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更新日:平成29(2017)年2月10日

知事定例記者会見(平成26年2月6日)概要

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日時

平成26年2月6日(木曜日)16時00分~16時46分

場所

本庁舎1階多目的ホール

項目

  1. 平成26年度当初予算案について
  2. 平成25年度2月補正予算案について
  3. 平成26年度組織の見直しについて

知事発言

 平成26年度当初予算案について

知事

はじめに、平成26年度当初予算案について、ご説明いたします。

資料1「平成26年度当初予算案について」の1ページをご覧ください。囲みの中に予算編成の基本的な考え方を記載してございます。

平成26年度当初予算については、厳しい財政状況の中でも、「くらし満足度日本一」の千葉の実現に向け、1つとして、総合計画「新輝け!ちば元気プラン」の3つの基本目標を着実に推進すること、2つとして、国の補正予算を積極的に活用し、平成25年度2月補正予算と一体で切れ目のない予算とし、県内経済の活性化を図ること、3つとして、徹底した事務事業の見直しや歳入確保に取組み、持続可能な財政構造の確立を目指すこと、以上を基本的な考え方として編成いたしました。

3ページをお開きください。
一般会計の当初予算規模は1兆6,143億1,300万円で、前年度比、1.9%の増となっています。この内訳ですが、総合計画の推進として、4,227億300万円を計上いたしました。その他、人件費、社会保障費、公債費等の義務的な経費などで1兆2,063億2,900万円となっています。

4ページをお開きください。ここから、15ページまで、今回の予算の特徴をまとめてございます。
平成26年度は、「くらし満足度日本一」に向け、しっかりとした基盤をつくる年、と位置付け、「県内経済の活性化」、「くらしの安全・安心の確立」、「子ども・子育て世代への支援の充実」、「医療・福祉の充実」に重点的に予算を配分いたしました。

1つ目の県内経済の活性化について、ご説明いたします。
2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会を県内経済の活性化に最大限活用してまいります。このため、特に、海外に向けた千葉の魅力発信や観光資源の魅力向上を進めてまいります。
また、千葉の魅力のひとつである、美味しい農林水産物を内外に発信していくため、生産・販売体制の強化、担い手の育成にも取り組みます。さらに、道路網などの基盤整備も推進してまいります。
まず、魅力発信の取組みとして、東京湾アクアライン通行料金800円を継続するとともに、10月19日の「ちばアクアラインマラソン」の開催にあわせ、参加者に宿泊施設の優待券を配布するなど、さまざまな観光・物産PRを行ってまいります。また、千葉の魅力を効果的に取り上げる、映画、テレビ番組等に対する助成を新たに行うなど、メディアを効果的に活用してまいります。

5ページをご覧ください。
東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けた予算として、今後の戦略的な施策を官民一体となって検討していくための経費や、オリンピック出場を目指すジュニア世代の選手強化事業への支援を計上いたしました。
県産農林水産物の販路拡大や外国人観光客の誘致を進めるため、アジア地域で、私がトップセールスを行うとともに、現地での交通広告や海外バイヤーを招へいした商談会を開催いたします。また、本県への観光客や教育旅行が増加している東南アジアに、さらに観光ミッション団を派遣するとともに、外国人観光客の要望の高い公衆無線LANの整備を進めていくモデル事業を行います。また、観光ウェブサイトのリニューアルを行うとともに、観光地の魅力向上に向け、トイレなどの観光関連施設の整備や、宿泊・滞在型観光を促進する取組みへの助成を拡充します。

次に、6ページ、7ページをご覧ください。
産業振興、雇用、新エネルギー、基盤整備等の取組みです。
中小企業振興資金については、過去最大となっている融資枠5,700億円を継続するとともに、今後、市場拡大が見込まれる健康・医療分野について、中小企業とのマッチングを行い、本県の成長産業として育成していきます。
茂原にいはる工業団地及び袖ケ浦椎の森工業団地については、実施設計に着手するとともに、関西地区への専門員の配置やトップセールスなどで、企業誘致を強力に推進してまいります。また、アクアライン、圏央道沿線の活性化のため、沿線の農林水産物、観光資源、産業技術等を活用した新商品・新サービスの創出を進めていきます。
再生可能エネルギーなどの推進については、住宅の太陽光発電や家庭用燃料電池などへの助成、避難所や防災拠点への太陽光発電等の導入を進めるとともに、「洋上風力」などの海洋再生可能エネルギーについて、研究してまいります。
また、近年、減少傾向にある本県の園芸農産物の産出額を回復し、消費者に新鮮で美味しい農産物を安定的に供給するため、千葉県園芸協会の体制を見直し、県、全農千葉、農協などの関係機関が協同して、オール千葉の体制で園芸農業の競争力を強化していきます。

8ページをご覧ください。
農業の国際競争力を強化するため、新たに農地中間管理機構を設置し、耕作放棄地の解消と担い手への農地集積を強力に推進してまいります。
また、イノシシ・シカなどの野生鳥獣による農業被害の防止については、市町村などが行う捕獲事業や防護柵の設置に対する助成を拡充いたします。

9ページをご覧ください。
北千葉道路につきましては、引き続き整備を進めていきますが、特に市川市・鎌ケ谷市間については、早期着手に向け道路構造の変更など都市計画変更に向けた作業を進めてまいります。
また、外環道のアクセス道路や、圏央道から南房総、九十九里、香取、銚子など、観光地へのアクセス道路の整備を推進するなど、きめ細かな道路ネットワークの構築を図ります。
圏央道大栄・横芝間については、新たに、国から千葉県土地開発公社が用地買収事務を受託し、県が債務保証を行うことで事業の促進を図ります。
その他、国道410号が片側交互通行となることに伴い、円滑な交通を確保するため、房総スカイラインを無料とすることや、金田西地区土地区画整理事業の区画道路整備などについて、予算を措置いたしました。

10ページ、11ページをご覧ください。
くらしの安全・安心の確立についてです。
千葉県が将来にわたり発展を続けていくためには、まず、県民生活の安全・安心をしっかりと確立することが必要です。安全・安心なまちは、オリンピック等で千葉を訪れる外国の方に対する「おもてなし」でもあると考えています。
このため、中央防災会議が公表した新たな地震被害想定を踏まえ、本県の詳細な被害想定を調査するとともに、様々な地震に対応した応援受入計画を策定します。また、避難勧告や避難指示などの緊急情報については、県民がテレビやスマートフォン等で、即時に確認できるシステムを整備します。
九十九里海岸の津波対策である堤防のかさ上げ・増設や、県立学校の耐震化については、平成27年度末までに完成させるため、事業費を大幅に増額いたします。また、衛生研究所の建て替えや橋りょうの架け換えなど、県有施設・インフラの耐震化を進めます。
道路・河川管理施設、公園などの長寿命化計画の策定を進め、計画的な修繕・改修を行うとともに、一層の交通環境の向上を図るため、舗装道路修繕事業を拡充いたします。
地域防災力の強化に向け、消防団への入団促進と活性化を図るとともに、訓練機能を大幅に強化した消防学校と防災研修センターをあわせて整備してまいります。
防犯対策としては、昨年11月に開始したコンビニ防犯ボックスを継続するとともに、ひったくりや車上荒らし等の未然防止のため、防犯カメラの設置に対する助成を拡充します。
また、「不法ヤード」については、捜査支援システムや捜査用ビデオカメラの整備を大幅に拡充するとともに、すべてのヤードへ立入調査を実施するなど、対策を一層強化します。

12ページ、13ページをご覧ください。
子ども・子育て世代への支援の充実についてです。
人口減少・少子高齢化が進む中で、県内外の方から「選ばれる地域」づくりを推進していくため、より一層千葉の魅力を高めていく施策の検討を行います。
待機児童の解消に向け、民間保育所の保育士の給与水準引き上げのための助成などを拡充するとともに、放課後児童クラブ等への支援も増額し、子育て支援体制の充実を図ります。また、子ども医療費については、入院は中学校3年生まで、通院は小学校3年生までの助成を継続します。
児童虐待については、児童相談所職員を増員するほか、市町村や関係機関への研修を行い、相談体制の充実を図ります。
いじめ対策では、総合的ないじめ防止基本方針の策定を進めるとともに、高校・中学校に配置しているスクールカウンセラーの相談時間を拡充した上で、新たに小学校にも配置いたします。
学力向上については、放課後の補充学習等を行う学習サポーターを派遣するとともに、高校生の海外留学に対する助成を拡充するほか、国の「スーパーグローバルハイスクール」制度を活用して、国際的に活躍できる人材の育成を進めてまいります。
特別支援学校の過密化・教室不足については、高校や小中学校の空き校舎を活用した新設校の整備を加速いたします。
また、私立学校経常費補助については、国の標準単価に上乗せする県単独の補助単価を拡充し、高等学校では1万5,500円、幼稚園では2,800円といたします。

14ページ、15ページをご覧ください。
医療・福祉の充実についてです。
地域医療を支える人材の確保のため、医師や保健師などの修学資金の貸付枠を拡充するとともに、病院内保育所への助成の増額や、看護師学校の整備に対する助成を行います。
救急医療体制の強化のため、救命救急センターの医師確保などへの助成を増額するほか、東千葉メディカルセンターの整備費用の一部を助成し、今後の円滑な運営を支援します。
住み慣れた在宅での高齢者の生活を支えるため、24時間対応の訪問介護看護サービスの普及や、こうした介護事業所等と連携した、サービス付き高齢者向け住宅の整備について、県単独の補助制度を創設します。
また、特別養護老人ホームについては、1,300床分の助成を行い、平成26年度までの計画目標である2万4,000床を確保いたします。
障害者の生活を支えるため、障害者就業・生活支援センターの支援員の増員や、グループホームへの支援、強度行動障害者に対する適切な支援実施のための研修などを行います。

以上、予算の特徴を申し上げました。
ご説明いたしました事業については、別冊資料に詳細を掲載しておりますので、ご参考にしていただきたいと思います。

次に16ページ、17ページをご覧ください。
一般会計の歳入の状況ですが、
<1>の県税については、景気の回復や消費税率の引き上げに伴い、約540億円と大幅な増加を見込んでいます。
<2>の地方譲与税についても景気回復等の影響で、160億円の増を見込んでいます。
<3>の地方交付税ですが、臨時財政対策債と合わせた実質的な地方交付税は、県税が伸びていることなどから、110億円の減を見込んでいます。
<7>の県債については、県税収入が伸びたことなどによる年間収支状況の改善に伴い、退職手当債を見込んでいないことや、臨時財政対策債も減となる見込みのため、約264億円の減となっています。

18ページ、19ページをご覧ください。
歳出の状況ですが、
<1>の人件費については、職員給与の復元などにより、約88億円の増となっています。
<2>の社会保障費については、高齢化の進展などにより、約134億円の増、
<3>の投資的経費については、災害復旧事業や直轄事業負担金の減などにより約25億円の減
<4>のその他消費的経費については、税関係交付金の増などにより約102億円の増、
<5>の公債費については、臨時財政対策債の残高増などに伴い、約98億円の増となっています。

20ページ、21ページをご覧ください。
地方債の状況です。
まず、県債発行についてですが、平成26年度の県債の発行額は、2,367億円で、前年度に比べ264億円の減となっています。
次に、県債残高ですが、平成26年度末の県債残高は、3兆358億円となる見込みで、前年度に比べ増加となっています。
これは、地方交付税の振り替えである臨時財政対策債の増加によるものであり、建設地方債等については、458億円減少しています。

当初予算につきましては、以上でございます。

 平成25年度2月補正予算案について

知事

続きまして、資料2の「平成25年度2月補正予算案について」をご覧ください。

資料の2ページを、お開き願います。
一般会計の補正予算規模は、495億3,700万円の増額で、補正後の予算額は、1兆6,508億800万円となりました。
補正の内訳は、国の経済対策に係るものが、280億1,100万円の増額、事業費の確定に係るものが、239億7,400万円の減額、県有施設の長寿命化の推進や公債費の増加に対応するための基金に係るものが、455億円の増額、となっています。

3ページをご覧ください。
主な歳出補正予算の内容ですが、まず、国の経済対策に係るものです。
道路、河川海岸、港湾など公共土木施設や農業水利施設、漁港などについて、老朽化対策を中心に国の補正予算が措置されましたので、これら事業を増額しております。3ページから5ページにかけて記載してございます。

6ページをご覧ください。
特別支援学校の整備については、平成26年度に予定していた工事を前倒しして実施いたします。
その他、医療施設の防災対策として、診療所等が行うスプリンクラーの整備に対する助成を新たに計上いたしました。

7ページをご覧ください。
国からの交付金による基金の積み立てです。
国の補正予算で、基金事業に対する追加措置があったことなどにより、緊急雇用創出事業等臨時特例基金や安心こども基金、次の8ページにあります、農地中間管理事業等推進基金など、8つの基金に約130億円を積み増しいたします。

9ページをご覧ください。
事業費の確定により、人件費、社会保障費、公債費等を減額いたします。

10ページをご覧ください。
県有施設の長寿命化等の推進や公債費の増加に対応するための基金積立でございます。
まず、県有施設長寿命化等推進基金を新たに設置し、355億円を積み立てることといたしました。これは、老朽化した県有施設の建て替えや大規模修繕等に備え、今後の財政負担の軽減・平準化を図ろうとするものでございます。
県債管理基金については、今後の公債費の増加に備え、安定した財政運営を図るため、減債基金分として100億円を積立いたします。

次に、地方債の状況ですが、11ページに記載してございますので、後ほどご覧いただきたいと思います。

12ページをご覧ください。
年間収支についてですが、歳入は、景気回復に伴い、県税収入や地方譲与税が増加したことなどにより、579億円の増額となりました。
歳出では、人件費や社会保障費などの確定減や執行段階の経費の節減などがあるものの、税関係交付金が増額となることや、基金への積立を行うことなどから、全体で454億円の増額となりました。
この結果、125億円の一般財源が確保でき、今年度は退職手当債を発行しなくても年間収支は均衡する見込みとなりました。

予算につきましては、以上でございます。

 平成26年度組織の見直しについて

知事

最後に、資料3の「平成26年度組織の見直しについて」の1ページをご覧ください。
平成26年度の組織につきましては、県民のくらしの安全・安心の向上や県内産業のさらなる競争力の強化を図りつつ、新たな行政需要や県政の喫緊の課題に対応するための必要な人員を重点的に配置いたしました。

主な組織改正について申し上げます。
まず、県民生活の安全安心体制の強化として、振り込め詐欺や悪質商法対策など、取組みを一体的に行うため、県民生活課の業務を、生活・交通安全課の業務と統合し、「生活安全課」に改めます。
次に、農林水産物の生産振興・販売促進・輸出拡大に向けた体制強化として、マーケット需要に対応した力強い産地づくりと、国内外への販売促進の取組みを強化するため、生産販売振興課を「生産振興課」と「流通販売課」に分割・再編いたします。

2ページをお開きください。
農林総合研究センターの機能強化として、組織横断的な研究マネジメントや特に重要な研究課題に取り組むため、「研究マネジメント室」と「最重点プロジェクト研究室」を設置します。
また、これまで育種研究所が行ってきた新品種の開発を本場と水稲・畑地園芸研究所に移管・統合いたします。
次に、県有施設の老朽化に対応し、長寿命化等を推進するため、総務部に「資産経営課」を新設いたします。
がんセンター建て替えに伴う体制強化として、平成30年度の新棟開設を目指し、着実に事業進捗を図るため、病院局経営管理課内に「病院建設室」を新設します。
最後に、いじめ対策を強化するため、教育庁の指導課生徒指導室を「生徒指導・いじめ対策室」に改め、体制の強化を図ります。
私からは、以上でございます。

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質疑応答

記者

よろしくお願いします。まず、当初予算の件なんですけれども、厳しい財政状況の中でもということなんですが、一番これが目玉だという事業は、知事がお考えになっているのはどれなのかということと、県債残高が3兆円を超えまして、県税の景気の回復とかいう状況もあるんですけれども、依然厳しいと思います。この財政状況をどうやって乗り越えていかれるのかというお考えをお聞かせください。

知事

まず、1つ目の質問でございますが、私は「くらし満足度日本一」、この基盤をしっかり考えてやらなきゃいけないというのが今回の予算の原点でございます。ですから、目玉というのはこの基盤でございます。例えば、東京湾アクアラインが継続になったと。それから、メディアを、皆さんに本当に協力していただいておりますが、より一層の協力を賜りながら、千葉の魅力を発信してまいりたいなと、そのように思っております。
また、オリンピック・パラリンピックにおいては、官民が連携した戦略検討会議を催す、これも大きな目玉かなと、6年後に向けてね。それからやっぱり、安心・安全。コンビニ防犯ボックスでございます。これもしっかり検証し、よければ県内全体に、全県に広めたいなと、そう思っているところでございます。
それから、私学助成、これは本当に私学というのは、私、各学校建学の精神にのっとって、これは大変重要だと。個性を伸ばす教育をしっかりやっていただきたいなと。そのような思いで6年連続して引き上げてまいりました。県単独でございます。今回は、高校が1万5,500円、幼稚園が2,800円とすることにいたしました。こういうことも大きな目玉の一つだと思っております。
それから、保育所、老人福祉施設整備、子育て支援、福祉・医療の充実、今、申し上げたようなところが今回の基盤でもあり、今回の目玉と、そういう認識のあるところでございます。
また、県の借金でございますが、3兆を超えているということでございます。それは、お国の立て替えの部分もあるのは、記者の方も十分ご案内だと思いますけれども、しかし、今、県税、それから(地方法人)特別譲与税等が増えているといっても、これはいつまた逆転になるかもわからないので、この辺をしっかり、私ども、今回ちょっとよかったじゃなくて、こういうことも、いざ何時のときに控えて、しっかりと基金等も含めて考えてまいらなければならないと、そのように思っているところでございます。

記者

ありがとうございます。もう一点、3月で間もなく東日本大震災から3年になりますけれども、今までもこれまでいろんな事業をされてきたと思うんですが、現時点で知事が、これまで県の復興状況等をどう分析されているのかということと、それを踏まえて、来年度の予算案にはどういった点を特に重点を置いて配分されているのかというお考えをお聞かせください。

知事

まさしく自然の災害というのは、本当に私たちも予測できないし、こんなものだろうというそういう想定もできないところでございます。しかし、我が千葉県、東北はもっと大変だったんでございましょうけれども、我が千葉県においても大変甚大な被害を受けたところでございます。しかし、県民、そして我が県庁の職員、みんな一丸となってこの復旧・復興に努めたと思っております。そういう意味においては、いい方向に行っているんではないかなと、そのように思います。例えば、九十九里海岸の津波対策として、堤防の嵩上げだとか、造設について、それから県立学校の耐震化、そういうことも含めて、これから私立学校の耐震化への助成、そういうものも含めて、県としてはいつ何時のことに備えて、今、しっかりとやっているところでございます。

記者

東京五輪の2020年の開催が決まったこともあって、予算案の中にもかなり東京五輪を目指したといいますか、見据えた事業があるかと思うんですけれども、その中で、ジュニア強化事業というのが新しく入っています。千葉の若い子どもたち、若い選手に2020年の東京五輪でどのような活躍を期待されているかというのを、ちょっと一言教えていただけますでしょうか。

知事

お国も強化を一生懸命やっていることは十二分に理解しているんですが、これは6年後でしょう。言うなれば、若い人たちが6年後迎えるわけですけれども、県としても、ただ、「頑張れ、頑張れ」だけじゃなくて、そういう助成をして、少しでも皆さんが頑張りやすくなるような環境を整えていかなければならないということで、また、これはどのような形でどのようにしていくかということは、また関係者間でしっかり協議をさせていただきながらやってまいりたいなと、そのように思っております。

記者

よろしくお願いします。総合計画の3つの目標の中で経済対策ということで一番大きな予算額を計上していると思うんですけれども、今、千葉県が置かれている経済状況をどういうふうに分析しているかということと、今回の予算を経済の活性化にどうつなげていきたい、その辺の意気込みというかお気持ちをお聞かせください。

知事

大変幸運にも、今、景気の回復により、県税、(地方法人)特別譲与税が伸びていることは大変いいことでございます。ただ、何でもそうなんですけれども、いいときもあれば悪いときも必ずあるんですから、悪いときを想定するというとおかしいですけれども、そういうときにも備えなきゃならないと、私は思っているところでございます。だから、そういうのを基金等も含めて私どもは考えていかなきゃいけないし、何しろ県の借金も減らしていかなきゃいけないし、そういうことを考えながら、今回予算を組んだところでございます。しかし、やらなければならないところは、ぴちっと予算組みしていかないといけないと思っていますので、そういう意味においては、今回は、ちょっと気持ちが豊かな部分もあったかなと、そのように理解しているところでございます。

記者

気持ち的に豊かになった、やらなければいけない、逆に積極的にやるべきところとして、経済対策、ここを重点として計上したと言えるところはどういうところなんでしょうか。

知事

まず、圏央道ですね、記者さん、十分ご存じのとおり、圏央道をうまく活用していかなければならない。私はトップセールスいたしまして、言うならば企業誘致でございます。そういうものを圏央道を使うことによって、言うなれば、“成田空港・大空港”“羽田空港・大空港”、両方とも1時間以内で私どもは使えるすばらしい県ですよと。そういうことをアピールしながら、私は、茂原の工業団地も含めて、そういうのを推進していくとともに、県のPRをしてまいりたい。
あと、観光においては、道の駅等も含めて、今度は、より一層、風通しがよくなりますから、そのPRを私はやってまいりたいなと、そのように思っているところでございます。
あと大事なことは、圏央道がどんと、うまく風通しがよくなった。それから、言うなれば、観光地へのアクセス、これをしっかり整備していかなければならないなと。南房総、九十九里、香取、銚子ですよね。この辺の、よく串と言いますけどね、真ん中あって、視線をちゃんと、串状と言うんでございますけれども、そういうものをぴしっとやっていくことが本当の意味の観光振興につながるのかなと、そのように理解しているところでございます。

記者

1点だけ。今回、補正のほうですけれども、長寿命化のための基金を設けられたりとか、組織改正の中でファシリティマネジメント、老朽化する資産について対応するための部署を新設されたいとか、要は、朽ちていくインフラに対する対応を強化しているなというイメージがすごくあるんですけれども、例えば皆様方、毎年その、建設債というのはだんだん減らしてきていて、全体の残高自体は増えているんだけれども、建設は減っているということなんですが、今後、朽ちていくインフラを補修するとか、長期化するとか、そういうことをする場合に、建設債というのは今後将来にわたってどうなっていくんでしょうか。要は、少しやっぱり増やしていかなければいけないのか、資金調達のため、たくさん発行しなければいけないのか、それともやっぱり、さはさりながらどこかを削りながら、インフラの整備に充てていくのか、そのあたりのお考えを教えていただけないかと。

知事

そうですね、大体人情としてそんな借金が増えたくないですよね。それは当たり前のことですけれども、でも、こういう経済というのは消費税もあります。よく言われるのは、今、駆け込みでちょっとよくて、その後はへこむんじゃないかとか、いろんなことを言われている中でございます。ですから、私たちは、その1点だけを見ちゃいけないと思うんです。その後もしっかり見ていかなきゃならない。そのためには、私は、今の時点において、建設債はこうだ、何はこうだというのはちょっと控えたいなと。それはこれからやっていく段階において、適切に対応していかなければならない。しかし、借金は少しでも減らしていかなきゃならない。これは、私ども頭を絞りながらハンドリングしていこうと、そのように思っているところでございます。

記者

よろしくお願いします。県の財政健全化計画では、財政調整基金を4年間で300億円積み上げるというふうになっていますけれども、今回、財調への積み立てというのは、ほとんど積めてないような部分もあると思うんですけれども、そのあたりの見通しというのはいかがなんでしょうか。

知事

財政調整基金というのは、言うなれば貯金ですからね、そこのハンドリングというのはいろいろあるわけでございますけれども、私は、必要ならば、預金高が多少減ってもぴしっとやっていくべきではないかなと、そのように考えているところでございます。ですから、その辺のこと、ちょっと課長、経済の見通しを。

職員

財政課でございます。財政調整基金の300(億円)という形なんですが、今年度もそうだったんですが、決算の段階で、決算の剰余金が出る、その剰余金の2分の1は積み立てるという、こういう考え方で今まで臨んできておりますので、現時点では、25年度の決算の状況を見て、財政調整基金のほうへの対応を考えていきたいと考えております。

記者

それと、今回新規事業が結構いっぱいあると思うんですけれども、知事がやりたかった事業でやり切れなかった部分というのはあるんでしょうか。

知事

人間、欲を言ったら切りがないのでございますけどもね。でも、私、先ほど別の記者さんがおっしゃった質問でほとんど答えた。あれが私がどうしてもやりたかった部分でございます。予算規模にしたらもうちょっと上げたかったとか、そういうのはございます。でも、ほぼいい形になったのかなと、そのように思います。
知事としてもっとPRという意味においては、私、もっと、この間、マレーシアに行っても、相当、可能性があります、あそこ。だから、私は、海外へのプロモーションというのを、本当はもっともっとやりたいなと思っているところでございます。これが、例えば私が行かなくても、もっとフォローアップということで職員も含めて、副知事も含めてやっていったら、私は、意外と東南アジアにおいての千葉というのは相当の位置を占めてくるんではないかなという感じを持っています。ですから、先ほど言ったように、欲を言ったら切りがございませんけれども、でも、当初言いましたように、今回の「くらし満足度日本一」の基盤が、まあまあ今回、これで頑張ろうという気持ちでございます。

記者

また予算のことで恐縮なんですが、外国人観光客の誘致ということで、幾つか新規事業も入れられていると思うんですけれども、千葉の優位性を生かす、あと東京オリンピックを最大限活用するというふうにおっしゃっていましたけど、外国人観光客の誘致のために、今、千葉がやらなきゃいけないこと、何が欠けているか、今後、どういうことを千葉の魅力アップのために必要か、それをどういうふうに予算に盛り込んだのか、その辺をちょっとお聞かせください。

知事

これは私、いつも言うんですけども、美味しいものを食べたり、きれいなものを見たりしても、ちょっとと言ったときに、言うなればお手洗いですね、これが汚いと、全部だめになっちゃうんですよ。記者さんもそうでしょう、行っておわかりでしょう。ですから、私は、就任以来何とか、まず公共のトイレをきれいにしようと。これがほとんどうまく、成果が上がってきている。
それから、民間の事業者ですね。初め、半分県が補助していたんですが、なかなかうまくいかない。さんざん、私行って言うんですよ。「今、ここでね、ちょっとお金をかけたら」「それより」と言うんじゃないですよ、皆さん。例えばよくニュースで出るでしょう、あそこでこんな大きな豪華なお手洗いができたと言ったら、そのお手洗いを見に行くだけでも人が集まるんですよと。ましてや我が千葉県、特に女性に来ていただきたいなと。まずお手洗いをきれいにしましょうと。でも、半分はというので、今回、3分の2を県が補助しようと。全部で幾らだったっけ。

