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更新日:令和6(2024)年4月3日

ページ番号:20636

知事定例記者会見(平成22年10月7日)概要

〔知事発言へ〕〔質疑応答へ〕

〔平成22年10月7日知事定例記者会見(動画)〕

知事定例記者会見概要

日時

平成22年10月7日(木曜日)10時30分から11時02分

場所

本庁舎1階多目的ホール

項目

  1. 「ゆめ半島ちば国体」について
  2. 「心の健康フェア2010inちば」の開催について
  3. 動物愛護に関する普及啓発について
  4. 「千葉県安全で安心なまちづくり旬間」について
  5. 「川ですてきな体験を提案する全国大会inちば」の開催について

 知事発言

知事

 【「ゆめ半島千葉国体」について】

おはようございます。まずはじめに、第65回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」についてお話をいたします。天皇皇后両陛下、各皇族の方々のご臨席を仰ぎ、9月25日の総合開会式を皮切りに、県内各地で熱戦が繰り広げられ、陸上、馬術、山岳、剣道など、多くの競技で、千葉県選手団「チームちば」が旋風を巻き起こしました。その結果、男女総合成績で決定される「天皇杯」と女子総合成績で決定される「皇后杯」ともに1位という本県史上初の「完全優勝」を成し遂げました。今回の輝かしい成績は、県が地元国体の日本一を目指して取り組んだ「選手育成・強化」の成果であるとともに、練習会場確保など、関係市町村の皆様の温かいご理解・ご協力のおかげと考えております。今後もこの国体を契機として、県民がますます元気に、活力を持って過ごせるよう、「スポーツ立県千葉」の定着を目指し、さらなる競技力の維持向上に努めてまいります。10月5日に行われた総合閉会式において、秋篠宮殿下、同妃殿下から「天皇杯」「皇后杯」が手渡され、式のフィナーレでは、国体のシンボルの炬火を「ゆめ半島千葉大会」に引き継いで、「ゆめ半島千葉国体」は幕を閉じました。そして、国体旗を私から次回開催県である山口県の二井知事に引き継ぐとともに、山口国体の成功を願って、がっちりと握手をいたしました。また、総合閉会式後に行われた「選手団解団式」では、「チームちば」の選手・監督・スタッフに胴上げされ、「完全優勝」の感動を分かち合うことができました。今回の大会の成功に当たり、大会役員やボランティアなど、大会運営にご尽力をいただいた関係者の皆様、さらには各競技会場で選手に盛んな声援を送り、大会を盛り上げていただいた多くの県民の皆様に対して、改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。特に開会式において、スポーツ少年団の皆さんが一角2,000人で席を埋めまして、もちろん、千葉県のみならず、各県の皆さんが思い切り拍手して、頑張れよという声援を送っている姿、私は本当に、これがまさしく千葉県の思いやりであると、そのように大変感動いたしました。また、閉会式において、私が出ていったときに、会場から、「森田知事、感動をありがとう」と大きな声をいただきました。それはまさしく選手の皆さん、そして裏方となって頑張った皆さんへの本当の感謝の意味が込められているものだと、私自身も大変にうれしく、また感動いたしました。疲れが一気に吹っ飛びました。私たち620万県民が、全国から来県された方々を「最高の笑顔」と「温かいおもてなしの心」でお迎えした今大会は、「ゆめと感動」にあふれた国体として、必ずや次の世代に語り継がれるものと思っているところでございます。10月23日からは、第10回全国障害者スポーツ大会「ゆめ半島千葉大会」が開催されます。「ゆめ半島千葉国体」の熱気と感動を「ゆめ半島千葉大会」につなげるとともに、開催準備に万全を期してまいりたいと考えております。

