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更新日:令和7(2025)年8月6日

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第36回全国「みどりの愛護」のつどいにおける秋篠宮皇嗣殿下のおことば及び主催者挨拶について

秋篠宮皇嗣殿下のおことば

 本日、第36回全国「みどりの愛護」のつどいが、ここ千葉県松戸市において開催され、日頃から緑の愛護活動に携わっておられる皆様とともに出席できましたことを大変嬉しく思います。
 そして、このたび、花と緑の愛護に顕著な功績を残され、「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受賞された94団体ならびに千葉県都市緑化功労者知事表彰を受賞された32団体の皆様に心からお祝いを申し上げます。
 千葉県は、気候が温暖で三方を海に囲まれ、雄大な景色を作る海岸線や数多くの里地里山など美しい自然に恵まれています。
 また都市部においても、緑化活動などによって緑豊かな景観が保たれ、そこに暮らす人々に快適さや潤いをもたらすとともに、訪れる人たちにも魅力的な場所になっていると伺っております。
 この全国「みどりの愛護」のつどいは、緑に関わる全国の関係者が一堂に会し、広く都市緑化意識の高揚を図り、緑豊かな潤いのある住みよい環境づくりを進めるとともに、緑を守り育てる国民運動を積極的に推進していくことを目的として開催されてまいりました。
 緑は美しい景観を生み出し、人々にゆとりや安らぎを与えるだけでなく、気候変動や生物多様性の保全など、地球規模の環境問題に対処する上で、非常に大切な役割を担っています。
 それ故、この貴重な緑を守り、新たな緑を創り出し、育むとともに、次世代につないでいくことが必要であると感じております。その意味で、本日表彰を受けられた皆様の地道な努力と継続的な活動は、大変意義深いものであり、そのご尽力に深く敬意を表します。
 おわりに、この「みどりの愛護」のつどいに参加された皆様がお互いに交流を深め、緑を守り育てる心をさらに高められることによって、緑豊かな環境づくりが一層発展していくことを祈念し、私の挨拶といたします。

主催者挨拶

中野国土交通大臣挨拶

 只今ご紹介に預かりました、国土交通大臣の中野洋昌でございます。
 本日ここに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下のご臨席を仰ぎ、第36回全国「みどりの愛護」のつどいをこのように盛大に開催できますこと、主催者としましても、大変光栄であり、喜びに堪えません。
 熊谷千葉県知事、松戸松戸市長をはじめ、地元関係者の皆様におかれましては、今回の開催に当たり、多大なるご理解とご協力を賜り、深く感謝を申し上げます。
 市民と行政が連携して緑地の保全活動に熱心に取り組まれている、ここ松戸市において、日頃から、緑を守り、育む活動に尽力されている全国各地の方々が一堂に会し、緑に対する意識をさらに高めていただくことは、大変意義深いものであると感じております。
 都市のみどりは、地球温暖化防止や生物多様性保全、災害に強いまちづくりなどの観点からますます重要となっております。また、心身の健康を保つ癒しの空間としても、その価値が再認識されております。
 昨年改正された都市緑地法では、質と量の両面から、都市における緑地確保を強力に進めるため、国がより主体的に関与し、地方公共団体や民間事業者の緑地確保の取組みを後押しする仕組みを構築したところです。
 国土交通省といたしましても、皆様と連携して、公園、道路、河川などの公有地における緑化を進めるとともに、民有地における緑地の保全や創出を促進して、みどり豊かな国土の形成、まちづくりをより一層進めて参りたいと考えております。
 また、再来年に横浜市で開催される「2027年国際園芸博覧会」の開幕まで650日となりました。同博覧会では、「幸せを創る明日の風景」をテーマに、花やみどりとの関わりを通じて、自然と共生した持続可能で幸福感が深まる社会の創造に向けて、広く国内外へ発信していきたいと考えております。
 結びに、皆様のご健勝とご多幸、そして今後一層のご活躍によりまして、緑を愛する活動の輪が益々広がっていきますことを、心から祈念申し上げまして、私からの挨拶といたします。

