青葉の森公園芸術文化ホール指定管理者（候補者）の選定結果について

千葉県千葉市中央区市場町11番2号

公益財団法人　千葉県文化振興財団

令和3年4月1日～令和8年3月31日（5年間）

１．管理運営の基本方針

 【５年間の目標】伝える、繋がる、笑顔のホール

 【基本方針】

（１）あらゆる人々が文化芸術に触れることができる環境の創出

（２）伝統文化の保存・継承・普及

（３）ホールの新たな魅力づくり

（４）次代を担う子どもや若者、文化芸術に関わる人々の育成

（５）県民に親しまれるホール運営

（６）安全な施設管理と安心して利用できる施設運営

２．利用促進の取組

多様化する県民ニーズに対応し、県民から愛され親しまれる会館運営を行う。これまで築いてきた多様なネットワーク、ＳＮＳを効果的に活用することにより積極的に情報を発信し、事業の集客と施設利用の促進を図る。

３．文化芸術振興事業

県内で唯一の能舞台を備えた施設としての特色を活かし、一流の実演家を招聘した質の高い公演をはじめ、若手芸術家への支援、県民の文化芸術活動の活性化、伝統芸能の魅力を次世代に伝える事業など、伝統芸能を中心に多彩な文化芸術振興事業を実施する。また、公園内施設、近隣施設と連携した事業を展開し、地域の賑わい創出と、文化芸術の裾野拡大に取り組む。

４．施設の維持管理

予防保全を第一に、不具合等の早期発見と故障の未然防止を図るため、体系的な点検を実施する。年間維持管理計画を策定し、効率的に高水準の維持管理業務を行う。

５．コスト縮減の取組

企業のＣＳＲ活動の活用、照明のＬＥＤ化の推進等によるエネルギー使用量の削減、オンラインミーティングの導入による業務効率化など、コスト縮減に取り組む。

６．組織・運営体制

県立文化会館の管理運営に長年携わってきた経験やノウハウを活かし、文化芸術振興事業の企画、サービス・広報、営業、舞台運営、施設管理の各部門全てに専門的な知識と高い技術力を有する職員を配置する。また、研修プログラムの充実を図り、職員の人材育成に取り組む。

７．危機管理対策

東日本大震災や近年の自然災害の教訓を踏まえ、「危機管理５本の柱」を掲げ、初動を重視した危機管理体制を整備する。感染症対策について、ガイドラインを遵守するとともに、会館の特性を踏まえ策定した、財団独自の対策マニュアルを活用し、組織的に対応する。

８．地域貢献

文化芸術活動を通じて、地域コミュニティの形成支援、地域経済の活性化に取り組み、地域振興に貢献する。

　県内で唯一の能舞台を備えた施設としての特色を活かし、一流の実演家を招聘した質の高い公演事業をはじめ、伝統芸能の普及振興に資する多彩な事業が企画されており、また、地域の多様な団体と連携した事業展開を提案していることから、文化芸術振興の一層の促進と地域振興への貢献が期待できる。

　危機管理について、初動を重視し、職員の勤務時間内外問わず、常に迅速に対応できる体制が構築されており、舞台の照明・音響に関する専門職員が常時配置されていることから、安定した施設運営と利用者への質の高いサービスが期待できる。

　これら以外の審査項目についても、総合的に勘案し、当該団体を候補者として選定した。

3

2.8

2.2

3

2.4

2.0

3

2.6

2.4

3

2.2

2.0

3

2.2

1.8

3

2.4

2.2

必須項目小計

18

14.6

12.6

2

1.8

1.6

3

2.0

1.8

2

2.0

1.2

5

3.8

3.4

3

2.8

2.4

5

3.6

3.4

5

3.8

3.4

5

4.6

4.2

5

4.0

4.0

3

2.8

2.6

3

2.4

2.0

3

2.2

2.0

2

2.0

1.8

2

1.8

1.8

2

1.8

1.8

5

3.0

2.0

5

2.8

3.2

2

1.4

1.4

2

1.4

1.6

2

1.6

1.4

3

2.4

2.2

3

2.2

2.4

3

2.4

2.2

3

2.4

2.2

3

2.4

2.0

2

1.8

2.0

2

2.0

2.0

5

4.0

3.8

5

3.4

3.0

5

3.6

3.2

一般項目小計

100

78.2

72.0

合計（必須項目+一般項目）

118

92.8

84.6