 【「心の健康フェア2010インちば」の開催について】

次は、10月27日に青葉の森公園芸術文化ホールで開催する「心の健康フェア2010インちば」についてお話をいたします。近年の社会状況の急激な変化は、さまざまなストレスや悩みをもたらし、自殺者の増加、うつ病やひきこもりなどの社会問題化などの要因となり、精神保健福祉を取り巻く状況を深刻化させております。そこで、県では、毎年、「心の健康フェア」を開催し、講演や作品展示などを通じて精神保健福祉に関する理解を県民の皆様に深めてもらうこととしております。今年のフェアは、「今の私から未来の私へ~笑顔生き活きわたし流~」と題し、「笑い・笑顔」をキーワードに講演や作品展示などを実施いたします。昔から「笑う門には福来る」ということわざがありますが、講演では、薬剤師で、日本笑い学会講師でもあります川上千里さんに「笑って元気に私の生き活き健康法」という演題で、パフォーマンスを交えながらお話をいただく予定でございます。また、ホール内には、心の病をお持ちの方の創作活動の成果である手工芸品などの作品が展示されております。このほかにも、心の病をお持ちの方や、そのご家族、支援者の皆さんによるメッセージ発表「今の私から未来の私へのメッセージ」や、精神科医師や臨床心理士による心の健康相談コーナーなど、盛りだくさんの内容となっております。「心の健康フェア」は参加費無料、申込不要のイベントでございます。前回のフェアには1,400人という多くの方々にご参加をいただきました。今回もぜひたくさんの県民の皆様にご参加をいただき、精神保健福祉に関する理解を深めていただきたいと考えております。そして、県民の皆様と一緒に、障害のある人もない人も、いつも笑顔で暮らしやすい千葉県づくりを推進してまいりたいと、そのように思っております。

 【動物愛護に関する普及啓発について】

次に、動物愛護に関する普及啓発についてお話をいたします。動物を飼うことは、生活に安らぎや潤いを与え、ペットは「大事な家族の一員」と言われております。しかし、その一方で、ペットの飼い方やマナーに関するトラブルも起きております。そこで、県では、動物にかかわる問題を解決するため、民間の方々と協力して、いろいろな取り組みを行っております。その1つとして、3年前から、保護をしたり、飼えなくなって引き取った犬や猫を新しい飼い主に譲り渡す事業を、民間の方たちとともに進めております。その結果、それまでの約3倍の犬や猫を新しい飼い主に渡すことができました。また、昨年度からは、民間の方々に動物愛護推進員を委嘱し、地域に密着した啓発活動を進めております。動物愛護推進員の皆さんには、動物の正しい飼い方や、不妊・去勢手術についての助言や、どうしても飼えなくなった動物の新しい飼い主の紹介など、地域の相談役としての活動をお願いしております。さらに、今年度は、より一層の動物愛護の普及・啓発を図るため、動物愛護ボランティアを200人募集いたします。ボランティアの主な活動は、譲り渡す動物の世話や、しつけ方教室でのサポートなど、県が行う動物愛護管理事業への協力でございます。また、地震などの災害が起きたとき、被災動物の世話をしたり、自宅で預かっていただくような活動をお願いすることとしております。応募要件は、県内に在住、在勤、在学しており、11月21日に千葉市内で開催する講習会を受講できる方となっております。申し込みは10月29日まで受け付けており、郵送、FAX、ホームページでご応募いただけます。動物愛護に対してご理解と熱意のある方のご応募を心よりお待ちしております。県では、今後も動物にかかわる問題を解決するため、民間の方々と協力して、動物愛護に関する普及・啓発を図ってまいります。県民の皆様には、命のある動物を家族の一員として愛情と責任を持って飼うことをお願いいたします。

 【「千葉県安全で安心なまちづくり旬間」について】

次に、防犯を広く県民にPRし、安全で安心なまちづくりを全県的な県民運動として定着させることを目的とした、10月11日から20日までの「安全で安心なまちづくり旬間」についてお話をいたします。旬間に先立ち、明日8日には、県庁のエントランスホールで、地域で活躍している自主防犯団体、市町村など、約44団体が参加する防犯パトロール隊の出動式を行います。式では、大学生を中心とした防犯ボランティア団体「ブルー・スターズ」と千葉市内のパトロール隊「亀の子防犯隊」による犯罪防止宣言が行われます。出動式終了後には、青色の回転灯を装備した防犯パトロール車10台が中央公園まで走行するほか、徒歩で千葉駅に向かう防犯パトロール隊は、駅頭において広報・啓発活動を行います。「自分たちのまちは、自分たちで守る」、そんなかけ声のもと、県内では、現在2,000を超える自主防犯団体が結成され、約14万人の方々が日々防犯ボランティアとして夜間パトロールなどの活動を行っており、「安全で安心なまちづくり」に対する意識は、現在、県民の皆様に定着をしてきております。犯罪件数は、平成14年をピークに7年連続して減少しております。防犯団体の数が増えるに従って、毎年犯罪は減っており、自主的な防犯活動の役割がとても大きいものであるということがわかります。しかしながら、ひったくりや自動車泥棒など、県民の身近で起きる犯罪が依然として多発しており、後を絶ちません。特にひったくりは、8月末現在で全国ワースト1位となり、県としても、撲滅に向けて、関係機関・団体と連携を図りながら、全力を挙げて取り組んでいます。具体的には、地域安全対策の強化のため、9月補正予算において、移動交番車を10台増車したほか、今後の新たな対策について検討を始めたところでございます。実は、バイクなんかでひったくりが多いんです。だから、私、いつも言うんです。これをやるだけで相当違うんですね。特に女性の方、こちらが道路としますね。道路側にバッグをかけると、これで歩くと、バイクなんかでぱーんと取られやすいんです。ですから、そういうときは必ず反対側にバッグだとか手持ちを持ってください。これだけでも相当違います。私たちが生きる社会において、「治安・安全」というのは基本でございます。この旬間を契機として、「自分だけは大丈夫」という意識を捨てて、県民一人ひとりが防犯意識を高めていただきたいと思います。そして、安全で安心なまちづくりの活動がさらに広がり、地域の防犯力が高まることを期待しております。

