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診療科・部門紹介

栄養科

病院職員と給食委託会社職員で給食業務、栄養管理業務を行っています。給食はバランスよく、おいしく残さずに食べてもらえるよう工夫をしています。また、入院患者さんの栄養管理や入院・外来での栄養指導で治療のサポートと自宅での食事療養の支援を行っています。

業務内容

給食業務

入院患者さんの給食は月齢・年齢に合わせミルク、離乳食、幼児食、学童食、青年食、成人食を提供しています。食事療養が必要な患者さんは医師の指示に基づき「特別食」として治療乳、エネルギーコントロール食、たんぱく制限食、減塩食、食物アレルギー食、脂肪制限食、潰瘍食、代謝食等を提供しています。摂食嚥下機能に応じた食事形態調整も看護師・リハビリスタッフの協力のもと行っています(一口大、きざみ食、ペーストなど)。学童以上の患者さんには週3回選択メニューを実施しています。また毎月、行事食も提供しています。

【写真:行事食・手作りおやつ】

手作りおやつ画像1

 

手作りおやつ画像2
手作りおやつ画像3

 

 

写真:ペースト食

写真:きざみ食

写真:一口大

栄養管理業務

食欲がなかったり、食物アレルギーなどで食べられないものがある場合、管理栄養士が病棟に訪問して食事調整を行います。また、一人ひとりの発育状況を定期的に評価し、食事内容の変更を主治医に提案することもあります。退院前には自宅での食事や栄養管理の方法について栄養指導も行っています。

栄養サポートチーム(NST)、糖尿病療養チーム、褥瘡対策チーム、炎症性腸疾患支援チーム、口唇口蓋チーム等、チーム医療の一員として活動しています

食育・イベント

長期入院の患者さんを中心に病院での食事を理解してもらう食育や、病棟でのイベントの協力、厨房見学などを行っています。

スタッフの人数

栄養科部長・管理栄養士

河津 絢子 

管理栄養士

5名

委託給食職員

26名

実績や各種認定資格と取得者数

令和4年度実績

食事提供 

95,382食 (1日あたり261食)

栄養指導 

1,927件

栄養相談 

429件

認定資格取得

アレルギー疾患療養指導士

2名

糖尿病療養指導士

2名

栄養サポートチーム専門療法士

2名

在宅栄養専門管理栄養士

1名

病態栄養専門管理栄養士

1名

がん病態認定管理栄養士

1名

臨床栄養代謝専門療法士(がん)

1名

栄養科へのよくある質問

食べ物の持ち込みはできますか

当院では衛生管理上、基本的に食べ物の持ち込みができません

好き嫌いがあります

申し訳ありませんが、入院中の給食は基本的に好き嫌いの対応はしておりません。偏食について管理栄養士と話したい場合は栄養相談を行うことができますので、病棟スタッフにお申し出ください。

食物アレルギーや宗教上の制限があるのですが

入院する際に医師およびスタッフにお申し出ください。

家で飲んでいるミルクと同じ銘柄を出してほしいのですが

申し訳ありませんが、治療上の理由以外でのミルクの種類の指定はできません。また、フォローアップミルクは取り扱いがないため、一般ミルクで提供させていただきます。

退院後の食事はどうしたらいいですか

退院前にご自宅や学校などでの食事について栄養指導を行うことができます。スタッフにお申し出ください。

入院中の食事について

食事時間

朝食 7時30分
おやつ(幼児のみ) 10時00分
昼食 12時00分
おやつ 15時00分
夕食 18時00分

食事の種類

月齢や年齢により「一般食」としてミルク、離乳食、幼児食、学童食、青年食、成人食を提供しています。

疾患により「特別食」として治療乳、エネルギーコントロール食、たんぱく制限食、減塩食、アレルギー食、脂肪制限食、潰瘍食等を医師の指示に基づき対応しています。摂食嚥下能力に応じた調整(一口大、きざみ食、ペーストなど)をしています。学童以上の患者さんには週3回選択メニューを実施しています。また毎月、行事食も提供しています。

栄養指導・相談

医師により指導が必要と判断された患者さまに個別または集団で栄養指導を行っています。また、入院中の食事で心配なことがある場合は栄養相談を行うこともできます。栄養指導・相談を希望される方は医師・看護師までお申し出ください。