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更新日:令和5(2023)年12月26日

ページ番号:389175

知事定例記者会見(令和2年7月30日)概要

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日時

令和2年7月30日(木曜日)10時30分~11時7分

場所

中庁舎10階大会議室

動画 令和2年7月30日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について
  2. 東京電力パワーグリッド株式会社との「災害時における停電復旧及び停電の未然防止の連携等に関する基本協定」の締結について
  3. 千葉県災害福祉支援チームの派遣に関する基本協定の締結について
  4. この時期にお勧めの耳より情報(ちばアート祭2020絵画・写真公募展)

新型コロナウイルス感染症への対応について

知事

はじめに、新型コロナウイルス感染症への対応について、お話をさせていただきます。本県の新規感染者数は、ここ3週間、20人を超える日が多い状況でしたが、昨日は緊急事態宣言解除後最多の49人となり、非常に危機感を強めているところでございます。県では、感染防止対策の啓発ポスターを作成し、市町村や関係団体等を通じて、基本的な感染防止対策のさらなる周知を図っているところでございます。先日、県内の接待を伴う飲食店でもクラスターが発生いたしました。本県では、接待を伴う飲食店に対し、ガイドラインの徹底やチェックリストの活用について、個別に文書を送付しているところでございます。なお、一般の飲食店についても、業界団体等を通じて同様のお願いをしているところでございます。県民の皆様には、改めてお願いでございます。感染防止対策が徹底していないお店には決して行かないようにお願いいたします。また、飲食店ではマスクを外す時間が長くなりがちでございます。対策を取っているお店であっても、大声になりやすい多人数での会食は自粛をしてください。

感染者の療養状況については、昨日の時点で、入院患者数は195人、うち重症者数は4人、ホテル療養者数は46人となっております。本県では、医療提供体制を4段階に分けた新たな病床確保計画を策定し、8月1日から運用を開始いたします。なお、最近の感染状況を踏まえ、フェーズ2から運用を開始することとし、計画を上回る514床を確保したところでございます。これまでも、医療機関、医療従事者の皆様には、極めて強い緊張を強いられながら診療を続けていただいているところであり、大変感謝を改めて申し上げます。引き続き御協力をいただきながら、感染状況に応じて、必要な方に必要な医療が提供できるよう、体制整備を進めてまいります。

イベント開催については、段階的に上限人数の緩和を進めておりましたが、8月末までは、現在の「屋外の場合は5,000人以下」「屋内の場合は5,000人かつ定員の半分以下」という制限を維持することといたしました。イベント主催者の皆様は、引き続き、「3つの密」が発生しない席の配置、マスクの着用などの基本的な感染防止策を講じていただくようお願いいたします。

この数週間の感染状況から、感染拡大が収まる気配が見えない、極めて厳しい状況が続いているところでございます。感染をこれ以上拡大させないために、県民、事業者の皆様の責任と自覚を持った行動が重要でございます。そこで、県民の皆様に、こういうときです、もう一度改めて県からお願いを申し上げます。県民の皆様へのお願いでございます。「3つの密」を避ける。人と接するときはマスク着用、このマスクは必ずしてください。それから、多人数での会食自粛。これはどうしても、特に若い人、多人数でちょっとお酒なんか入ったりするとワアッとなるんですね。大きい声を出したりしちゃうんです。だから、多人数での、大声を出したり、そういう会食はぜひ自粛していただきたいと、そのように思います。それから、今度は事業者の皆様にお願いいたします。時差出勤、テレワーク。体調の良くない従業員は出勤させない。そうなんですよ。やっぱり、会社に行くと、上下関係だとか、いろんな仕事があります。そうすると、社員の方は無理しちゃう人がいるんです。これは、しっかりと上司または仲間が見ていて、そういう方は、「いいから休めよ。何しろ体が大事だ」と、そういうことを言っていただきたい。体調の悪い従業員は出勤させない、これをお願いいたします。また、店舗等における感染防止対策の徹底。やっぱり、お客さんは安全だと思って来るわけです。ですから、店舗の皆さん、特に夜の接待を伴う飲食業の皆さん、県としても、県内約2,000店舗の皆さんに、ガイドラインを遵守するように、それから消毒を頼みますよと。それから、自分の店はこういうことをちゃんとしていますと。県が送りましたチェックリストがあります。チェックリストをしっかりと書いて、それをホームページに利用してもらっても結構です。それから、そのチェックリストを店頭に飾ってもらっても結構です。要するに、事業者の人のしっかりとした責任感を持ってやっていただきたい、そのように思います。

