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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20818

知事定例記者会見(平成29年6月8日)概要

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日時

平成29年6月8日(木曜日)10時30分~10時48分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成29年6月8日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. ちば保育のしごと就職フェスタの開催について
  2. 男女共同参画週間について
  3. ちばGAPについて
  4. 千葉がいちばん千葉県産フェアについて

知事発言

 ちば保育のしごと就職フェスタの開催について

知事

はじめに、「ちば保育のしごと就職フェスタ」の開催について、お話をさせていただきます。
本県の保育士不足は深刻化しており、その確保が課題となっております。そこで、今月10日に、千葉市の京葉銀行文化プラザにおいて、「ちば保育のしごと就職フェスタ」を開催いたします。
ここでは、県内の保育所や児童福祉施設のブースにおいて、対面で、各施設の特色や業務内容、勤務条件などについて詳しく説明をいたします。また、保育の仕事全般に関する相談コーナーもあります。さらに、「採用に向けてのワンポイントアドバイス」をテーマに、「保育の職場就職支援講座」を開催するところでございます。
保育の仕事は子供の命を預かる責任ある仕事でございます。また、子供の成長に向き合う楽しくやりがいのある仕事でもあります。本県では、働く保育士さんが仕事に誇りとやりがいを感じながら、安心して働き続けられる環境づくりをバックアップしてまいります。
保育所などへの就職を考えている方や、保育士資格をお持ちで現在は働いていない方など、たくさんの皆様の御来場をお待ちしております。

 男女共同参画週間について

知事

次に、男女共同参画の取組について、お話をいたします。
今月23日から1週間は、男女共同参画週間でございます。より元気で活力ある千葉県を築いていくためには、男女がともに自分らしく、いきいきと活躍できる環境づくりが大変に重要でございます。
そこで本県では、この時期を中心に、男女のパートナーシップや、仕事と子育ての両立などを考えていただけるよう、2つのイベントを開催いたします。
1つ目は、パネル展の実施です。今月27日から1週間、そごう千葉店で、男女共同参画や、DV防止・被害者支援、女性の活躍に関する情報について、データやクイズなども交え、わかりやすく展示をいたします。
2つ目は、シンポジウムの開催でございます。来月2日に、千葉市の県青少年女性会館において、獨協大学特任教授でコラムニストの深澤真紀さんをお招きし、講演いただきます。講演後も、他のパネリストたちとともに、自分らしい働き方・生き方の実現に向け、経験や考え方などを語り合っていただきます。
今後とも、「男女がともに認め合い、支え合い、元気な千葉の実現」を目指して、全力で取り組んでまいります。

 ちばGAPについて

知事

次に、「ちばGAP」について、お話をいたします。
「GAP」とは、農業の生産工程を、点検・記録・評価する改善活動のことでございます。この活動を行うことにより、農業者の経営改善や農産物の輸出の足掛かり、東京オリンピック・パラリンピックへの食材提供、さらには、農業生産現場における食品安全・労働安全の確保などの効果が期待されることから、本県では、その普及を進めております。
来年2月から、本県版の「GAP」として、「ちばGAP」を始めることといたしました。これは、農業者が国のガイドラインに沿った「GAP」に取り組み、セルフチェックを行った上で、県が指導・評価を行い、農業者のステップアップを支援するところでございます。
「ちばGAP」の本格実施に向けて、来月から制度の試行を始め、本日からテスト産地を募集いたします。対象の農作物は、野菜・米・果樹の3品目でございます。東京オリンピック・パラリンピックへの食材提供や、農産物の輸出などのステップアップを目指す意欲あふれる農業者からの応募をお待ちしているところでございます。
「ちばGAP」の普及により、千葉県農業のレベルアップを図り、より安全・安心でおいしい農産物を、より多くの消費者の皆様にお届けいたします。