 【「川と沼ですてきな!体験を提案する全国大会inちば」の開催について】

次に、明日10月8日から10日までの3日間にわたり開催される「川と沼ですてきな!体験を提案する全国大会inちば」についてお話をいたします。近年、川や沼に対し、治水への配慮はもとより、環境保全や水辺のまちづくりなど、さまざまな視点からの整備が望まれております。印旛沼では、今年1月に「印旛沼流域水循環健全化計画」が策定され、沼の再生を目指す新たな段階がスタートいたしました。また、県内の河川でも、水辺の再生に向けて多くの取組みが展開されております。そこで、さまざまな分野で活躍する方々を全国各地から千葉に招き、総合的な視点での水辺の活用を進めるためのイベントを開催することになりました。このイベントの目的は、水辺空間を利用した「憩い」「楽しみ」「癒し」などについて考え、人々の水辺に関する関心を呼び起こし、ひいては河川や沼を中心にしたにぎわいを取り戻すことでございます。8日と9日は千葉市のホテルプラザ菜の花で講演やテーマごとの分科会を行い、10日は印旛沼に会場を移し、参加希望者に水辺体験をしてもらう予定でございます。それでは、イベントの内容を具体的にご紹介いたします。まず、8日の金曜日には、徳島県吉野川で川を活用したまちづくりに活躍している、市民団体代表の中村英雄さんの講演がございます。また、千葉県を代表する水辺である印旛沼を題材に、沼に面している5つの市長、町長による「水辺の市町長サミット」が行われ、今後の水辺からのまちづくりのあり方について意見交換を行います。9日の土曜日には、「福祉・医療」「教育」「まちづくり」「舟運」の4つのテーマの分科会に分かれ、全国の活動事例をもとに熱く語り合います。なお、この分科会には、当日、だれでも参加できますので、多くの県民の皆様に参加していただきたいと思います。10日の日曜日には、印旛沼の佐倉ふるさと広場周辺でカヌー、ゴムボートによる水辺体験をすることができます。こちらも当日参加大歓迎でございます。この大会は、市民団体と、水辺がもたらす癒し効果について研究している千葉大及び県が連携し、開催をいたします。この大会を通じて、多くの県民の皆様と一緒に、水辺空間の活用についてともに考え、印旛沼など千葉県内の河川と流域の再生に向けて、みんなで活動するきっかけにしていただきたいと思います。

私からは以上でございます。質問をお願いします。

 質疑応答

記者

おはようございます。国体が終わったわけですけれども、知事の中で、今回の国体の中で特に思い出に残るような出来事とか、感動した出来事があれば教えていただきたい。あと、チーバくんなんですけれども、各会場でかなり子どもたちの人気を集めておりまして、それこそ知事の人気を上回るんじゃないかというぐらいの人気だったと思うんですけれども、チーバくんの今後の活用について教えてください。