さて、実際に、今、もう本当に誰がかかってもおかしくないような状態になってきています。でも、なっちゃったらどうしようか、これが一番心配でございます。今、入院者数、7月29日、195人。しかし、ベッド数は458床ございます。そして、8月1日以降は514床に増えます。それから、うち重傷者数は、現在、残念なことに4名います。人工呼吸器利用者、3名です。ECMO利用者はゼロ名でございます。それから、ホテル療養者数、今現在46人います。しかし、県としては、ちゃんと736室確保しているところでございます。それから、これから、病床、ホテルの療養者室を確保しなければなりません。先ほどずっと説明したとおり、今フェーズ2でございます。そして、1、2、3、4になって、言うなれば最大ピークに達したときにおいて、即応病床数1,200、それから必要ホテル部屋数1,400、これを確保するよう努力し、そのように今向かっております。いずれにいたしましても、一人ひとりが今、自分の命イコールみんなの命、それから社会を守るんだという意識を改めて持っていただかなければなりません。それと、医師、看護師、言うなれば、医療関係、医療従事者の皆さんに大変に御苦労と心労をかけているところでございますが、何とかこれからもよろしくお願いしたいと思います。何しろ、私たち頑張りましょう。

東京電力パワーグリッド株式会社との「災害時における停電復旧及び停電の未然防止の連携等に関する基本協定」の締結について

知事

さて、次に、防災対策の取組を2つお話しいたします。はじめに、災害時における停電復旧及び停電の未然防止の連携等に関する基本協定の締結についてでございます。昨年の房総半島台風では、倒木による電柱の倒壊などによって、広範囲に長期間の停電が発生いたしました。この間、県民の皆様におかれましては、大変不便な生活を強いられることとなり、経済活動にも大きな被害が発生したところでございます。

このため、県では、大規模停電の早期復旧及び停電の未然防止に関して、東京電力パワーグリッド株式会社と連携を図るため、基本協定を締結することといたしました。基本協定は4つの柱により構成されております。1つ目は、災害発生時には、道路の通行を妨げる電柱や、電力復旧作業の支障となっている道路上の倒木などの除去を相互に協力して行うことでございます。2つ目は、大規模停電が発生した際、電源車の配備や倒木の除去作業などについて、情報収集や調整を迅速に行うため、相互に連絡調整員を派遣することでございます。3つ目は、病院など優先的に電力復旧が必要な施設に関する情報を共有し、停電時には電源車を円滑に配備することでございます。そして4つ目は、倒木による停電被害を未然に防ぐため、計画的な樹木の伐採等について、連携して取り組んでいくことでございます。この後、11時40分より、本庁舎1階、多目的ホールにおいて、私と東京電力パワーグリッドの伏見千葉総支社長の出席のもと、協定の締結式を行います。

千葉県災害福祉支援チームの派遣に関する基本協定の締結について

知事

次に、千葉県災害福祉支援チーム「千葉県DWAT」の派遣に関する基本協定の締結についてでございます。大規模災害が発生した際、長期間にわたる避難所生活により、高齢者や障害のある方など、配慮が必要な方の体調悪化などの二次被害を防ぐため、避難所での福祉支援が求められているところでございます。これまで、県では、関係団体とともに、支援チームの派遣体制整備について検討を進めてきましたが、このたび、14の福祉関係団体との間で基本協定を締結することと相なりました。支援チームは、社会福祉士や介護福祉士などの福祉の専門職で構成されます。主な活動は、避難所において、配慮を必要とする方に対し、相談対応や福祉避難所への誘導、車椅子の通路確保といった避難所の環境整備のほか、日常生活上の幅広い支援を行います。なお、本日午後2時より、この場所で協定の締結式を行います。私も出席する予定でございます。近年、集中豪雨による大規模災害が多発しております。県では、昨年の房総半島台風など一連の災害による経験や教訓を糧とし、引き続き、災害に強い千葉県づくりを目指していくところでございます。

