ここから本文です。
ホーム > 県政情報・統計 > 広報 > ちば県民だより > ちば県民だより 令和7年(2025年) > ちば県民だより(令和7年4月号) > ちば県民だより(令和7年4月号)2面・3面
更新日:令和7(2025)年4月5日
ページ番号:755653
一般会計予算総額 2兆1042億円
令和7年度当初予算は、3月に知事選挙を控えていたため、いわゆる「骨格予算」となっています。
人件費、社会保障費などの削減することができない経費のほか、新規事業として防災や防犯対策など、安全・安心の確立に向けて一日も早く取り組むべき事業などを計上しました。
今後、知事選挙の結果を踏まえ、必要な事業を検討し、補正予算に計上する予定です。
問い合わせ先 県財政課 電話番号 043-223-2072 ファックス 043-224-3884
※令和7年3月1日現在の県人口を基に作成
※グラフや表の数値は端数調整の関係で合計が一致しない場合があります。
被災者が速やかに支援を受けられるようにするため市町村と共同でシステムを運用するほか、避難所の生活環境を改善するためのトイレカーなどを整備します。また、視覚障がい者向けの音声対応ハザードマップ※1の導入など防災情報のバリアフリー化を進めます。
※1 ハザードマップ…災害が発生したときに被害が想定されるエリアや避難場所などをまとめた地図
激甚化する災害から県民の生命・財産を守るため、河川改良や海岸保全施設※2の整備、土砂災害対策や農地防災対策に取り組みます。
※2 海岸保全施設…津波・高潮などによる海水の侵入や侵食を防ぐための、堤防・護岸などの施設
犯罪を防止するため、市町村などによる防犯カメラの設置数を増やすとともに、防犯資機材などの整備に対して新たに支援します。また、交通安全を推進するため、飲酒運転の根絶や、自転車のヘルメット着用率の向上を目指した広報啓発を強化します。
将来を見据えた産業拠点の形成を図るため、県内に新たな投資を呼び込める環境づくりを推進します。また、立地する企業への補助制度について、特定のエリアに成長が見込まれる産業分野の工場が立地する場合には補助額を上乗せするなどの拡充を行います。
成田空港周辺地域において、産業拠点の形成に関する事業手法や魅力的なまちづくりに関する施策を検討します。また、京葉臨海コンビナートについて、カーボンニュートラル※3の実現に向けた取り組みを促進するための検討を進めます。
※3 カーボンニュートラル…二酸化炭素などの温室効果ガスの「排出量」から、森林などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすること
中小企業を支援するため、生産性向上などに必要な設備投資に対して助成します。また、窓口・訪問相談や専門家の派遣を実施するとともに、商工団体などによる支援体制の充実を図り、伴走支援※4を強化します。
※4 伴走支援…支援機関が中小企業などに寄り添った支援を行い、持続的発展を促すこと
農作物の高温対策を進めるため、機械・装置の導入に対して助成するとともに、水稲や露地野菜に関する技術の検証・基礎研究を進めます。また、県産農林水産物の新たな販路開拓を支援するほか、新たに開発したノリのブランド化に向けた取り組みを進めます。
北千葉道路や銚子連絡道路、長生グリーンラインなどの整備を進めるとともに、災害時に備えて緊急輸送道路ののり面※5対策を実施します。また、水道管路の耐震化を促進するため、水道事業体に対して県独自の補助を行うほか、路線バスなどの地域公共交通の維持・確保に取り組む市町村や公共交通事業者などを支援します。
※5 のり面…山地の掘削や盛り土などにより作られる人工的な斜面
小児科医を目指す学生への医師修学資金の加算など、小児科医を確保するための総合的な対策を行うほか、君津医療圏における看護師確保のため、保健師等修学資金の貸付額を引き上げます。また、保健所の事務を集約して行う事務処理センターを設置します。
介護事業所の業務効率化のため、介護ロボットなどの導入に対する助成やモデル事業所の養成を行うとともに、介護支援専門員(ケアマネジャー)を確保するため研修受講料を助成します。また、私立幼稚園における医療的ケア児※6の受け入れ体制の整備を支援します。
※6 医療的ケア児…たん吸引などの医療的ケアが日常的に必要なこども
保護者の就労状況にかかわらず利用できる「こども誰でも通園制度」の実施に向けて、県独自の支援を行い施設整備を進めるほか、慢性的な疾病を抱える児童などを支援するための相談窓口を設置します。また、児童虐待防止対策を進めるため、引き続き職員の増員やICT※7を活用した業務改善などを進め、児童相談所の機能強化を図ります。