知事

思い出と申しますと、これは蛇足かもしれませんが、24日に天皇皇后両陛下をお迎えしてのお話の中で、ちょうど台風が来ていたものですから、陛下がお天気のことを心配なさって、「明日はどうですかね」と、そのようなお話をいただいたときに、「いや、陛下、必ず明日は晴れます」、こう言ったんでございます。しかし、25日になって、午前中の9時ごろお会いしたときに、また大変な雨と風だったものですから、陛下もご心配なさって、「森田さん、今日はいかがですか」と聞かれたとき、「陛下、陛下がお出ましになるときには必ず晴れます、晴らしてみせます」、こう言ったんです。そして、私、こっちの方へ来て、空に「青春」と書いたんです。そうしたら本当に晴れましてね。だから、これは私、一生ね、天皇陛下ですからね、そんなこと、私、何も根拠なく、女官さんが、「森田さんは何か根拠があったんですか」と言われましたけれども、全くなかったんでございますが、でも、それはまさしく千葉県民の熱意と、そして、言うならば、千葉県の将来を示しているんじゃないかなと、そのように思いました。それは私の大きな思い出です。それから、この中でも話しましたけれども、スポーツ少年団の皆さんが2,000人、各県に思い切り声援した。それから、今回、非常にコンパクトな国体でございました。でも、県民がみんな、おもてなしの心、笑顔を忘れず、一生懸命やってくださったことに非常に私も強い思い出があります。これを今度は(全国)障害者(スポーツ)大会に結びつけたいと、そのように思っております。チーバくん、本当に大変人気がありまして、私、これを何とかこれからも千葉県のマスコットみたいな感じで、ぜひ残していきたいと、今、そのように考え、担当部局と相談しているところでございます。以上です。

記者

もう一点なんですけれども、国体をかなり観光振興の目玉として今まで観光施策を展開してきたと思うんですけれども、国体が終わって以降の観光の目玉といいますか、観光振興についての施策というか、そういったお考えは何かございますでしょうか。

知事

それはおっしゃるとおりで、ここで、「ああ、もう国体終わったからいいや」じゃだめなんですよ。ですから、私、今日、部課長会議でも言ったんですが、この勢いを、せっかく、それこそ60万の人たちが来てくれたわけですから、この人たちをいかに今度は観光、いろんな形でも、千葉県に来てもらうかということを考えていかなきゃならない。言うならば千葉県は、笑顔は最高のメーキャップ、笑顔のおもてなしと、これをこれだけ広め、そして、環境美化においても、まずお手洗いを徹底的にきれいにしようじゃないかと。それから、駐車場も含めて、道路をこうしよう、ああしようと、今、非常に盛り上がっているところですから、これを引き続き引っ張ってまいりたいと。そして、私たちも、県民一体となって千葉の特産、海の幸、山の幸、そういう観光も含めてPRしてまいりたいなと、そのように思っております。

記者

ありがとうございました。

記者

話はがらっと変わるんですが、過日、民主党の小沢一郎さんについて、東京の検察審査会が強制起訴というものを議決しました。これで2回起訴すべきだと、起訴相当、強制妥当というような判断をすると、強制起訴になってしまうという仕組み、検察審査会がそういう判断をするという仕組みについて、制度について、知事はどういうふうにお考えになるかということと、それから、もう一点は、強制起訴を受けた政治家はどういう身の処し方をすべきかということで、知事のご所見がもしあれば、よろしくお願いします。

知事

検察審査会、簡単に言えば、検察でもない、弁護士でもない、法律家でもない、言うならば一般の市民が参加するような形でございます。私、よく考えるんですけど、例えば、政治の場合、本当にそういう方々が短期間の間で十分に精査することができるのかなと思うときもあるんですね。しかし、また、それと同時に、一般の国民の感情も導入することもできる。だから、その辺の2つが私の頭の中で絶えず交差することもあることもまた事実でございます。ですから、私は、今回の結果は、一般国民の相当の、大多数の感情も入っているんではないか。ただ、日本という国は法治国家でございますから、最後はしっかりと法に照らし合わせて冷静な判断をすべきだと、私はそのように思っております。あと、政治家としての身の処し方ですね。

記者

強制起訴ということで、政治家としての・・・。

知事

私が見聞きするところにおいては、小沢さんは徹底抗戦するというか、自分は無実であるということをお述べになっているわけですから、これは裁判においてしっかりとやっていただいて、そして、その結果においては、それはやはり政治家としてぴちっと判断していただきたいと思います。

記者

よろしくお願いします。成田空港なんですけれども、先日、30万回発着拡大へ住民が承認して、周辺市でも承認の方向で、まだ話し合いを進めている市町村もあるかと思うんですけれども、ここから先、成田空港は羽田とウィンウィンの関係にということは今までも森田知事おっしゃってきたかと思うんですけれども、それに向けて、成田空港に対する思いですとか、これから県としてどのような施策を行っていくのか、ありましたら、お願いします。

