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更新日:令和3(2021)年9月24日
ページ番号:3295
認知症は、疾患の進行とともに、症状やケアのニーズが大きく変化していきます。そこで、医療や介護、福祉等に関わる様々な職種が必要な情報を共有し、適切な役割分担のもと、認知症の人と家族の生活全体を支えていくことが必要です。
そこで、千葉県では、専門職の皆様に多職種協働について学んでいただくとともに、「顔の見える関係づくり」の機会として「認知症多職種協働研修」の研修プログラム及び教材、運営マニュアルを作成しました。
認知症の人の支援に携わる専門職や行政関係者の皆様には、研修企画運営時にぜひ御活用ください。
認知症の人と家族への支援の質の向上のためには、各職種間の円滑な連携が不可欠であり、その第一歩として、多職種が顔を合わせ、お互いの役割等を理解し、課題を共有できるような機会を設けることが必要です。
また、初期から終末期まで継続的で一貫した支援を行うためには、多様な機関・職種が関わり、多様な地域資源を活用する必要性について各々が理解する必要があります。
認知症の人と家族の支援に携わる専門職に対し、多職種協働の『意義と理解』及び『必要な技術』の習得を図るとともに、連携構築のための『場』と『機会』を提供することです。
知識・技術等の習得より、「顔の見える関係づくり」が大きな目的であること、また職種によっては長期にわたる研修が困難であることから、研修期間は1日程度としています。
プログラムは、次の三部構成としています。
課目 | 内容 | 時間 | 形式 |
---|---|---|---|
オリエンテーション | 研修目的の説明 | 30分 | 講義 |
医療との関係 | 医療職が関わるそれぞれの場面と円滑な医療の提供 | 50分 | 講義 |
生活支援 | 社会資源の理解と自律性の保障 | 50分 | 講義 |
連携のあり方 | 事例に基づく連携方法の確認 | 165分 | GW |
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