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更新日:平成29(2017)年4月20日

知事定例記者会見(平成23年4月21日)概要

知事発言へ質疑応答へ

日時

平成23年4月21日(木曜日)10時30分~10時53分

場所

本庁舎1階多目的ホール

項目

  1. 県内被災地への行幸啓について
  2. 震災に伴う国への要望について
  3. 「千葉県省エネルギー等対策本推進本部」の設置について
  4. 本県における高病原性鳥インフルエンザの終息について
  5. 「千葉ものづくり認定製品」について

知事発言

県内被災地への行幸啓について

知事

おはようございます。

最初は、先週14日、東日本大震災の被災地へのお見舞いのため、天皇皇后両陛下が旭市をご訪問されましたので、そのときのご様子などをお話しいたします。当日は、まず私から、本県の被害状況等についてご説明を申し上げました。津波などがもたらした甚大な被害や、地震発生の2時間半後に来襲した津波で多くの被害が出たこと、原発事故による農産物の風評被害についてご説明すると、両陛下は大変お心を痛めておいでのご様子でございました。避難所では、両陛下は両ひざを着かれ、被災者の皆さんお一人おひとりに、時には手を握りながら、お言葉をかけていらっしゃっておりました。両陛下から励ましのお言葉をいただいた被災者の皆さんが、目をうるませ、感激されている様子を拝見しておりますと、両陛下にお越しいただいて、本当にありがたいと感じました。津波で大きな被害を受けた飯岡地区へのご視察では、バスから降りられた両陛下が、犠牲者が出た住宅の前で黙礼されたことに、市長は大変感激されておりました。私も、避難所周辺や沿道に集まられた多くの皆さんに丁寧にお手を振られる両陛下のお姿に、深い感銘を受けました。このたびの両陛下のご訪問により、避難されている方だけでなく、県民全体の心が温まり、大きな勇気をいただきました。これからも、県民の皆様と一致団結して、この危機を乗り越えてまいりたいと、改めて感じました。

震災に伴う国への要望について

知事

次は、震災への対応等に関して、これまで県が国に対して行った要望についてお話をいたします。まず、福島の原発事故に伴う県産農産物の被害については、先月28日、私を含む1都7県の知事で、枝野内閣官房長官と蓮舫内閣府特命担当大臣に対し、農作物の安全性確保と流通の円滑化を図るための対策を早急に講ずることを要望いたしました。さらに、今月4日の国からの出荷制限指示を受け、8日には鹿野農林水産大臣と細川厚生労働大臣に会い、出荷制限などを余儀なくされた生産者に対し、仮払いを含む万全な補償を行うよう要望いたしました。県では、今月1日に災害復旧・復興本部を設置し、復旧・復興計画の早期策定に向けて取り組んでおります。そして、先週15日は、枝野内閣官房長官に会い、東日本大震災からの復旧・復興に関して8項目の緊急要望を行いました。私からは特に、「液状化による被災住宅等に対する支援」や「農林水産業の風評被害対策」などについて、強く要望をいたしました。枝野長官からは、「支援の仕組みをどのような形にしていくか、各大臣に知恵を出すように言う。風評被害については、フェアなどを通じて理解を求めていきたい」との発言がございました。要望した内容については、国において迅速な対応がなされるよう期待しております。震災への対応については、県としても全力を挙げていますが、国の総合的な支援が必要であることから、今後とも適宜、国に対して要望などを行い、国、県、市町村が一体となって、一日も早い復旧・復興に取り組んでまいります。

「千葉県省エネルギー等対策推進本部」の設置について

知事

次は、「千葉県省エネルギー等対策推進本部」の設置についてでございます。このたびの震災に伴う電力の供給不足は、計画停電の実施による混乱など、県内経済や県民生活に大きな影響を与えました。現在、計画停電は回避されていますが、東京電力管内の電力供給力は大幅に減少しております。千葉県も追加電源の受入れや節電への取組などに協力してきたところでございますが、需要が増える夏に向けて、さらなる電力不足が見込まれることから、しっかりとした節電対策を行って、大規模な停電などを防ぐことが重要でございます。こうした状況の中、昨日、私を本部長とする「千葉県省エネルギー等対策推進本部」を設置し、先ほど第1回の会議を開催いたしました。推進本部では、県庁みずからの節電対策はもとより、県内事業者や県民の皆様にご協力をいただく取組について、6月初旬をめどに取りまとめ、この夏に向けた実効性のある節電対策を示す予定でございます。電力不足による混乱は、企業活動や県民生活に重大な影響を及ぼします。県、事業者、県民が、「オール千葉県」で連携して取り組む節電対策を提案してまいります。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

本県における高病原性鳥インフルエンザの終息について

知事

次に、3月13日及び16日に千葉市内の2つの養鶏場で発生いたしました高病原性鳥インフルエンザの終息についてご報告いたします。県では、発生後速やかに、全庁的な体制のもと、市町村や関係団体のご協力を得て、鶏の殺処分や養鶏場の消毒などの防疫措置を実施いたしました。その後、新たな発生がなく、清浄性が確認できましたので、4月15日、午前零時に移動制限区域を解除し、高病原性鳥インフルエンザは終息いたしました。この間、県民の皆様にはご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。県では、今後とも安全・安心な千葉県産の鶏肉や卵を消費者の皆様にお届けできるよう、生産者や関係団体、市町村などと力を合わせて取り組んでまいりたいと思います。