 千葉がいちばん千葉県産フェアについて

次に、「千葉がいちばん千葉県産フェア」の開催について、お話しいたします。
本年は、日本とタイ王国との修好通商宣言の調印から130周年に当たります。そこで、タイ王国との交流に向けた「千葉がいちばん千葉県産フェア」を、本日8日から11日まで、イオン八千代緑が丘店で開催いたします。
最終日11日のステージイベントには、私も出席いたします。このイベントでは、バンサーン駐日タイ大使や、地元八千代市の服部市長とともに、タイ王国産の果物をはじめ、本県の旬の農産物、銚子漁港直送の魚、さらには南房総の花などの魅力をたっぷりPRしてまいります。
また、銚子の伝統芸能である「銚子はね込太鼓」やエキゾチックなタイ舞踊の演舞が行われるなど、本県とタイ王国の魅力を存分に感じていただける内容でございます。
さらに、豪華な賞品が当たる「お楽しみ抽選会」も予定しております。
今回のフェアでは、ステージイベントのほかに、本県の農産物や加工品の販売、マグロの解体・即売会、観光のPRなども行います。たくさんの皆様に楽しんでいただけるよう、さまざまな企画を用意してお待ちしておりますので、ぜひ御家族や御友人とお越しくださいませ。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いします。
「ちば保育のしごと就職フェスタ」に関してまずお伺いしたいのですけれども、県では6月補正予算にも人材確保に向けて取り組まれていると思いますが、どういった人材に来てほしいという知事の思いがあればお聞かせください。

知事

そうですね、やっぱりお子さんが好きな方。好きということは、やっぱり愛せることですよね。それと同時に、その子供たちがまさしくこれからの時代を担うわけですから、そういう温かい愛情というのは今大事なときだと思いますので、ぜひそういうお方に入っていただきたいなと、そのように思っております。

記者

保育士の確保に向けては、いろんな施策があると思うのですけれども、加算金であるとか、こういう就職フェスタであるとか、どういった対策が重要だとお考えでしょうか。

知事

それは、大変重労働でございます。意識があっても、そういう気持ちがあっても、平たく言えば給料が非常に安いと、それはやっぱり意欲が損なわれます。そういう意味において、県としてもできる限りの給料加算もやっていかねばならないと、そのように思っています。
そしてまた、そういう免許を持ちながらも、もうちょっとというところに少しでも、県はあなたに期待しているし、金銭の面でも少しでも努力させていただくと、そういうことが少しでも通じればなと、そのように思っております。

記者

続きまして、「ちばGAP」についてお伺いしたいんですけれども、先ほども少し触れられていたかと思うのですが、オリンピックに向けた動きでもあるかと思います。制度開始に向けて込めた思いですとか、どういった期待をこの制度に寄せられているかお聞かせください。

知事

ごめんなさい、もう一度言ってくれる?

記者

県独自での取組ですし、オリンピックを見据えた動き、制度開始かと思います。制度に込めた思いですとか期待するところをお聞かせください。

知事

国内外の皆さんに、本県産のおいしい食材を使った食事をまずは味わっていただきたいなと、そのように思っております。そのため、生産者をはじめ関係団体が、そしてまた行政が一体となって取り組んでいかなければならないし、またそのようにしたいと思っているところでございます。

記者

対象農作物として、野菜、米、果樹というふうに挙げられていますが、具体的にイメージなさるところがあればお聞かせください。

知事

例えば、トマトとかナシとかスイカ等、千葉県はいろいろ豊富でございますので。

記者

イメージとしては、県内での提供をイメージなさっているのか、都内もどんどんアピールしていきたいと考えていらっしゃるのか。

知事

もちろん、千葉県の皆さんにまずは食べていただいて、おい、これはいいじゃないかと。それがより一層首都圏にうまくつながっていけばなと、そのように思っております。
何しろ千葉県は、例えば果物一つとってもいろんな果物があるものですからね。私、よく「千葉県で、知事は何が好きですか」といっても、余りあり過ぎるのでね、そして、その一つ一つがまたうまいものですから、選定に困るときもあるところでございます。

記者

よろしくお願いします。
発表以外なんですけれども、昨日、釣ヶ崎海岸で森会長と一緒に御視察に行かれたと思うのですけれども、森会長から良かったというお話があったとお伺いしました。ほかに何か、一宮に対する評価とか、こういったことを頑張っていかないといけないなとかのお話がありましたら、教えていただけないでしょうか。

知事

まず、記者さんも御同行いただいたから十分わかっていると思いますけれども、環境、風光明媚については合格点をいただいたのかなと。また、お手洗いだとかそういうことも心配しておりました。それは、この間、世界大会ですか、をやったときも、こういうような状態でこうやりましたと馬淵町長も御説明なさったし、それは御理解賜ったと思います。
それと、あと何を言っていたかな。大まかに言うと、そういうところかな。あとは記者さん、あのとき同行して聞いていたことですね。

