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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20741

知事定例記者会見(平成26年5月22日)概要

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日時

平成26年5月22日(木曜日)10時30分~11時04分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成26年5月22日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 九都県市首脳会議の結果について
  2. 県立博物館のイベント等について
  3. 「ちばアクアラインマラソン2014」について
  4. この時期にお勧めの耳より情報について

知事発言

九都県市首脳会議の結果について

知事

おはようございます。
はじめに、一昨日、都内で開催された「九都県市首脳会議」について、申し上げます。
首脳会議では、千葉県から、「首都圏の国際競争力の強化」について、九都県市共同で国に要望することを提案いたしました。この提案で、私は、「東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、今後、多くの外国人観光客にお越しいただくなかで、受入体制を強化することが必要であり、『ヒト』と『モノ』の流れをスムーズにしていくことが大きなおもてなしである。」と述べました。「そのためにも、成田・羽田の両空港が、互いに補完しあいながら、首都圏の空港として機能を高めていくことが必要である。さらに、圏央道は、アクアラインと一体となって、首都圏を通らずに東日本と西日本を結ぶとともに、都心と成田空港を結ぶ東関道の代替ルートとしても機能することから、大栄・横芝間の18.5キロを早期に完成する必要がある。」と、申し上げ、全会一致で了承されました。

他には、「地方分権改革の推進に向けた取組」の協議の中で、私からは、「臨時的な措置としてやむを得ず発行している臨時財政対策債について、速やかに廃止し、本来の地方交付税として措置すべき。」と申しあげ、特に国に対して強く要求していくこととなりました。このほか、「東京オリンピック・パラリンピックを契機とした文化芸術施策の強化」や「首都圏における水素社会の実現に向けた取組」など各都県市の提案が了承され、国に要望することを決定いたしました。

以上、「九都県市首脳会議」について、ご報告をいたします。

県立博物館のイベント等について

知事

次に、県立中央博物館で開催される催しについて、ご紹介いたします。
まず、千葉市の中央博物館本館では、昨年末に話題となった柏市のネギ畑から見つかったクジラの化石を明後日、5月24日・土曜日から来月22日・日曜日まで公開いたします。十数万年前の地層に埋まっていた全長約8メートルのクジラの大きな頭や背骨の化石、その周辺から発見された、たくさんのサメの歯の化石などを展示いたします。ネギ畑から、なぜ、クジラやサメの歯が一緒に見つかったのか、太古の海の出来事を探ります。また、来月15日の県民の日には、「昆虫標本の作り方」の実演や、土器に触れる体験、小さなお子さんも楽しめる砂絵作りなど、親子で楽しめるイベントも開催いたします。

次に、香取市の中央博物館大利根分館では、企画展「香取海がもたらしたもの」を5月31日・土曜日から来月29日・日曜日まで開催いたします。現在の千葉県北部には、かつて霞ケ浦や印旛沼・手賀沼がひと続きとなった「香取海」とよばれる大きな内海が広がっていました。この周辺から見つかる古墳などの遺跡や、地域色豊かな出土品を紹介いたします。巨大な内海であった香取海を中心とするこの地域でどのような文化が形成されてきたのか。時空を超えて、古の人々の生活に思いを馳せてみてはいかがでございましょうか。

いま、ご紹介した催し以外にも、県立博物館では各館で、様々な展示やイベントを開催しております。特に、6月15日の県民の日は、県内7カ所の県立博物館を全て無料で開放いたします。

この機会に、ぜひ、ご家族やお友達と一緒に、好奇心をくすぐる一日を過ごしていただきたいと思います。

「ちばアクアラインマラソン2014」について

知事

次は、「ちばアクアラインマラソン」の話題でございます。
10月19日に開催する「ちばアクアラインマラソン2014」の参加ランナーの募集は、フルマラソン1.9倍、ハーフマラソン5倍と、合わせて1万7,000人の定員を大幅に超える、たくさんのご応募をいただきました。応募いただいた方全員にご参加いただきたいところではございますが、抽選によりランナーを決定することとし、一昨日から、順次、抽選結果をお知らせしております。