この時期にお勧めの耳より情報(ちばアート祭2020絵画・写真公募展)

知事

最後は、この時期にお勧めの耳より情報でございます。今回は、「ちばアート祭2020絵画・写真公募展」を御紹介いたします。「ちばアート祭」は、県民の皆様に選んでいただいた「未来への宝物『ちば文化資産』」をテーマに、あらゆる人々が文化の担い手として参加・体験することができるアートイベントでございます。今年は、一般の方から広く募集した「絵画・写真公募展」を開催いたします。今年度、絵画、写真、インスタグラムの3つの部門で作品を募集し、4歳から88歳までの幅広い年代の方々から、800点を超える作品の御応募をいただきました。応募された方全員の作品は、来月4日から16日まで、県立美術館で展示されます。また、各部門から選定された21の優秀作品については、17日から9月6日まで、千葉ポートタワーで展示を行います。期間中は、県立美術館等での展示に加え、いつでもどこでも作品を楽しんでいただけるよう、パソコンやスマートフォンから全ての展示作品が御覧いただける「オンライン美術館」も開設をいたします。ぜひこの機会に、多彩な千葉県の文化的魅力を、アートを通じてお楽しみください。ありがとうございます。私からは以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いします。まず、本日新たに出されました新型コロナウイルスの協力要請についてお伺いしたいと思います。多人数の会食の自粛と、体調が良くない従業員を出勤させないという2つを今回出された主な理由を教えてください。

知事

若い人の今の世界と私たちが若い頃の世界とはちょっと違うのかもしれません。私たちは、「少しぐらい熱があっても出てくるのが、お前、それがプロだよ」とかいろいろ言われたり、「何だ、そのぐらいどうってことねえだろ」とか先輩に言われたり会社に言われたりすると、無理しちゃうんですね。でも、今はそんなことはやってはいけませんということを、私は改めて、言うならば、特に上司の方にお願いしたいのです。ですから、ちょっとでもおかしいなとか、「体調はどうだ」と、そのように聞いていただいて、少しでも悪いと言ったら、「無理するな。大丈夫だ。ちゃんとこっちでやっておくから。まずは、今は体調を戻すことが大事だ」と、そういうことをはっきり言っていただきたいということで、改めて、まずはそれを一つお願いしました。それから、もう一つは。

記者

多人数です。

知事

多人数、これはよく言われるんです。多人数というのは何人のことなんだと、こう言われるのでございますが、これはそのときにいろいろあるでしょうけれども、一応、千葉県としては、5~6人以上を多人数と、それを目安にしているところでございます。こういういろいろなときにおいて、気持ちも十分に分かりますし、そうでございますが、特に大きな声で話したりとかそういうことは避けていただきたい。この2つは非常に大事ということでお願いしたところでございます。何といっても、改めて言いますが、マスクなんて当たり前のようですけれども、マスク、手洗い、これは大変重要でございますから。今、千葉県は県民の皆様のおかげで2か月間もゼロから1桁でずっと推移してきたんです。ところが、今こういう状況になってからは、もう一度私たちはあの頃に戻って気をつけましょうということを今日改めて県民の皆様にお願いしたのでございます。

記者

ここ最近の感染状況ですが、知事はこれが第2波という認識はございますでしょうか。

知事

千葉県の場合は、昨日、緊急事態宣言解除後最多の49名でございました。全国を見てもいろいろな人数等ありますけれども、まだ私も、これは第2波だとはっきり言えるまでの知見は持っておりません。ですから、これは、しかるべき人、それと同時に、お国のほうも判断し、いろいろな指示が来るのではないかなと、そのように思っています。2次が来ようと3次が来ようと、そういうものに私たちは負けないという、私たちはしっかりと自分たちを守るという、その気持ちだけは持ち続けたいと、そのように思っています。

記者

連休前にお話しされていました「GoToトラベル」に対する考え方や、知事がおっしゃっていました「GoTo千葉」に対する考え方というのは、ここ数日でお変わりないでしょうか。

