の方も一緒に踊ってくれて嬉しかったです。夏には地域の方を招いて、一緒に防災について考える防災ウォークラリーを行っています。
多くの方々のご協力をいただき、また私たちの活動を知ってもらえたことで、素晴らしい賞をたくさんいただくことができ、私たちの活動の励みになっています。防災活動を引き継ぎ、これからも続けていきたいです。

(「オリ・パラ」推進隊生徒)
東金特別支援学校「オリ・パラ」推進隊についてお話します。
「オリ・パラ」推進隊は、校内や地域にオリ・パラと障害者スポーツを広めていくことを目的に結成したチームです。
オリ・パラ推進隊は、ご覧の内容を中心に取り組んでいます。
まず、「オリ・パラ」キャラバンについて説明します。これは、「オリ・パラ」推進隊が地域の小・中学校に訪問し、障害スポーツやオリ・パラ競技について講師を務めるものです。今年度は、山武市の小・中学校1校づつ訪問しました。
主に、スライドを使っての説明や審判を行ったり、小・中学生と一緒に審判を行ったり、説明・助言を通して交流を図りながら、障害者スポーツの普及に努めています。また、千葉県が開催するオリ・パラ8競技についても紹介しています。

続いて、「オリ・パラ」チャレンジ!です。校内でオリ・パラ競技を誰でも体験できるように、月2回の体験として実施しているものです。推進隊が、ポスターの作成や掲示をしたり、参加を呼びかけたりしています。
これは、フェンシングと車いすバスケットボール体験の様子です。

続いて、「オリ・パラ」フェスでは、今年度、アルペンスキーの三澤拓選手や、陸上競技短距離の高平慎士さんをゲストとしてお招きしました。その際、ゲストのエスコートであったり、司会進行、運営や準備を推進隊中心に行いました。

続いての「オリ・パラ」サマーセッションでは、地域の方が障害者スポーツを体験するイベントを開催しました。推進隊は、事前準備や当日の運営を中心となって取り組みました。

最後に、地域イベントへの参加についてです。これは、東金市のチャレンジドフェスタに参加した様子です。ボッチャや車いすバスケ、レーサー体験を展開しました。
東京2020大会まであと1年。私は、これまでの活動を通して、地域の方に障害者スポーツを楽しんでもらって、やりがいを感じています。
これからも、2020大会が終わっても、地域の方と一緒に障害者スポーツを楽しめるように、活動を続けていきたいと思います。


これからも、防災に強い街づくりや、障害者スポーツをたくさんの人たちに広められるようにがんばります。

以上で、発表を終わります。ありがとうございました。

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