※7 ICT…パソコンやスマートフォンなどの情報通信機器を活用する技術
県独自の専科教員やICT※7を活用した授業を展開するための専門人材、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー※8の配置を拡充するほか、不登校児童生徒のオンライン授業の対象を中学生に加え小学4から6年生にまで拡大します。
※7 ICT…パソコンやスマートフォンなどの情報通信機器を活用する技術
※8 スクールソーシャルワーカー…福祉機関などと連携し、児童・生徒の問題解決に当たる専門職
教職員が業務に専念できる環境をつくり長時間勤務を改善するため、スクール・サポート・スタッフ※9などを新たに県立高校にも配置するとともに、県立学校などに対する外線電話にワンストップで対応する統一ダイヤルを設置します。また、避難所に指定されている県立学校の体育館に順次空調を整備します。
※9 スクール・サポート・スタッフ…授業準備や掲示物作成など、教員の業務を支援するスタッフ
多様性が尊重される社会の実現に向けて、普及啓発を行うとともに、積極的・先進的な取り組みを行っている県内企業・団体などを表彰します。また、LGBTQ※10に関する相談窓口の対応時間を拡充し、SNSによる相談も受け付けます。
※10 LGBTQ…レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クイア(またはクエスチョニング)の頭文字を取った言葉で、性的少数者の総称
県内在住外国人の増加に対応するため、外国人労働者の帯同家族を対象に、日本語教育や生活オリエンテーション※11を行います。また、外国語による110番通報に迅速に対応するため、多言語コールセンターを設置します。
※11 生活オリエンテーション…在留資格や子育てなどの情報を提供・説明すること
県内への移住・定住を促すため、ポータルサイトの内容を充実させます。また、大阪・関西万博に「発酵」をテーマとして出展するなど、本県の魅力を県内外に広く発信します。
脱炭素化※12の取り組みを促進するため、家庭における住宅用省エネ設備の導入や、中小事業者の設備更新などを支援します。また、残土の不適正な埋め立てなどを防止するため、県内全域で衛星画像を活用して解析し、速やかな是正に取り組むほか、PFOS・PFOA※13による地下水汚染防止のために市町村が行う調査などを支援します。
※12 脱炭素化…二酸化炭素の排出量を削減すること
※13 PFOS・PFOA…有機フッ素化合物の一種で、環境汚染や健康への影響が懸念されている
千葉県誕生150周年記念事業のレガシー(遺産)を未来に引き継いでいくため、県と市町村が連携した芸術祭の令和8年度開催に向けた準備を進めるほか、千葉県文化会館のリニューアルオープンを機に、県民参加型のコンサートを開きます。また、パラスポーツを普及させるため、コーディネーターを派遣し、市町村における相談窓口の設置を支援します。
学校徴収金事務のシステム化や各種手続きのオンライン・キャッシュレス化を拡大していくほか、県税事務所において、オンラインで税に関する相談ができるリモート窓口を試験的に導入します。
利率 国債の金利などを参考に決定
償還方法 満期一括
利払い 年2回
購入可能額 額面1万円から上限なし(1万円単位)
取扱窓口 銀行および証券会社の県内本支店
※取扱窓口は月により異なります。
種類 | 発行月 令和7年4月 |
発行月 令和7年5月 |
発行月 令和7年6月 |
発行月 令和7年7月 |
発行月 令和7年8月 |
発行月 令和7年9月 |
発行月 令和7年10月 |
発行月 令和7年11月 |
発行月 令和7年12月 |
発行月 令和8年1月 |
発行月 令和8年2月 |
発行月 令和8年3月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10年債 | ー | 200億円 | ー | 200億円 | ー | ー | ー | ー | 200億円 | ー | ー | 200億円 |
5年債 | ー | 200億円 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 200億円 | ー |
※発行月・額については、変更する場合があります。
5月の県債は5月12日(月曜日)から募集予定(利率は5月9日(金曜日)に公表)。ホームページでは発行条件や県債に関するQ&Aなどもご覧いただけます。
問い合わせ先 県財政課 電話番号 043-223-2074
HP 県債/千葉県
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください