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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20715

知事定例記者会見(平成25年7月18日)概要

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日時

平成25年7月18日(木曜日)10時30分~10時46分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成25年7月18日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 「福祉のしごと就職フェア・inちば」の開催について
  2. 「子ども参観日」キャンペーンについて
  3. 夏の交通安全運動の実施について
  4. チーバくんファンとの交流企画について

知事発言

 「福祉のしごと就職フェア・inちば」の開催について

知事

おはようございます。
最初は、「福祉のしごと就職フェア・inちば」の開催について、お話をいたします。
急激な高齢化の進展などにより、福祉や介護の分野では、人材の確保が大きな議題となっているところでございます。
そこで、県では、福祉関係の仕事への理解を深めていただくとともに、福祉の仕事を目指す人の就職を支援するため、7月21日に、幕張メッセで「平成25年度第1回福祉のしごと就職フェア・inちば」を開催します。
当日は、157の社会福祉施設や事業所のブースで、直接、担当者から職場の環境や、どのような人材が求められているのかなどの、話を聞くことができます。
また、相談コーナーでは、福祉関係の様々な職種や資格の取得方法をわかりやすく説明いたします。
さらに、「就職フェア」に先立って開催する「福祉のしごとセミナー」では、福祉の現場で働く先輩たちから、仕事の内容ややりがいなどを直接聞くことができます。
福祉の仕事は、たくさんの人から「ありがとう」と感謝される、とてもやりがいのある仕事でございます。
福祉や介護などの仕事に興味を持っている皆さん、学生の皆さん!自分に合った仕事を見つけるチャンスですので、ぜひ参加してください。

 「子ども参観日」キャンペーンについて

知事

次に、「子ども参観日」キャンペーンについて、お話をいたします。
今の子どもたちは、「将来の夢を描きにくくなっている」とか、「『おはようございます』『ありがとうございます』」といった挨拶もなかなかできない」、「人とのコミュニケーションが苦手だ」、などと言われております。
こうしたことに対しては、私たち大人がきちんとした手本や生き方を見せていくことが、何より大事なことだと思います。

今度、県庁でも「子ども参観日」でお子さん方がいっぱい来てくれるんですけど、私は、昭和30年代だから、小学校2、3年のころかな、父親が刑事だったもので、警視庁にたまたま何かで親父と行ったことがあるんですけど、そうしたら、あるところの部屋に入っていったら、それこそ、一番怖そうな刑事さんが来て、「おう、坊や、よく来たな、お父さん、頑張っているぞ」と声をかけてくれて、頭なでてくれた。これ、今でも私、忘れないんです。子どもだからじゃないんです。やっぱり自分たちも子どものころというのは、ほんとに、そういう声をかけてもらうというのはうれしいものです。なおさら自分の両親が働いているところに来て声かけられたら、うれしい。ですから、私は担当部局に言ったんです。子どもたちが来て、みんな緊張しているんだと。そうしたら、職員は必ず子どもたちに「こんにちは」とか、「よく来たね」とか、そういう声をかけろと、私は担当部局に強く言ったところでございます。

こうしたことに対しては、私たち大人がきちんとした手本や生き方を見せていくことが、何より大事なことだと思っております。
昔から、「子は親の背中を見て育つ」と言われますが、今の子どもたちは、親の働いている姿を見る機会が少なくなっております。
そこで、県庁や県内の協力企業などで、子どもたちが、親や大人の職場を訪問する「子ども参観日」を実施いたします。
「子ども参観日」のねらいは、子どもたちが親の働く姿に触れることによって、親が社会に貢献していることを知るとともに、家庭で仕事の話をするきっかけとなることで、「働く意味や楽しさを知ること」「家族のコミュニケーションを促進すること」にあります。
県庁では、7月24日に、職員の子どもを対象に「子ども参観日」を行います。
当日は、県議会の議場などを見学した後、働いているお父さんやお母さんの仕事ぶりを見学します。
そして、親子で一緒に帰宅し、働くことの大切さについて、家庭でも話し合ってもらいたいと思います。
また、夏休みの期間を中心に、県内17の企業などでも、それぞれの特色を生かした「子ども参観日」を実施していただける予定となっているところでございます。
昨年は、「お父さんの働いている所には、書類がいっぱいあってびっくりした。」とか、「仕事の内容やお父さんの仲間を知ることができて楽しかった。」などの感想もございました。
子どもは社会の宝です。今後も、このような機会を設け、企業などと手を携えながら、家庭・学校・地域が一体となって、次の世代を担う子どもたちを育てるという気運を高めていきたいと思います。

本当にね、うちの仲間でも、「こんにちは」とか「おはよう」と言っても、黙っている人がいる。あれは何で黙っているのかなと、私はいつも思うんです。

 夏の交通安全運動の実施について

知事

次に、夏のレジャーシーズンに備え、県下全域で実施する「夏の交通安全運動」についてお話します。
間もなく、子ども達が待ちに待った夏休みが始まり、県内は観光や海水浴などのレジャーを楽しむ方々で賑わいます。
これに伴う交通量の増加や、夏休みに入った開放感から誘発される交通事故の発生を未然に防止するため、今月20日の土曜日から、31日の水曜日までの12日間、「だいじだねおさきにどうぞのおもいやり」をスローガンに「夏の交通安全運動」を実施いたします。
本県の交通事故死者数は、昨日現在、「95人」で、これは、全国ワースト4位、前年に比べて6人増と、憂慮すべき状況となっています。
死者のうち、高齢者の方が全体の約5割を占めており、また、子どもと高齢者の自転車による死亡事故が前年に比べ4人増と増加傾向にあります。
このため、今回の運動では、「子どもと高齢者の交通事故防止」や「自転車の安全利用の推進」を重点目標とし、一人でも多くの県民の皆様に、交通安全に関心をもっていただきたいと考えております。
そこで、運動初日の20日、午後1時から、千葉市稲毛区にある「イオン稲毛店」において、県警音楽隊による演奏会や交通安全教室などが開催され、楽しみながら交通安全について学んでいただくことができます。
また、運動期間中には、関係機関・団体と協力して、県内各地で街頭啓発キャンペーンや広報車による巡回広報など、交通事故防止の活動を行います。
交通事故は、突然襲ってくる悲劇でございます。
当事者はもちろん、その周りの家族や友人などにも深い悲しみを与えるものでございます。
誰にとっても悲しい交通事故をなくすためには、我々一人ひとりが交通安全意識を高く持つことが必要でございます。
特に、車を運転する方は、是非とも思いやりのある運転を心がけていただきたいと、そのように思います。

 チーバくんファンとの交流企画について

知事

最後に、「夏全開!チーバくんファンとの交流企画」について、2つお知らせをいたします。
1つ目は、「チーバくんに会いたい」というファンの皆さんの声にお応えして、千葉駅前大通りにあるチーバくん物産館で開催するイベント「なかよしチーバくん」です。
夏休み期間中、毎週水曜日の午後3時から、チーバくんとのじゃんけん大会や写真撮影など、楽しい企画でお待ちしています。ぜひ皆さん、チーバくん物産館へお越しください。
何と言っても、今、チーバくん、すごく人気もありまして、何とか全国1位にさせたいなと、そう思っているところでございます。

2つ目は、「チーバくん4コマ劇場」の絵コンテ募集です。
「チーバくん4コマ劇場」は、チーバくんに親しんでいただくため、県のホームページ上で公開している4コマ写真ですが、この原案となる絵コンテをファンの皆様につくっていただきたい、というのが今回の企画でございます。
チーバくんからの「夏休みの宿題」ということで、応募締切は8月31日でございます。
優秀作品については、順次、採用してまいります。
また、採用者にはチーバくんグッズをプレゼントしますので、どんどんご応募ください。
チーバくんファンの皆さん、この夏はチーバくんで、楽しい思い出を作っていただきたいと、そのように思うところでございます。
私からは、以上でございます。

質疑応答

記者

おはようございます。よろしくお願いします。
来週から夏休みということで、県の観光誘致にも大事な時期だと思います。今年、特に圏央道東金-木更津東が開通したということもあって、県外からの集客が期待できるところですけども、知事は県内のそういう観光誘致の看板の顔役でもあるわけなんですけども、知事自身が今回表に出て、何か観光誘致のためにされるようなご予定はあるでしょうか。

知事

今のところ、はっきり言ってありません。でもね、この間の圏央道の開通によって相当数、入り込み客数は増えているので、大変期待しているところでございます。しかし、今回、これからどのようになっていくかわかりませんが、もし、ここがどうしてもみんなで県一丸となって応援しなければいけないというところが出てきたら、またそれはそれで考えるかもしれません。

記者

それと、もう一問なんですけども、東京都のほうが養子縁組をしていた民間団体が不透明な寄附等があって問題だということで調査が入りましたけども、同様の団体が県内でもあるようですが、県としてどのような指導を強めていくとかというお考えがおありでしたらお願いします。

知事

これは記者さん、ご案内のとおり、千葉県にある養子縁組斡旋事業者に対しては、毎年事業報告書、決算報告書の提出を求め、事業内容についても必要な指導を行っているところでございます。
お国においていろいろ立入調査だとか、そういう話も出ておりますが、法令上の指導の一環としてその必要性を含めて、立入調査については県として検討してまいりたいと思っているところです。

記者

よろしくお願いします。
観光振興でもう一問、お聞きしたいんですけども、昨日の経営者協会との懇談の中で、外房とか安房地域の観光振興について取り組みを求めるような意見があったというふうにお聞きしているんですが、圏央道が開通して、観光客の増加が期待されるんですけれども、あの地域への誘客ですとか、あるいは宿泊客の増加に向けた取り組み、あるいは課題、この辺、知事ご自身はどのようにお考えか。

知事

県のいろいろな調査によっても、入り込み客数が増えていることはまた事実です。また詳しいことは担当部局から話をさせますけども、それと同時に、例えば大きなイベントといいますと、ああいうアクアラインマラソンなんかでも、今までは木更津周辺で宿泊して、それでもうあふれちゃっていた。今度は、交通の便がよくなったわけですから、その辺は、外房、九十九里をはじめ、そちらにも宿泊できるような形をとりたいなと。また、地元の人たちも、泊まりたいなと思う、いろんな企画だとかアイデアはぜひ出していただきたいと。
一番大事なことは、もちろん県もいろんなことを考えますが、やっぱり地元の皆さんがいろいろアイデアを出していただいて、これはどうだろう、ああだろう、そして県も一緒になって、そこでまさしく二人三脚になって考えることが私は大事なのかなと思っております。
私は今回、圏央道が開通しているんで、それをものすごく期待しているんでございます。それと同時におもてなしの心ですね。昨日、懇談会でも記者さん、聞いていたと思うのですけど、私的(民間)事業者のお手洗い、それを県が半分負担するということも全く周知されていなかったというのは、私ね、非常にショックでした。ですから、そういうことも含めて、改めて、千葉県というのは、おいしいものもたくさんあるけども、お手洗いとか、そういうところも非常にきれいだねと、清潔感ある千葉を目指すことが、私は必ず誘客につながると思っているところでございます。

記者

あと、参院選終盤戦を迎えましたですけれども、自民党、与党の優勢が伝えられて、それによって衆院選と同じく投票率の低下を懸念する声も出始めているのですけれども、衆院選、知事選、そしてまた今回というような形で低投票率が続いているような傾向について、知事のお考えをお聞かせください。

知事

知事選もね、それでも知事選は何とか31.96(%)か、でも、おかしいよね。知事選で10人のうち3人ぐらいしか行かないというのは、ほんとに私ね、残念だなと思うところでございます。ましてや今度は参議院はねじれか否かという一つの大きな皆さんの注目でもありますし、それから、いろんな問題もあるところで、有権者一人ひとりの投票というのは非常に大事だと思っております。
昨日、私、期日前投票に行ってきたんですけど、やっぱり少ないね。2、3人しかいなかった。でも、期日前は前回よりもいいと聞いているんで、これを何とか少しでも前回より上げるように、こういう国政の選挙に60%を超えないというのは、私は非常に残念だなと思うところなんで、今回、最低なんて言わないで、でも、マスコミの皆さん、いろいろ書いてくれて、みんな行こうよという、ある意味のキャンペーンをやってくれているんで、これ、相当効くんじゃないかなと思っています。特に若い人たちが皆さんの記事を見て、行く気になっているというのは、私はそういうニュースだけじゃなくて、周りからもちょっと聞いたりする、これはちょっと期待できるのかなと、そのように思っているところでございます。

記者

ありがとうございます。

 内容についてのお問い合わせ先

  • 「福祉のしごと就職フェア・inちば」の開催について

→健康福祉部健康福祉指導課【電話】043-223-2313

  • 「子ども参観日」キャンペーンについて

→教育庁教育振興部生涯学習課【電話】043-223-4069

  • 夏の交通安全運動の実施について

→環境生活部生活・交通安全課【電話】043-223-2259

  • チーバくんファンとの交流企画について

→総合企画部報道広報課【電話】043-223-2252

 

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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