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診療科・部門紹介

小児救急総合診療科

救急総合診療科とは

こども達の医療において「こういうことができたらもっと良いのに!」をできる限り実現しようとする科です。救急対応と総合診療を行っています。それに加え消化器疾患への対応もしています。フットワーク軽く、かゆいところに手が届くチームになることを目指しています。

救急総合診療科の特徴

総合診療は、どの科に行ったらよいかわからない患者さんの入り口だったり、当科で入院されるお子さんの対応はもちろん、いろいろな専門科を横断して対応する必要のあるお子さんのまとめ役となり出口として機能することもあります。こころとからだの問題、虐待の対応、育児不安への対応など心理社会的問題についても取り組んでいます。

この支援は入院中だけではなく退院後も継続的に行い、お子さんやご家族みなさんがよりハッピーに生活できるにはどうすれば良いかを考えています。

救急対応は、他の病院やクリニックからの紹介の患者さんや救急車での搬送を受け入れています。平日日中は、わたしたちが窓口となって対応をさせていただいていますが、紹介状をお持ちでない方や外傷の対応は行っていません。

消化器疾患については小児外科とチームを組んで対応しています。当院は小さいお子さんでも内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ・小腸カプセル内視鏡)が行える、県内の数少ない施設の一つです。麻酔科の協力を得て静脈麻酔もしくは全身麻酔下で、苦痛がなく安全に検査を行うようにしています。炎症性腸疾患が疑われるお子さんを始め、原因不明の長く続く腹痛や体重減少・食欲不振、便秘・血便などの便のトラブルなどもご相談ください。

主な疾患と治療

小児内科一般(川崎病、IgA血管炎、肺炎、尿路感染症、体重増加不良・哺乳不良など、喘息、起立性調節障害、熱性けいれん、ウイルス感染症、虐待(性虐待含む)等々)。

診療科が特定できない場合は当科へ御紹介ください。

医師紹介

総括主任医長

氏名 夏井 款子
得意・興味のある分野 一般小児
専門医など
  • 小児科専門医

医長

氏名 小川 優一
略歴

順天堂大学卒業

亀田総合病院初期研修

亀田総合病院小児科後期研修

東京都立小児総合医療センター 総合診療科 サブスペシャリティレジデント

東京都立小児総合医療センター 総合診療科 医員

千葉県こども病院 救急総合診療科

得意・興味のある分野
  • 虐待
  • 心身症
  • アドボカシー
  • 医学教育
専門医など
  • 小児科専門医

医員

氏名 伊藤 貴伸
得意・興味のある分野
  • 小児消化器
専門医など
  • 小児科専門医

医員

氏名 酒井 敦
得意・興味のある分野
  • 小児消化器
専門医など
  • 小児科専門医

外来担当表

区分 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 伊藤 酒井 担当医 夏井 小川
午後 伊藤 酒井 担当医 夏井 小川

令和5年4月3日現在

診療実績

2021年度

救急車の受け入れ台数:1087台
外来患者:2716名、うち新患:903名、入院患者:290名

入院症例 件数
消化器疾患(腸炎、血便、IBS、嘔吐) 78
感染症(消化器以外 呼吸器感染症・尿路感染症など) 52
神経(痙攣、脳症、頭痛など) 24
アレルギー・膠原病(川崎病・IgA血管炎・喘息) 40
その他(誤飲、虐待、体重減少、適応障害、哺乳不良など) 78
合計 29

医療従事者の方々へ

ご紹介くださる先生方へ

診断がついた方については各科へご紹介をお願いいたします。

診断がついていない方は当科の新患枠へご予約してください。

緊急を要する場合は電話で直接ご連絡いただければ、適宜対応させていただきます。

当科では精神および運動発達遅滞について、リハビリや療育などは行っておりません。