職員

(財政課)2億円でございます。

言い間違えのため、下線部を訂正しました。

知事

大体2億円の予算額をとっているところでございます。それから、私は、オリンピックに向けて、実は昨日、八王子に都知事候補の舛添さんの応援に行ったんです。そのときにも言ったんですけど、やっぱりオリンピックに向けて、道路網の整備ですね、言うなれば、成田空港の代替道路ないでしょう、どうするんですかと。それは圏央道の横芝・大栄間をきちっとやること、アクアラインをやることですと。これがイコール東日本から西日本は首都圏を通らずに行くということですよと、そういうことを、私、話したんです。言うなれば、そういう人と物がスムーズに流れることも、私は大きな外国人観光客に対してのプラスだと思います。
それから、やっぱり何といったって人情ですよ。例えば、そば出すのに「はいよ」って出すんじゃなくて、これは私が丹精込めて、言葉はわからなくていいんですよ。わからなくてもいいけど、やっぱり人間って顔でわかるんですよ。そうして出してあげたら、「サンキュー、ベリーマッチ」と言えばいいですよ。「プリーズ、カム、アゲイン」と言っていればいいんです。そういう人情というのは最高のおもてなしだと、そのように理解しておりまして、県民の皆様にもそれをお願いしていくつもりでございます。

記者

2点、伺います。1点目は、予算についてなんですけれども、今回の新規事業の中で、オリンピックというものをかなり強く意識した施策が並んでいるんですが、知事は今回の予算の時間軸について、オリンピックコースの一つ、千葉県の飛躍の年で位置づけて、意識して編成されたのかどうかという点と、あと、2点目が、組織についてなんですが、ヤード対策班を設置されましたけど、その狙いと、あと、全国初になるかもしれないヤード条例の制定後、見込みといいますか、現状はどのようで、どうしているかを伺います。

知事

まず、オリンピックを見据えて予算編成やったのかということです。はっきり言って、例えば、何か競技を千葉県で開催するということじゃないですから、これね。舛添さんともそうだし、あと、組織委員会の森会長とも私、ぜひお話をしていきたいなと思うんですけれども、では、千葉県においてどういうことができるかということを、私は、例えば強化練習場にしたいとか、いろいろありますよね。ですから、私、これは予算がどうというよりも、まず意識。各市町村で、うちはこういうものだったらオリンピックに応援できるよとか、供与できるよとか、そういうものをぜひ上げさせたいなと、そう思います。では、記者さん、おっしゃるとおり、オリンピックのためにどうかと言ったら、先ほど言ったように、おもてなしの部分ですよね。ああいうもので大いにオリンピックを応援することになると思うんですよ。特に、圏央道のたった18.5キロだから。あれをオリンピックの前にやらなきゃだめなんだ。何とかアクアラインは、あそこは戻らずに済んだ。あれをやるということは、私はオリンピックに対しては大変な協力になっていくと、そのように思っているところでございます。ですから、今回のオリンピックを見据えてこれだけをしましたということは、特にはございません。
あと、ヤード。これね、本当に、私、この間もいろんな写真を見ましたけど、ちゃんとやらないといかんですね。特に囲っちゃっているからわからないですよ。今まで、そういう立ち入りして検査する、権限がなかったんですよ。これを早くやらなきゃいけない。これは私どもも考えておりまして、一日も早く条例を上げたいなと、そのように思っているところでございます。県内に(約)430あるんですね、ヤードが。何しろそれが要するに自動車盗難ですか。そうなったり、何か変な解体をするようなところがある、言うならばグレーゾーンのところもあるわけですよ。そういうところがないように、ぴしっと私どもは健全な仕事をしていただくように、県としても対応してまいりたいと、そういうふうに思っています。

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 内容についてのお問い合わせ先

  • 平成26年度当初予算案について

→総務部財政課【電話】043-223-2076

  • 平成25年度2月補正予算案について

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