ちばコレchannel > くらし・福祉・健康|ちばコレchannel > 千葉県営水道紹介動画 > ポタリちゃんが教えてくれる!水道水のなぜ・なぜ・どうして?(3)千葉県営水道の取り組み
更新日:令和5(2023)年3月14日
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くらし・福祉・健康
平成29年3月27日掲載
再生時間:5分15秒
徹底した水質管理や災害対策など千葉県営水道の取り組みを紹介します。
※本動画は平成27年度に作成したものです。
平成30年度までの「千葉県水道局」と「千葉県企業土地管理局(旧:企業庁)」が組織統合し、令和元年度から「千葉県企業局」となりました。
動画の内容
スカウター(エムの星の検査機器)で成分を見るエム。
(エム)うーむ、水道水恐るべし…どこからどう見ても安全だ。ここまでの水を作るには、どうやっているんだ?
(ポタリちゃん)いつでも水道水が安全なのは、水を見守ってくれている人たちがいるからなんだ。例えば水源の川や沼では、決められた場所から定期的に水を採って検査しているよ。さらに詳しく調べるために水質センターに運ばれるんだ。
ここが水質センター。水質センターでは、水源の水のほかに浄水場でつくられる水道水が安全か、色々な物質や細菌について厳しく検査しているんだよ
またまたクイズだよ!水道水には、水質基準といって、人の健康に影響がある細菌など51項目を調べることが法律で決まっているんだ。でも、千葉県水道局は、より安全な水を届けるために、もっと多くの項目を検査している。その数、どれくらいだと思う? 1、およそ80項目 2、およそ150項目 3、およそ200項目 さぁどれでしょう!
答えは、3番!法律で決められている51項目もあわせて、およそ200項目を定期的に検査しているんだよ
(しょうた)そんなに!
(ポタリちゃん)また、浄水場にある中央管理室では、24時間365日、水質を監視しているんだ
(エム)休みなしか!
(ポタリちゃん)浄水場を出た後の水を安全なまま届けるために、水道管の中も掃除しているよ。勢いよく水を流すことでサビなどを落として、水が赤茶色になることを防いでいるんだ。それでも古くなった水道管は、順番に取り替えているよ
貯水槽水道地域巡回サービスの写真
(しょうた)あー!このタンク、学校にある!
(ポタリちゃん)これは受水槽といって、水をたくさん使う学校や工場、水を止められない病院などでは、一旦、このタンクに水を貯めてから使っているんだ。この受水槽が汚れていたり、外からゴミが入ったら、せっかく届いた水が汚れてしまうよね。そこで水道局では、受水槽の中を点検したり、大切に使ってもらえるようアドバイスをしているよ。
それに公園など、身近にある蛇口から出る水も定期的に検査しているんだ。
(しょうた)水源の水、浄水場、給水場、蛇口から出る水道水。たくさんの地点で水を検査して、水道水が安全か確認しているんだね
(エム)それに水道管や受水槽の点検や手入れも必要ってわけだな
お母さんが花に水遣りをしている。
(エム)なぁしょうた、あれ、どうしてホースを使わないんだ?
母を見つめる二人
(お母さん)ああ、これ?3日前に汲み置きしておいた水道水をあげているの。もう塩素の消毒効果がなくなったから、お花の水遣りに再利用よ。
(エム)どうして溜めておく必要があるんだ?蛇口をひねれば、水はいつでも出てくるじゃないか
(ポタリちゃん)それはね、災害時に備えるためだよ。
2011年に起こった東日本大震災。千葉県では大規模な断水があったんだ。大きな地震によって液状化現象が発生。水道管が壊れて、水を送れなくなってしまった。そこで水道局は、仮設の給水所を作って水を配ったんだよ
(エム)突然、水道が使えなくなったわけか
(しょうた)トイレもお風呂も使えなくて、すごく困ったんだよね。でも、一番心配だったのは、飲み水!
(お母さん)だからウチでは災害に備えて、汲み置きしているのよ。飲み水だったら1人1日3リットルを3日分が目安!こうして置いておくと、いざ災害が起きても安心でしょ
(ポタリちゃん)この震災の経験から、千葉県水道局では様々な災害対策を一層強化したんだ。例えば、水道管を地震に強い管に替える工事。これにはたくさんのお金と時間がかかるけど、もしものことを考えると必要なことなんだ
(ポタリちゃん)それに万が一断水が発生してしまった場合に備えて、給水車や非常用の飲料水など、必要なものをたくわえているんだ。
これは水道局が参加する防災訓練の様子だよ。
(しょうた)みんな真剣だね
(ポタリちゃん)さらに、水道局では将来のことも考えて計画的に事業をすすめているよ。例えば、栗山浄水場が古くなってきたので、ちば野菊の里浄水場に引越しをする準備をしているんだ。そうすることで、これからも安定して水を届けられるようになるんだよ。
それに環境への負担を軽くする取組みも行っていて、太陽や水の力を利用して電気をつくっているよ。作った電気は浄水場などで使っているんだ
(エム)発電までしているのか!
(ポタリちゃん)また、浄水処理によって出た泥は、建物や橋を作るセメントの原料などにしてリサイクルしているよ。
そして水道局は、海外の水に困っている地域で、みんなが安全な水をいつでも使えるよう手助けをしているよ。現地に職員を派遣して、水道の技術を教えているんだ
(お母さん)日本の水道技術は、世界でもトップクラスなのよね
(しょうた)へぇ~
(ポタリちゃん)未来のことや国際貢献のこともしっかり考えているんだ。 千葉県水道局はこれからもずっと、安全でおいしい水をみんなに届けていくよ。
庭。UFOとともにエムが帰ろうとしている。
(エム)いろんな苦労があって、きれいな水ができるんだな
(しょうた)うん、みんなの水だから、大切に使わないとね
(エム)オイラ、自分の星に帰って“スイドウ”やってみるわ
(ポタリちゃん)がんばってね!
(エム)じゃあな
エム、UFOに乗り込む。
(しょうた)エム、また遊びにおいでよ
UFO飛び立つ。
(エム)そうだな、また千葉の水が飲みたくなったらな~
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