 「千葉ものづくり認定製品」について

知事

最後は、「千葉ものづくり認定製品」についてでございます。県では、中小企業が開発した優秀で独創的な製品を「千葉ものづくり認定製品」として認定し、中小企業の販路拡大のお手伝いをしております。今回は、5つの製品を認定しましたので、ご紹介申し上げます。1つ目は、株式会社ホールドの「大型プラスチック部品取り出し装置」でございます。この装置を用いることで、大型で複雑な形状のプラスチック部品を金型から取り外す際に、作業の自動化とスピードアップが可能になります。2つ目は、株式会社三和製作所の「パーライトフィルターろ過装置」でございます。この特殊フィルターは、水で簡単に洗浄ができるため、長期間フィルター交換が不要となり、ランニングコストを抑えることができます。3つ目は、アシザワ・ファインテック株式会社の「小径ビーズを用いた湿式粒子粉砕・分散機」でございます。この装置は、粒子レベルで最小数ナノメートルという極小サイズの原料を、短時間で大量に生産することができます。4つ目は、有限会社昌永工機の「保護フィルム及び両面テープ貼り付け自動機」でございます。液晶パネルへの保護フィルムの貼り付けといった細かな作業を自動化することで、作業効率が大幅に向上するとともに、さまざまな形状・大きさに対応できます。5つ目は、株式会社ナルビーの「スライド式業務用ガラススクレーパー」でございます。刃先の設計と製法の工夫により、刃が折れにくく長持ちし、またわずか3点の部品で構成されるなど、高性能と低コストを実現した製品でございます。このたびの震災では、県内でも多くの中小企業が被害を受けました。県では、中小企業の支援のため、その優れた技術や製品を情報発信するなど、積極的に取り組んでまいります。

私からは以上でございます。

質疑応答

記者

おはようございます。農産物の放射能汚染の関係をお聞きしたいのですが、限定的とはいえ、出荷自粛あるいは制限されている農産物が出荷されるという事態が2件判明しているわけですが、基準は非常に厳しいものなので、市場に出回っているものは安全だと知事がおっしゃっていたことと反するようなことが2回も起きたわけですが、それについてどのようにお考えですか。

知事

国がおっしゃっている直ちに影響があるとかどうだとか、いろんなご説明あるところでございますが、これは国民の皆さんが非常に迷っているところではないかなと思います。また、県のそういったことに関しては、二度と起きないように、しっかりとやらせていただきたいと思っています。

記者

それに関して、出荷自粛要請であるとか、出荷制限ということに対する県の監視あるいは指導体制ということに何か問題はないとお考えなのでしょうか。どのようにお考えですか。

知事

これは記者さんご案内のとおり、県としてはできる限りやっているところでございます。詳しくは担当部局、この辺についてご説明してください。

職員

安全農業推進課でございます。出荷制限の趣旨の徹底につきましては、市町村、あるいは団体等を通じまして、しっかりと周知をするように再三、今後もお願いをしていきたいと思っております。以上です。

記者

周知というのが徹底されていなかったわけですが、それについて知事はどのようにお考えになっていますか。

知事

大変残念でございます。より一層、しっかりとやってまいりたいと思っています。

記者

今日、午前9時40分からでしたか、多古町のほうれん草が出荷されているという会見が開かれたことというのは、知事はご存じでしたでしょうか。

知事

今日、報告を受けました。

記者

15日にパルシステム連合会から県のほうには連絡があったということですが、そのことは15日の時点で知事のもとには報告はいっているのでしょうか。

知事

15日の時点では入っておりませんでした。

記者

知事がこの出荷自粛のほうれん草が実際には消費者のもとに届いてしまっていたというこの問題を知ったのはいつの時点ですか。

知事

それはパルシステムのほうですね。昨日、報告を受けていたっけ。15日に来ていたそうです。

記者

これ、15日に県が把握しているのに、今日発表することについて、知事はどのように思われますか。

知事

これは、私の聞くところによりますと、パルシステムは国及び県に詳細な連絡を図り、自らホームページで公表していることと、また対象者が組合員に限られ、拡大のおそれがないことから、県は自ら公表しなかった、そのように聞いております。

記者

そうなのかもしれないのですが、では、なぜ今日、公表したのですか。

知事

より一層、皆さんにおわかりいただけるようにだと思います。

記者

だったら、15日に把握した時点でやるべきだったのではないでしょうか。

知事

説明ありますか。

職員

安全農業推進課でございます。パルシステム及び生産者の手違いということでございます。知事からご説明がありましたように、対象が組合員ということですべてわかっていると。さらに、対応について、既に廃棄あるいは回収等の対応がとられているということで、自らパルシステムが公表するように促していたところでございます。