知事

まず、30万回に向けては、関係市町、非常にご尽力、ご理解をいただいていると聞いており、また、そのことに関しては、私、本当に感謝しております。まだ決まったということではなく、そのように向けて、今、皆さんが一生懸命汗をかいていると聞いております。私、この間も説明したから、改めてまた説明しませんが、いつも言うんですが、この日本の国際的地位も含めて、今、この状況下で、成田だ、羽田だとけんかしている場合ですか、対立している場合ですかと。成田も羽田もそんな余裕はございません。日本国としてもそんな余裕ないと思うんです。ですから、まず、羽田のいいところ、どんどん活性化してくれよ、成田のいいところ、どんどん活性化する。現在の成田は世界の97都市と結んでいる。羽田は今回増えたとしても16都市しか結んでいないんですよ。ですから、羽田は羽田のいいところを生かしながら、しっかりと成田国際空港を補完していただきたい。そして、成田も、今度はうまくご理解いただいて、30万回になれば、言うなれはローコストキャリアですか、それから、ビジネスジェット、そういうものをどんどん受け入れ、なおかつ国内線も充実して利便性を図っていく。そのようにやっていけば、おのずと、成田空港というのはそれだけの力はあるんですから、私は堂々と自分の持っているいいところを生かしていけば、共存共栄できるし、イコール我が日本国の表玄関として十分機能すると、そのように思っています。

記者

ありがとうございます。

記者

八ツ場ダムについてお尋ねしたいんですが、先週、関係県を入れた検討の場も始まったわけですけれども、その中で、国交省の方から、一定の安全度を確保した上でコストを最重視するという考え方を示されて、そのほか、スケジュール、いつ結論を出すのかというのも特に示されていないんですけれども、検討が始まった現段階においての千葉県、国の対応についての見解をお聞かせいただけますか。

知事

一番大事なことは、言うならば早期にスケジュールをまず出していただきたい。これが非常に大事なことですね。早期に、検証工程を明確にし、検証結果を出していただかないと、私たちもそれに対して言うこともできないし、やることもできない。言うならば、どんなときにおいても千葉県は千葉県としての立場をはっきり申し上げていきたいと、そのように思っています。この間の幹事会を受けて、担当局、その辺をお話ししてください。もうちょっと詳細に。

職員

河川整備課でございます。10月1日に地方公共団体からなる検討の場の幹事会が開かれたわけでございますが、その中で、先ほどおっしゃられたとおり、国の方から、今後の検討の進め方について説明が行われました。関係1都5県からは、国に対して、結論をいつまでに出すのか、それについていろいろ御意見を申し上げたところです。国の方からは、今後検討していく中でスケジュールを明らかにしていくということで、明確な回答はなかったということでございます。

記者

安全性は一定確保した上でコストを最重視するという、この視点についてはどう思いますか。

知事

もうちょっと、言うなれば、ぴちっとした、もろもろも含めて、出てきた段階において、そのことはお話ししたいと思います。

記者

北総線の問題についてお尋ねしたいと思います。先週と状況はほとんど変わっていないんですが、白井市議会が値下げの予算案を審議未了で廃案ということで、現時点では市長が専決処分を下すかどうかという点が最大の焦点になっております。この件について、改めてまた知事のお考えを伺いたいと思います。

知事

毎回同じような回答をして大変恐縮なんでございますが、何度も言うようですけれども、市長が来て、私の責任のもと、必ずやると、必ず予算化しますと、いいものだけ享受して、あとは払わないというわけにいかないと、そのように言っているわけですから、やると言っているわけですから、首長が言っているわけですから、私はそれを信じております。

記者

具体的な手法として、可能性が高いと言われている専決処分についてはどのようにお考えでしょうか。

知事

それは市長がお考えになることだと思っています。

ありがとうございました。

内容についてのお問い合わせ先

  • 「ゆめ半島千葉国体」について

→国体・障害者スポーツ大会局大会総務課【電話】043-223-2069

→教育庁教育振興部体育課【電話】043-223-4109

  • 「心の健康フェアinちば」の開催について

→健康福祉部障害福祉課【電話】043-223-2334

  • 動物愛護に関する普及啓発について

→健康福祉部衛星指導課【電話】043-223-2642

  • 「千葉県安全で安心なまちづくり旬間」について

→環境生活部生活・交通安全課【電話】043-223-2333

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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