残念ながら抽選に漏れてしまった方にも、まだ、「アクアラインマラソン」に参加するチャンスがございます。「千葉県スポーツ振興基金」では、1口5万円の寄付をいただいた方に、出走権を贈呈する募金を募集しております。いただいた募金については、県内のスポーツ団体や市町村、地域のスポーツクラブの活動を支援する費用にあてられます。こちらは、まだ余裕がございますので、ぜひご応募ください。

また、大会をともに支えていただくボランティアの方を、引き続き募集いたします。ボランティアの方々には、コース沿道での給水や、会場案内など、ランナーのおもてなしに活躍をしていただきます。高校生以上の方であれば、個人のみでなく、ご家族やお友達等のグループ、会社の皆さんでのご応募も可能でございます。大会を盛り上げ、千葉の魅力を全国に発信するたくさんの仲間をお待ちしております。

この時期にお勧めの耳より情報について

知事

最後は、「この時期にお勧めの耳より情報」でございます。
明後日、24日の土曜日に「県民の日」山武地域行事として、「来たいよ☆いち!に!さんぶ地域フェスタ2014イン東金」を東金文化会館で開催いたします。フェスタでは、「さんぶ創作料理チャンピオン決定戦」や、地元産農林水産物の即売等を行う「さんぶ“市”」、「ご当地アイドル」によるライブや、ダンスグループによるパフォーマンス、など楽しい行事が盛りだくさんでございます。

「県民の日」である6月15日の前後には、このほかにも、県内各地域で魅力あふれるイベントがたくさん企画されております。多くの県民の皆様に参加していただき、ちばの魅力を再発見していただきたいと思います。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

おはようございます。地域医療に対する知事のお考えを伺いたいんですけれども、先月、県立佐原病院のある香取市の市長選挙で、その佐原病院と地元が運営する公立病院、小見川病院という病院の再編・統合を主張する候補が当選しまして、先週には、先行して地元が運営する病院のほうの建てかえに向けた準備が始まりました。こうした県立病院の今後が絡んでくる地元の動きを知事としてはどのようにごらんになっているでしょうか。

知事

小見川総合病院の建てかえについては、香取市の意向はまだ確認はしておりませんが、地域医療の充実の観点から、住民の意向に配慮しながら検討していただきたいと思っております。県立病院の役割のことでございますが、保健医療計画において、県立病院は、広域的高度専門的な医療を担う病院としております。よろしいですか。

記者

香取市の意向のほうは確認されていないということでございますが、仮に香取市がこうした構想を持っていて、実現に向けては、県立病院には広域的な高度専門医療を担うというような現医療計画の方針というものがあると思うんですけれども、こうした保健医療計画の見直しを、香取市の構想実現に協力するためには見直しが必要になってくるわけでございますけれども、そうした場合、計画の見直しを検討するようなお考えというのはございますか。

知事

まだ香取市の意思をはっきりと確認していないところでございますし、また一番大事なことは、地域医療の充実、それから住民の意向、これを確かめながら考えてまいりたいと思います。担当部局、何かつけ加えることはありますか、結構ですか、そういうことでございます。

記者

ありがとうございました。

記者

先ほど知事がおっしゃっていた圏央道のお話なんですが、今まで開通の時期をオリンピックに間に合うようにとおっしゃっていたかと思うんですけど、どうなんでしょう、前倒しできるような感じなんですか。時期的なイメージがあったらぜひ。

知事

特に、横芝・大栄間のことですよね。恐縮ですけど、民主党政権時代は、記者さん、ご案内のとおり、予算も1億円ぐらいしかつかなかったんですよ。土地の取得も含めて非常につらいときでございました。でも、それから政権が変わりまして、15億円、そして今(年)度は30億円と、それはもちろん県としても一生懸命、それから地元関係者の皆さんもお願いしたことも大変大きなことだと思いますが、お国も、やっぱり圏央道の重要性、成田空港の代替道路をも含め、それから東日本、首都圏を通らずしてアクアラインを使って西日本という、この人と物の流れのスムーズ、これを今まで以上に評価してくれているところだと思います。