知事

もちろんです。今、どこの都道府県でも、他の地域から来るというのはみんな嫌がるんですよ。はっきり言ってね。「もうちょっとかな」というような気持ちがあるんですよ。でも、その反面、観光事業者の人は「来てほしいな」という気持ちもある。非常に両立させるということは大変なことですけれども、これをしっかりやっていかなければならないと。私は、千葉県の県民の皆さんに、千葉ってすごいぞと。まさに、東京と神奈川とを合わせたよりも面積は広いし、これだけ素晴らしい景色、風光明媚、海の幸、山の幸、それから果物だってこんなにおいしいじゃないかと。だったら、今回は、外へ行くのではなくて、我が千葉県をもう一度見直そうよと、千葉県を思い切り楽しめるよと。そうすることが、千葉県の経済、言うなれば観光業も含めて、そういうものを活性化できると。そうすれば、今年はみんなが少しでもハッピーになれるのではないかと。そういうような気持ちは今でも変わりません。

記者

最後に、知事は、7月13日に、夜の街でクラスターが発生した場合には休業要請をする一つの指標になるとおっしゃっていたのですが、実際その後に起きてしまいました。昨日も木更津のほうでそれに近いような事象が起きてしまいましたが、例えば、休業要請をピンポイントでするとかそういった考えはございますか。

知事

千葉市におきましては、当該店舗、クラスター、これは自主的にもう休業していると、そのように聞いておりますので、個別に今の段階において休業要請することはございません。

記者

私からは以上です。

記者

1点だけ聞かせてもらいます。病床の確保計画について、8月1日から運用を始めるということでしたが、その計画の中で、今、フェーズ2ということで、1日の患者の発生者数が40人を目安ということになっておりまして、既に昨日49人ですし、その前にも40人を超えているときがありました。なので、これからもっと増えていくことが予想されますが、どのぐらいの段階でフェーズ3に向けて準備を進めていくのでしょうか。ホテルは既に足りていますが、病床が250ぐらい、厳しいと思うのですが。

知事

これは、私どもも、記者さんがおっしゃったとおり、今、段階的に、例えば50が続いたらどうだ、60が続いたら、そういうことを想定しながらやっております。じゃあ、説明してあげて。

職員

健康福祉政策課でございます。次の段階の病床確保につきましても、そちらへの移行も想定して、準備を現在進めているところでございます。おおむね、次の750床につきましても確保できる見込みは立っている状況でございます。

知事

この1,200、1,400は、おおむね確保できている。でも、やはり私たちは気を緩めないで、しっかりと緊張感を持ってやります。

記者

ありがとうございました。

記者

よろしくお願いします。会食の自粛ですが、会食の定義、会食というのが何を指すのか。宴会や飲み会、あるいはお昼のランチも含むのか。知事として会食をどのようにお考えかというところを教えてください。

知事

会食というと本当に幅広いですよね。ですから、私は、会食といったら、皆さんが普通考える、宴会とは違いますよね。ですから、普通に会食すると言ったらおかしいですけれども、普段皆様が、例えばランチ、夜は友人と、それから家族と、4~5人ぐらいでやるのが私は会食と思っております。県といたしましても、4~5人以上を超えるというのは、一応目安として多人数かなと。どうしても多人数になりますと中にはより一層盛り上がっちゃう人もいるので、その後、非常に危ないという、そういうような認識でおります。

記者

そうすると、宴会や飲み会というのはもちろん自粛をお願いして、それプラス通常の会食もという理解でいいですか。

知事

そうですね。ですから、例えば、会食でビール1杯も飲むなとか、そういうことではないんですよ。ですから、それは個人で十分判断できると思うんですね。それと同時に大事なのは、大きい声でワーワー言ったり、そこで歌を歌うやつはいないだろうと思うけれども、そんなようなことは、他人がどうこう言う前に自分で考えて、そして、万が一そういう人がいたら、一緒に会食している人たちが、「こういうときだから、ちょっと抑えようよ」と、この一言というのが大事なんですね。そう思っております。

記者

あともう一点、今、入院者数やホテル療養者数というのは御紹介いただきましたけれども、県のホームページを見ると、ホテルにも病院にも入っていない入院調整中等という人が昨日時点で51人いまして、数の多さに少し驚いたところです。この人数の多さについての知事の御認識と今後の対応について教えてください。