記者

結局、県からの指導が徹底していないから、こういう出荷という事態が起きてしまったわけですよね。ということは、少しでも早くこういうことがまた起きたのだったら、そういうのを県が把握したのだったら、マスコミに知らせることで、またそれで報道されることによって、農家のほうも出荷はまずいんだという認識を深めることができると思うのです。だとしたら、15日に把握した時点で速やかに公表すべきであって、なぜ21日になって公表するのかというのは、都合の悪い情報は隠していたとしか思えないのですが、ここら辺はどうなのですか。

職員

手違いということでございまして、県としては、15日にパルシステムから報告をいただいた時点で、できるだけ速やかに記者発表なり公表するようにお願いをしてきたところです。

記者

もう一度繰り返しますが、県はなぜ、今日になって公表することにしたのですか。

職員

結果的に、パルシステムのほうは月曜日、18日の段階でホームページを立ち上げるという形で公表をされております。さらに、一部の某社から取材があったということで、説明が十分でなかった部分ということがございまして、急遽、記者会見ということでご説明をさせていただいたという経過でございます。

記者

15日に公表すべきだったと思いませんか。

職員

繰り返しになりますが、パルシステムのほうに自ら公表するように促していたところでございます。

記者

県の対応としては、全く問題がなかったと思っているということでよろしいですか。

職員

手違いということでございますので、自ら公表されるようにお願いしていたところでございます。

知事

そういうことがあったのでございますが、こういうことはしっかりと詰めておいて、そして県としてもやっていかなきゃならないので、これもまた私たちの一つの教訓としまして、次においてはまた適切に対応してまいりたいと思っております。

記者

おはようございます。今のに関連しまして、先ほどのご説明で、農産物の県の監視体制の部分で、市町村、団体を通じて周知をするようお願いしていくということですが、県の主体的な動きというのはどこにあるのでしょうか。団体とか市町村を通じてということですが、もうちょっと積極的に何かお考えの部分はないのでしょうか。

知事

そのときの段階において、県としてもできる限りの周知はしたつもりでございます。詳しくは担当部局、ございましたら。

職員

国からの指示を受けまして、市町村であるとか関係事業者に出荷制限を要請するということで国から指示を受けまして、市町村、団体等にくまなく伝達をするとともに、市町村段階では広報無線とかホームページ、あるいは各戸の回覧であるとか、そんな形で周知をお願いしているところでございます。

記者

また関連で恐縮ですが、今までもやるべきことはやっているという担当課のお答えが先ほどあったのですが、実際には4束、消費者が消費しているのです。これからもお願いはしていくということですが、もう少し突っ込んだ具体的な方策は検討なされないのか、この点、確認したいのですが。

知事

周知徹底していると、県としてもそのように考えていたのでございますが、その中で徹底されてない部分が出てきているわけでございますから、それをしっかりとまた受けとめて、適切に対応させていただきたいと思っております。

記者

ちょっと話が変わって恐縮ですが、来週の全国知事会の会長選ですが、知事はどなたかの推薦人になるということはあるのですか。

知事

この間、上田知事から電話がございまして、実はこういうことで、こうでああでと、いろいろお話を賜りました。上田知事は同じ関東の知事だとか、いろんな会合で、そしてまた政策等も話し合っている仲でございます。言うなれば、関東のことについては、上田知事は非常にご見識があるとも認識しておりますので、私も上田さんを推したいなと考えております。

記者

森田知事としては、上田知事を支持すると。

知事

そうでございます。

記者

今度の会長選で期待する議論というのは、どのようなところを期待されますか。

知事

これは、私、知事会に数度出させていただいたのでございますが、一つの問題においても地域、言うなれば、県、府、都、みんなそれぞれ非常に難しいところもあるものでございます。しかし、今回、そういう防災という一つのテーマも出ております。これは非常に共通するところであると思いますので、まず、この防災と、そしてまたそれが起きたときに、私たちはどのように対応していくのか、それと同時に、県の相互の助け合い、そういうことも含めて、それから、これはちょっと飛躍するかもしれませんが、電力の助け合いですよね。周波数を均一にするとか、そういうことも、関西で余っているのだったら、こっちへ回してもらう、東北で余っているなら、こっちへ回してもらう。反対に、関東だったらこうだと、それをスムーズにできるようなこと、こういうことも知事会で話すことも、また知事会として要望することも可能ではないかなと思っております。

記者

重複するかもしれませんが、今度の次期会長になられる方には、この時代に何が求められていると思われますか。

知事

私は強いリーダーシップだと思います。

内容についてのお問い合わせ先

  • 被災地への行幸啓について

→総務部秘書課【電話】043-223-2008

  • 震災に伴う国への要望について

→防災危機管理監防災危機管理課【電話】043-223-2297

  • 「千葉県省エネルギー等対策推進本部」の設置について

→環境生活部環境政策課【電話】043-223-4649

  • 本県における高病原性鳥インフルエンザの終息について

    →農林水産部畜産課【電話】043-223-2944
  • 「千葉ものづくり認定製品」について

    →商工労働部産業振興課【電話】043-223-2717

 

 

よくある質問

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所属課室:総合企画部報道広報課報道室

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