ですから、これは、舛添都知事とも話したんですが、何としても私どもとしてみれば、オリンピックに向けて供用できるように踏ん張ってまいりたいと、そのように思っているところでございます。

記者

具体的に何年とかありますか。

知事

まだね。

記者

なるべく早くということですか。

知事

具体的というか、オリンピック前までには何とか供用できるように、お国にも踏ん張っていただきたいなと、そのように思っているところでございます。

記者

よろしくお願いします。農業の問題の関係で伺いたいんですが、19日に官邸のほうで産業競争力会議が開催された際に、安倍総理が農業に関して、農協改革と農業生産法人の企業の出資の規制の緩和と、農業委員会制度の見直し、これに取り組むんだということで指示を出して表明されたんですが、千葉県も農業県ということでご関心あろうかと思いまして、この総理の出した指示、方針についての知事のお考えがあれば伺いたいというのが1点と、それからもう一点、同じ会議の中で、農業輸出モデル地区を創設したらどうだという提案がなされているんですが、その中に北海道などと並んで、具体的に千葉と。成田など千葉でまず始めて、全国展開を図ったらどうだというふうに、具体的に千葉という名前がここで登場していることに関して、知事がどう受けとめられ、仮にこれが出たときには、千葉県としてやりますというふうに、手を挙げてやるというお考えがあるかどうか、その辺もあわせて伺えればと思います。

知事

非常に難しい問題でございます。本県、農業は、ご案内のとおり、大事な産業であると同時に、今、後継者問題でものすごく悩んでいるところもあるんですよ。ですから、私は、前にも言っていますけれども、農業のみならず今の若い人たちというのは、魅力のあるところには集まってくるものでございます。ですから、私は、農業をもっともっと魅力あるものにしていかなきゃいけない。そのためにおいても、国もいろんな施策を考えていただきたいというものが私の基本的な考えでございます。

今回、お国のほうも、農業を成長産業にするためにどういうことがいいだろうと、いろいろご検討していただいていることは、私は大変いいことだと思っています。ただ、農業というのは、地域で果たす役割も非常に大きいですから、やっぱりお国のほうも、現場の話もしっかりと聞きながら検討していただきたいなと、そのように思っているところでございます。

それから、モデル地区の話ですけれども、こういうことで千葉県という話が出たということは、まさに農業県としての千葉を大変評価してくれているのかなと、単純に言えば、そういう印象を受けたところでございます。

それから、私どもは、お国が指定したから、指定しないからという前に、ご案内のとおり、タイやマレーシアとか、これからもいろいろ考えておりますが、トップセールスをしていろいろやってきたところでございます。ですから、そういうモデル地区に指定されたとしても、はっきりと私どもトップセールスをやっていて、検疫の問題とか原発の風評、そういう問題とか、いろいろあるんでございます。だから、お国のほうもこの辺もしっかり考えていただいて、また、私たちとともに、県と知恵を出し合いながらこれを乗り越えてまいりたいなと、そのように思っているところでございます。

いずれにしても農業というのは非常に大事でございます。一過性じゃなくて、将来をしっかり見据えるためにおいても、現場の話もしっかり聞かなきゃいけないですし、国が適切にリーダーシップをとっていただきたいと、そう思うところでございます。

記者

今のお話の関連で、現場の声を聞いてほしいという場合に、例えば知事としてこの会議の場で何か求められれば、意見を述べに行きたいとか、そういうお気持ちというのはありますか。

知事

呼ばれれば行きますけど、そういう意味で県としてどうだと、お国のほうがそういう申し出があるならば、私としてもできる限り回答はさせていただきたい、意見を申し上げさせていただきたいと、そのようには思っております。

記者

どうもありがとうございます。

記者

お世話になっております。人口減少と定住促進というテーマでちょっとお話を伺いたいんですけれども、基礎自治体が中心になろうかと思うんですが、定住を促進するような補助金を出してみたりとか、そういった動きが、これまでは地方部、東北であるとか山陰であるとか、そういったところでは当然あったんでしょうけれども、最近は、首都圏の基礎自治体においても、定住促進の補助金施策を打ってこられるところが多いと。それはやっぱり人口減少がある程度のところまで来て危機感が強まっているというふうに、私は思ったんですけれども、知事ご自身、定住促進というものに対してどういうふうなお考えを持っているのか、首都圏でもそういったことが起こるぐらい人口減少が厳しくなっている危機感があるのかどうか、その辺のあたりについて、ご感想というかお話を伺いたいんですけれども。

知事

新聞報道によると、いろいろなお考えを持って、例えば補助金等も含めて、子育て支援も含めてこうしよう、ああしようというアイデアが出ていることは、私も承知しているところでございます。ただ、まずは、さっきちょっと農業問題で言いましたけれども、魅力がなければ、もし住んでもらったら幾ら補助金を出しますよとか、こうですよ、ああですよといっても、一過性にしかすぎない、一時的なものにしかすぎないと思うんです。ですから、私、千葉県としては、たとえ少し時間はかかったとしてもしっかりとしたもの、産業も含めて、環境も含めて、治安も含めて、子育て、それから教育も含めてしっかりとしたものを、1年や2年じゃなくて、やっぱり5年、10年というスパンで固めていくということが大事なのかなと。そうすると、それだけしっかりしたものの中に必ずや皆さんが、千葉県いいなと、住みたいなと、そのように思ってくれるんではないかなと。だから、そのとき何とか一匹でも魚を多く釣ろうと思ってそういうことをやるんじゃなくて、しっかりと将来を見据えた施策というのが大事じゃないかなと、そのように思っております。

記者

よろしくお願いします。冒頭に出た九都県市首脳会議でも知事の提案に入っていましたけれども、りんかい線と京葉線の直通の問題ですけれども、千葉市の熊谷市長も、知事がリーダーシップを発揮されて実現に向けて運動していくことを歓迎されているようですけれども、知事が考える効果と今後のアプローチの仕方、どういった形でやっていきたいとお考えか、お尋ねしたいんです。

知事

これは記者さん、十分に調べているからわかると思うんですけれども、利便性ですよね。これからオリンピックも大いなる視野に入れていかなきゃいけないし、そのためにスムーズになるということは、まさしくおもてなしの一つではないかなと、そのように思っております。ただ、これはJRの問題もございます。ですから、この間、舛添さんとも話したんですけれども、はっきり深くまでは話していません。それよりも、オリンピックを成功させるためには、先ほど言ったように、お客さんが乗り換えるのに重い荷物を持っていかなきゃいけないというんじゃなくて、1本で行けるように、そういうふうにしていくことも、これは東京さんとしても大事じゃないかなと、そこまで話しました。そうしたら、舛添さんも「そうだよね」と話して、これはお互いにいろいろ知恵を出し合おうというような、そのような感じでございました。だから、千葉市長も今、いろいろとお考えになっているでしょうから、いろんな人がいい知恵を出してもらえれば、またそこにいい知恵が生まれるという、私はそのように思っているところでございます。

記者

確認ですけど、舛添知事とお話しになったのは、九都県市会議の前後でということですか。

知事

そうですね、その前にもそういう話はしていますけどね。

記者

よろしくお願いします。覚醒剤の件でちょっとお伺いしたいんですけれども、先週も小学校の先生が大麻所持ということで質問があったところなんですけれども、その後、芸能界のほうでもチャゲ&アスカのアスカさんが逮捕されるということで、薬物の広がりというのがより深刻化していることが浮き彫りになったと思うんですけれども、県として、今後、県民の薬物乱用を防いでいくために、どう取り組まれていくかというのと、使ってしまった人の立ち直りが大事だと思うんですけども、そういう人たちを支援していくアイデアなどがあれば教えていただければと思うんですが。

知事

最近、ニュースで賑わしている歌手の方が、報道によると、長い間やっていたということも聞いております。でも、本当に、こんなことは言語道断で、まず他人がどうかという前に自分の体がぼろぼろになっちゃうということは今に始まったことではない、何回も何回も言っているんですよ。それがまたどうしてやるのかなというのは、私は本当に不思議でならないんですけど、こういうことはあってはならないし、それと同時に、売ったやつも、私は徹底的に重罰にしなきゃいけない、厳罰にしなきゃいけないと思いますよ。要するに誘ったやつですよね。そういうことも考えていかないと、なかなか絶つことは難しいんじゃないかと、そのように思っております。だからもちろん千葉県民といいますか、国民に、日本国でそういうことがあっちゃいけないですし、県民に対しては、何回も私たち、コマーシャルやっております、だめだと、絶対だめなんだと。こんなことをやったら自分の将来がなくなるんだと。それよりも自分の体がぼろぼろになるよと。そうしたらどうするんだ、家族は。そういうことを、今回のああいう報道を見て、もう一度頭にしっかり入れていただきたいと思います。

そして、どのように更生させるか。これはまた難しいことで、一部の報道によると、そういうことをやった人というのは、半分以上また戻っちゃうという話も聞きますし、これはお国がしっかりと、そういう人たちと向かい合って、専門家の人たちの意見を聞きながら対策を練っていただきたいなと思います。いずれにしても、覚醒剤、薬物なんかやったら自分がだめになるんですよ。それをもう一度、私たちは再認識しなきゃいけないと、そのように思います。

記者

よろしくお願いします。知事は、オリンピックの治安対策の一環として、県内の移動交番車両を東京都のほうに貸し出す用意があるということをお聞きしたんですけれども、舛添知事とはどのようなお話になって、現状、どうなっているかということをお伺いいたします。

知事

そのときは、私、こういうことを言ったんですよ。「オリンピック、オリンピックと言って、東京といろいろ話をして、あいつは千葉県を売り込むことしか考えていないんじゃないかとか、そういうふうに思われるのは、僕は本当に嫌だ」と言ったんです。これは千葉県の問題でもないし、東京都の問題でもない、言うなれば日本国の問題なんだと。ですから、我が千葉県は、こういうことをやらせてくれとか、こういうことをどうじゃなくて、東京がメインなんだから、そこで千葉県が何をできるかということを、俺は出していきたいと。舛添さんに言ったのは、治安、これは大きな売り物と言ったら語弊があるかもしれませんけれども、これはやっぱり世界が認めるところでございます。その中において、我が千葉県は、移動交番というのを50台持っていると。それを、例えば各会場だとか繁華街だとかそういうところに、交番機能を有しているわけですから、プラス通訳の方を乗せるとか、そういうふうにしてやっていったら、外国人のお客様に対しておもてなしの一つになるんではないかなという話もしました。

それから、コンビニ防犯ボックスの話もしました。何しろ、交番をつくるよりも10分の1の費用でできるよと。それと同時に、コンビニというのはどこでもあるし、地域に定着している。そういうところにコンビニ防犯ボックスを置いたらどうだろうと。そのような話をして、都知事も非常に興味を持っておりました。よろしゅうございますか。

記者

ちょっと戻っちゃうんですが、りんかい線と京葉線の直通のことで、柏市だったか千葉市だったか、自治体で、京葉線の使用者に、直通が実現したら利用してみたいかとか、そういう意識調査をやる方向という話も聞いたんですけれども、県としてはそういった具体的なアクションについて何か考えているんですか。

知事

それは千葉市さんがやるって聞きましたね。お客さんにとっては直通がいいに決まっていますからね。だから、私はお客さんが、利用者の方が反対だというご意見は少ないんではないかなという意識は持っております。

記者

アンケートそのものをやるとかじゃなくて、何かそういった直通実現に向けての具体的なもくろみというか行動予定を持っていらっしゃるかという、そういう意味なんです。

知事

これは、まず根元のほうから少しずつ少しずつ積み上げていかないとだめだと思っています。ですから、東京都さんも含めて、まず知事と話して、それから事務方同士で話して、それから一つずつ積み上げていって、やっぱりみんながハッピーになるようにもっていかなきゃならないです。じゃあ、おまえ、何をやっているんだと、まだ入り口でございます。先ほど言ったように、まず問題提起して、これをどうしようと。あとはお互い事務方同士で、どういう形がいいかということを話し合っていこうじゃないか、ここまで来ております。その次はこれからでございます。担当部局、何かありますか、進めること。