知事

早い段階においてすぐに入院できるような形は整っておりますが、ただ、陽性が出たからすぐ入院しろといっても、それは御家族とのこともあるし、それから用意等もありますし、そういうことでやっているので、要望に関してはこちらが遅れるということはないと思います。

職員

一点だけ、誤解を与えたところがあるかもしれませんが、今、4~5人以上を多人数とありましたが、5~6人以上がということで、よろしくお願いいたします。

知事

ごめん、ごめん、5~6人以上だ。

記者

今話が出たので改めて確認したいのですが、一定の目安という意味では、「5~6人以上」と言うのだったら「5人以上」と言ったほうが県民も明確な判断がしやすいと思いますけれども、これについてはどうですか。

知事

はっきり3人とか2人とか、会食の場合は非常に難しいですよね。だから、「5~6人」という言葉を使ったのでございますが、あとは、先ほど言ったように、おのおのが注意してくださって、そして、周りの方も、こういうときは抑えようよと、こうしようよと、そういう考えを持っていただきたいなと、そのように思っております。

記者

そうなると、少ないほうの5人も含まれるので、5人以上になった場合は県民は自粛を考えたほうがいいということでよろしいですか。

知事

それは、それぞれ考えていただきたいと思います。

記者

分かりました。あともう一つ、先ほど幹事社から質問がありましたが、こういうとき観光とかは他県に出ずに千葉県内で過ごしたほうがいいという話があったと思います。学校の休校の期間があり夏休みがずれ込んだりはしましたが、多くの学校では8月1日から夏休み期間になっており、家族で県内に出かけるケースも増えると思います。そのときに、改めて、出かける際の感染防止の注意点とか、受け入れる側の県内観光施設に求めたいことをお聞かせください。

知事

情報等によると、まず、受け入れ側は物すごく大事ですよね。相当、千葉県の観光業者の方は念には念を入れていると、そのようにも伺っております。その辺の詳しいところはまた後で担当のほうから話すと思いますが。それと、行く側も、「おい、大丈夫かい」じゃなくて、最低限というか、ガイドラインというのはもう十分お分かりになっていると思うんですよね。まずはマスク、それから手洗い、それから、先ほど言ったような宴会だとかそういうのは避けていただいて、あとソーシャルディスタンス、そういうことも言われているわけですから、それと同時に、各施設においてもそのようなことをお願いしていると思いますので、やっぱり、楽しい旅行というのは安心・安全でございますから、双方がしっかりと考えて、そして楽しい夏休みにしていただきたいと、そのように思っております。

職員

本日はお時間が少し短めですので、改めて終わった後に御説明させていただきます。申し訳ございません。

記者

よろしくお願いします。時間がないので1点だけ、現在の感染状況についてです。先日、徳島県知事が、全国知事会としてなのか、知事単独でなのか、分かりませんけれども、緊急事態宣言を都道府県単位ではなく市町村単位で出せるようにしたらどうかという提言をしました。千葉県でも東葛と房総半島では全く感染状況が異なるわけですけれども、このあたりの知事のお考えはいかがでしょうか。

知事

緊急事態宣言というのは基本的に県単位で出されるものではないかなと、そのように承知しています。

記者

それを市町村単位で出すべきだという意見についてはいかがですか。

知事

そういうことを議論することは大変良いことだと思いますし、さっき言った基本的なものがありますよね。だから、国にもいろいろとそういうものが提言として出されているわけですから、これからしっかりとその推移を見てまいりたいと思います。今の段階においては、県が出すものと考えております。

記者

ありがとうございます。

記者

よろしくお願いします。先ほど夏季休暇のお話が出たので、知事御自身の今年の夏の休暇について、どのような御予定でということをお聞かせいただけますか。

知事

8月は夏休みを取ります。そして、まさしく「GoTo千葉」でございます。そういう宿泊施設に泊まって楽しもうと思っております。

記者

自ら「GoTo千葉」を実践ということですけれども、例えば、差し支えない範囲で、どちらに行こうというのは。

知事

もちろん、九十九里とか房総とか、あちらのほうに行きたいなと、そう思っております。

記者

ありがとうございます。

記者

まず、病床確保で、8月1日からフェーズ2に移行するということで、病床とホテルの確保の状況については御説明がありました。フェーズ2は臨時医療施設の計画から準備で、幕張メッセなどが有力視されている臨時医療施設もステージが変わります。ステージが変わることによって、臨時医療施設の稼働に向けた準備で、知事は具体的にどのようなことを進めなければいけないとお考えですか。

