千葉県オレンジ連携シートについて

千葉県では、認知症の人に対し、症状の進行に応じて適切な治療やケアが継続して行われるよう、医療・介護・福祉等の多職種が連携しながら円滑に支援を進めるための情報共有ツールとして、「千葉県オレンジ連携シート」を作成しました。

「千葉県オレンジ連携シート」は、平成26年4月から運用を開始し、平成30年4月にシートの一部修正を行いました。

認知症の人の支援に携わる専門職の皆様には、本シートの利用・活用について、御協力をお願いいたします。

作成の趣旨

医療と介護・福祉間には、情報共有のための書式やルートが必ずしも確立されていないことから、様々な専門職が利用できる、全県共通様式の情報共有（交換）ツールとして、「千葉県オレンジ連携シート」を作成しました。

伝えたいこと、依頼したいことが一目でわかり、また目的を明示し必要な情報を伝達することにより、円滑な連携・協働、支援に結びつきます。
介護から医療への働きかけや、かかりつけ医から専門医への紹介がしやすくなるなど、関係づくりのきっかけとなります。
日常の生活変化や生活場面で見られた情報・課題をタイムリーに共有することができるほか、全県域で使用できる共通様式であることから、日常的な連携の範囲を越えた広域的な連携に有効であると考えられます。

法令等で守秘義務が課せられている専門職に限定します。

シートの使用に際しては、御本人や御家族へ説明の上同意をいただくこと、シートの適切な管理・保存等、個人情報の保護・管理に十分な配慮が必要です。

本シートの利用状況や効果・課題を把握し、様式等の見直しを含めた一層の普及促進に繋げるため、アンケート調査を実施しています。