職員

交通計画課でございます。先ほどのアンケートにつきましては、千葉市の協議会に、我々もオブザーバーとして参加をいたしますので、その中で課題の共有と取り組みについての認識の共有を図ってまいりたいと思っています。

そのほか、今ほど知事が申し上げましたとおり、今後、関係者の理解の形成、そして、最後は事業者のご判断に委ねるところでございますので、さまざまな課題解決に向けて、まずは事務的に調整を進めたいと考えております。以上です。

記者

おはようございます。先日、ゴールデンウィークの観光客の入込状況が発表になったんですけれども、この中で宿泊客の状況を見ると、南房総とか九十九里地域では減少傾向にあると思うんですけれども、これの背景には、圏央道の木更津・東金間の開通とか、そういう交通アクセスの改善によって、日帰りするお客さんが増えているんじゃないかというところがあると思うんですが、夏の観光シーズンに向けて、宿泊客をどうやって増やしていくのか、何か知事のご所見はありますでしょうか。

知事

ゴールデンウィークの場合は、どうしても休日の日にち的な問題とか、天気のこともありました。それで、実際にあまり便利になると、泊まらないんじゃないかと、日帰りが多くなったんじゃないかと。これはね、人間っていうのは、僕らもそうですけれども、初めから重いものを持っていかないですよ。まずは、軽くさっと流してみたいなと思う。そうか、こういうところがあったか、ああいうことがあったか、だったら次は一泊してここを見ていこうじゃないかというのが大体、私も実はそうなんですけれども、旅行者の持っている気分というのがあるんじゃないかなと思うんです。ですから、私は、まず道路がスムーズになったということは人の流れがよくなる。そして、あとは、ここが大事なんですよ、あとはその地域、地域でいかにお客様が通ったときに、ここに泊まってみたいな、ここの景色はいいな、ここで何を食べたいなと、そう思わせるように発信していかなきゃだめです。それがなかったら、黙っていたら通っていっちゃいますよ。お魚がいっぱい通っているんだったら、いいえさをやってつかまえるように努力しないといけません。言い方が悪かったかもしれませんけれども。そのように、やっぱり地域、地域で努力しなかったらこういうものというのは、ただ、ああそうか、何となく人が増えたような感じだなで終わっちゃいます。だから、地元の努力というのは、私は、大変大事だと思う。それをしっかりと県は後押しをしてまいりたいと、そのように思っています。

記者

それと、ポスターにもありますけれども、アクアラインマラソンのハーフが5倍という倍率だったんですけれども、この数字の受けとめについて、お願いします。

知事

やっぱり前にやったときに、多くのランナーの皆さんがアクアラインを走ってみて爽快だったという話がすごく話題になったと同時に、フルマラソンのときの最後の35キロから大変な地獄のようなアップだったと。そんなような話も出たりして、いろんなことがあったと思うんです。でも、私、本当を言うと、フルマラソン、少し減るのかなと思ったんです。でも、前よりも増えているんです。それと同時に、今度は「私、フルマラソンは無理だけど、せめてアクアラインのあそこだけでも通ってみたい」という人が、今回相当数いたんじゃないかなと。それと同時に、特に女性が多いと聞いています。ですから、私は、大体私たちがもくろんでいたとおりになったのかなと、そのように感じているところです。

記者

どなたか知事の芸能界のお友達とか、出走される予定とかはありますでしょうか。

知事

これからどんどん話しかけていってやってみたいなと。また、以前と違った、もう少し発信の仕方というのを考えていきたいなと。また、6月になったらいろんな形で皆さんにお知らせすることがあると思います。

記者

ありがとうございました。

内容についてのお問い合わせ先

  • 九都県市首脳の結果について
    →総合企画部政策企画課【電話】043-223-2207
  • 県立博物館のイベント等について
    →教育庁教育振興部文化財課【電話】043-223-4807
  • 「ちばアクアラインマラソン2014」について
    →教育庁教育振興部体育課【電話】043-223-4107
  • この時期にお勧めの耳より情報について
    →環境生活部県民生活・文化課【電話】043-223-4160

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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