職員

健康福祉政策課でございます。臨時医療施設につきましては、今後の感染状況の動向を踏まえまして、準備を進めていきたいと考えております。

知事

記者さんの御心配は分かりますし、これは、これからの状況を見て、まさしくこれは緊急事態だなと思ったら、今まで、私ども、いろいろ精査していたところもありますので、また検討に入りたいと、そのように思っています。

記者

精査していたものが次に検討段階になるということでよろしいですか。

知事

結構です。

記者

あともう一つ、発表案件とは変わりますけれども、知事も夏休みに入られて会見がしばらく空いてしまうので。今年、こういう新型コロナの状況下ですが、終戦から75年になります。知事も、さきの大戦で親族を亡くされていて、終戦75年、結構大きな節目で、だんだん語り継ぐ人もいなくなり、今年はコロナの状況なので、どういった形で慰霊式を行えるのかも検討が必要かとは思いますが、知事としての終戦75年の節目に対する御認識とかお考えをお聞かせいただけますか。

知事

僕は、就任以来毎年、靖国神社には行っています。今年も、靖国神社には、もちろん行きます。県の忠霊塔にも、もちろん参ります。私が生まれたのは昭和24年です。まだ戦争の傷痕が残っているときでございました。そういうのをずっと小ちゃいながらも見て、それから、東京オリンピックがあって、経済成長があって、リーマンショック等々ありました。本当に、今、私は70歳ですけれども、この70年というのはいろんなことがあったなと、そういうふうに感じているところであり、また、今このようにコロナウイルスが全世界に蔓延しているということは非常に悲しいし、それと同時に、こういうときこそ、私たち日本の国民、いや、全人類が一つになって戦っていかなければならない。言うならば、みんながそんな勝手なことを言っていないで、みんな平和のために一致団結しようよと、そういうことも感じますね。

記者

分かりました。ありがとうございました。

記者

よろしくお願いします。病床確保計画についてです。病床を増やすということは、医療施設そのものやスタッフにも負担が増えたり準備などが必要なことだと考えます。実際に全国的な規模でコロナによる経営悪化や人員への負担増などが叫ばれていますけれども、財政的、それから職員のフォロー的な面で、県としてどのようなフォローをしていくお考えかお聞かせください。

知事

病院におきましては、コロナ患者を受け入れていろいろな経営の悪化ということも聞いております。県といたしましては、コロナ患者を受け入れてくれたところには1人当たり50万、それから、これから、病床、空床ですよ。言うなれば、これから、あと100足りない、200足りないかもしれないといった場合において、言うなれば、予約しなきゃいけないわけですよ。そのために、またそれに対しての補償も出さなきゃいけないし、それから、大事なことは、お医者さん、看護師さん、医療従事者の人に、もちろん国からも出ますけれども、県としても少しでも出せるように努力していかなければならないと、そのように思っているところでございます。何しろ、今こういうとき、誰が感染してもおかしくないときでございます。でも、自治体として大事なことは、万が一なったときに、どのような医療提供体制ができるかということが大事なので、私どもは、本当に、正しく、恐れずに、そのように職員一同踏ん張っているところでございます。

記者

ありがとうございます。

内容についてのお問い合わせ先

  • 新型コロナウイルス感染症への対応について
    →健康福祉部健康福祉政策課【電話】043-223-2610
  • 東京電力パワーグリッド株式会社との「災害時における停電復旧及び停電の未然防止の連携等に関する基本協定」の締結について
    →防災危機管理部危機管理課【電話】043-223-2297
  • 千葉県災害福祉支援チームの派遣に関する基本協定の締結について
    →健康福祉部健康福祉指導課【電話】043-223-2313
  • この時期にお勧めの耳より情報(ちばアート祭2020絵画・写真公募展)
    →環境生活部県民生活・文化課【電話】043-223-4165

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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