記者

ありがとうございます。

知事

あと、何しろ私が森会長にお願いしたのは、会長、1回だけじゃなくてしょっちゅう来てくださいよと。そして、地元の皆さん、何しろオリンピックで初めて開催されるわけですから、これは組織委員会としても、やっぱりお国としても、ぜひ盛り上げていただきたいと。
私どもは、九十九里、外房を、これを機に思い切り盛り上げたいし、それと同時に私たちは、大きな課題として、この後をいかに継続し、またより一層の盛り上げに持っていくかということも、私どもは考えているんですがと、いろんな話をしたら、「おお、森田、いいことを考えているな」と。あの人はおもしろい人ですからね。本当に機嫌がいいときは、けんちゃん、けんちゃんと言うんだけれども、悪くなると「おい、森田、このやろう」と言うんだ。

記者

昨日は機嫌が良かったのでしょうか。

知事

前の前の日か、電話したら、「おい、森田、雨が降ったら、おまえ、あれだな。俺は雨は嫌だな」「大丈夫ですよ。会長が来れば晴れますよ」なんて言って。でも、薄曇りで風もなく、非常に気候的にも良かったせいか、非常に機嫌が良かったですよ。大体、千葉へ来るときは機嫌がいいですよ。千葉県はすごく、ここは暖かいからいいとか、果物がうまいからいいとか、だから好きなんでしょうね、いろんなものがあるから。

記者

ありがとうございます。
昨日は話題が盛りだくさんで、チバニアンも申請されました。そちらは県内で喜ばしい声が多数寄せられていますけれども、改めて知事の受け止めは。

知事

これは本当に、まだ決まったわけじゃないから、あんまりワーワー言いませんけれども、これは決まったら大変ですよ。もちろん、日本では初めてだし、それと世界に「千葉」という言葉が発信されるし、また、歴史的に残るわけですから。
それと同時に、こういうチバニアンを認定されることによって、今ちょっと科学離れなんて言われている若い子たちも、より一層興味を持ってやっていただけるのかなと、そのように期待しているところでございます。

記者

最後に、来週から議会が始まりますけれども、県の補正予算など重要な議案が多数提出されますが、知事としてはどういった議会にしていきたいとお思いでしょうか。

知事

そうですね、3月に選挙があったわけでございますので、私がそのとき公約したものに対して、まずぴしっと皆様にお示ししなければならないなと。それと同時に、それだけじゃなくて、私たちがこの千葉において必要だと思うことに関しては、まだすぐできるか否かってあります。でも、道筋は私はつけられると思うんですね。そういうことも考えながらやってまいりたいなと思っております。

記者

ありがとうございました。幹事社は以上です。

記者

よろしくお願いします。
私からは、昨日の森会長の視察の件でお伺いいたします。
昨日、森会長と森田知事がお会いになった際に、森会長の発言で、サーフィン競技がオリンピックで初採用されて、それが東京2020、これは喜ばしいことだし、レガシーにしなければいけないということをおっしゃっていたと思うのですが、その受け止めとして、森田知事はあの一宮の地でどのようなレガシーを具体的に残していきたいとお考えでしょうか。

知事

まず、物的なレガシーもあると思うんですけれども、私は、心のレガシーというのもあると思うんですね。ですから、まずはこの一宮で、釣ヶ崎でサーフィンを、まず行って、やって良かったなと。まず人情がいいね、優しかったなという。俺たちに本当にいい気持ちで試合をさせてくださったなと、そのように思っていただけるということが、もちろん、私はまず一番大事じゃないかなと。
それと同時に、また、気持ちよく思い切り普段の実力を出していただくために、周りの環境も含めて、しっかりこれはやっていかなければならないと、そのように思っております。

記者

おもてなしが非常に大事だということだと思うのですけれども。

知事

はい、そうです。

記者

一方で、馬淵町長からはちょっと懸念という意味で、例えば関係者やお客さんの輸送、トランスポートについてちょっと不安があるということで、例えば上総一ノ宮駅の機能拡充等も今後考えたいという御発言もあったのですけれども、県としてそういったところはどのようなサポートをお考えでしょうか。

知事

これは、やっとスタートした段階でございます。もう日にちもありません。でも、馬淵町長のおっしゃっていることも、これはそのとおりだと思いますし、今、県としてもしっかり、JR等とも御相談しながらやってまいりたいなと。また、場合によっては森会長にも御相談させていただきたいなと、そのように思っております。

記者

ありがとうございました。

 内容についてのお問い合わせ先

  • ちば保育のしごと就職フェスタの開催について
    →健康福祉部子育て支援課【電話】043-223-2355
  • 男女共同参画週間について
    →総合企画部男女共同参画課【電話】043-223-2371
  • ちばGAPについて
    →農林水産部安全農業推進課【電話】043-223-3080
  • 千葉がいちばん千葉県産フェアについて
    →農林水産部流通販売課【電話】043-223-2959

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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