熊谷千葉県知事挨拶

 本日ここに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、「第36回全国『みどりの愛護』のつどい」を盛大に開催できますことは、千葉県民にとりまして、誠に光栄であり、この上ない喜びでございます。
 また、全国各地から御参加いただきました皆様、ようこそ千葉県へお越しくださいました。県民を代表し、心から歓迎申し上げます。
 さて本県は、首都圏にありながら、緑豊かな房総丘陵、九十九里浜をはじめとする美しい海岸線などの豊かな自然に囲まれ、魅力的な観光地や多様な文化を有しているほか、美味しい農林水産物や成田空港、東京湾アクアラインなど様々な宝に恵まれています。
 また、本県は一昨年に誕生から150周年の節目を迎え、この間、先人が築かれた社会基盤や文化を礎として、農林水産業や商工業などバランスの取れた産業構造を形成してきました。
 今後は、圏央道や北千葉道路などの道路網の充実や、先日本格着工した成田空港第3滑走路の供用開始などが予定され、人やモノの流れが更に盛んになることが見込まれるなど、活力をより一層向上させるチャンスを迎えています。
 こうした中、本県では、首都東京との近接性や自然環境、歴史的経緯などにより、それぞれの特性を生かした産業や文化が育まれ、個性ある地域づくりが進められています。
 ここ松戸市が位置する東葛飾地域は、都心に近く、公共交通機関も充実し、鉄道沿線を中心に早くから商業が栄えるなど、優れた都市機能を有するとともに、農地や公園などの都市に残された緑地空間や、利根川、江戸川、手賀沼などの豊かな水辺空間などにより潤いと安らぎのある住環境が形成されているほか、東京大学や千葉大学などの公的研究機関等が集積するなどの特長を有しています。
 また、なしなどの果樹のほか、えだまめなどの全国有数の産地であるほか、歴史も古く、徳川家ゆかりの松戸の戸定邸、野田の醤油醸造の街並み、そのほか古民家や商家、寺社仏閣など多くの見どころも有しておりますので、この機会に地域の多彩な魅力に触れていただければ幸いです。
 本日のつどいは、全国各地で、地域の緑化や、緑の保全に熱心に取り組まれている皆様が一堂に会し、緑豊かな我が国の自然環境の恩恵にあらためて感謝するとともに、都市緑化意識の高揚を図る絶好の機会です。
 このつどいを契機として、緑豊かな、潤いのある、住みよい環境づくりの輪が、ここ千葉県から全国各地に広がり、そして、その輪が次世代に受け継がれていくことを期待しております。
 結びに、「第36回全国『みどりの愛護』のつどい」の開催にあたり、御臨席いただきました秋篠宮皇嗣同妃両殿下をはじめ、皇室の弥栄を心からお祈り申し上げますとともに、本日御参加の皆様の御健勝、御活躍を御祈念いたしまして、あいさつといたします。

松戸松戸市長挨拶

 本日ここに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、また、全国各地から多くの皆様をお迎えし、「第36回全国『みどりの愛護』のつどい」を本市において開催されますことは誠に光栄であり、松戸市民を代表して心からお礼と歓迎を申し上げます。
 松戸市には、ここ「21世紀の森と広場」や「江戸川」のような自然が生み出したみどり、国指定名勝である「戸定邸・庭園」など歴史と文化に育まれたみどり、都市化に伴い整備された多くの公園や街路樹のみどりなど、多様なみどりがあり、その大切なみどりを守り、育てる市民の方々が大勢いらっしゃいます。
 本日、全国からお越しいただいた皆様には、ぜひ、こうして育まれた松戸のみどり、そしてみどりを守り育てる活動を御覧いただきたいと思います。
 本市では、平成16年に「松戸みどりの市民憲章」を制定しており、この市民憲章には、「松戸市民はみどり暮らす豊かさを大切にします。」「千年来のみどりの声に耳を傾け、百年後のみどりを育てます。」「子どもたちの夢とあそびを受けとめるみどりをいっぱいにします。」という、いつの時代にも色あせることのない3つの誓いがうたわれています。
 この20年前に立てた誓いが、今も脈々と市民の皆様に引き継がれていることが、今日のこの日を迎えることができた大きな理由であり、多くの皆様とともにこの日を迎えることができたことは、大変大きな喜びです。
 本市は、ちょうど1年前の令和6年6月7日に、人口が50万人に到達しました。これを機に、都市と自然の調和の重要性を改めて認識し、みどりを守り育てる責務を果たしていく使命を重く受け止めるとともに、これからも市民の皆様との協働により、みどりの保全と緑化の推進を図り、皆様の手で守られた豊かなみどりを次世代へ受け継ぐべく、より一層みどりのまちづくりを推進してまいります。
 結びに、「第36回全国『みどりの愛護』のつどい」の開催にあたり、御臨席いただきました秋篠宮皇嗣同妃両殿下のますますの御健勝と皇室の限りない御繁栄、本日御参加の皆様の御健勝、御多幸を祈念いたしまして、あいさつといたします。

お問い合わせ

所属課室:県土整備部公園緑地課みどりの愛護のつどい準備室

電話番号:043-223-3511

ファックス番号:043-222-6447

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