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更新日:令和3(2021)年12月3日

ページ番号:4143

昭和28年千葉県衛生年報

市町村別世帯数・人口(エクセル:46KB)(原本には掲載されていません。)

千葉県管内略図

図表

まえがき

目次

第一章 概説

第一 衛生部の沿革…1

第二 衛生行政機構…2

第三 関係各かい…3

第四 衛生部各課の事務分掌…4

第五 予算…5

第二章 衛生統計

第一 人口静態統計…9

第1表 都道府県別人口…9

第2表 千葉県人口の年令別構成…10

第3表 市郡別面積人口及び世帯数…11

第4表 保健所別面積人口及び世帯数…11

第5表 市町村別人口及び世帯数…12

第二 人口動態統計…18

人口動態統計概要…18

第6表 年次別人口動態…20

第7表 月別人口動態…21

第8表 月別人口動態比率…21

その1(出生率)…21

その2(死亡率)…22

その3(死産率)…22

その4(婚姻率)…22

その5(離婚率)…23

第9表 保健所別人口動態…23

第10表 市郡別人口動態…24

第11表 保健所別人口動態比率…25

第12表 市郡別人口動態比率…26

第13表 市町村別人口動態(エクセル:168KB)…28

第14表 都道府県別人口動態実数…40

第15表 都道府県別人口動態比率…42

第1図 都道府県別出生率…44

第2図 都道府県別死亡率…44

第3図 都道府県別乳児死亡率…44

第4図 都道府県別死産率…45

第5図 都道府県別婚姻率…45

第6図 都道府県別離婚率…45

第16表 年次別主要死因別死亡率の比較…46

第17表 月別主要死因別死亡者数…48

第18表 累年主要死因別(一才未満)死亡者数の比較…50

第19表 月別主要死因別死亡者数(一才未満)…52

第三 伝染病統計…53

第20表 累年法定伝染病及び食中毒患者死者数…53

第21表 累年月別法定伝染病患者死者数…54

第22表 保健所別法定伝染病及食中毒患者死者数…57

第23表 市郡別法定伝染病及食中毒患者死者数…58

第24表 月別法定伝染病及食中毒患者死者数…59

第25表 月別市郡別法定伝染病及び食中毒患者死者数…60

第26表 年次別法定伝染病罹患率…76

第27表 市郡別法定伝染病罹患率…77

第28表 法定伝染病累年致命率…78

第29表 年次別法定伝染病死亡率…79

第7図 赤痢累罹患率…80

第8図 腸チフスパラチフス罹患率…80

第9図 ジフテリヤ、猩紅熱罹患率…80

第30表 累年届出伝染病患者死者数…81

第31表 保健所別届出伝染病患者死者数…85

第32表 市郡別届出伝染病患者死者数…86

第33表 市郡別、月別届出伝染病患者死者数…86

第34表 月別届出伝染病患者死者数…95

第35表 市郡別届出伝染病罹患率…97

第36表 累年年令階級別結核死亡の比較…98

第37表 月別年令階級別結核死亡者数…98

第10図 年令別結核死亡者数…99

第38表 市郡別結核罹患率死亡率…99

第39表 累年性病患者発生数…100

第40表 月別性病患者発生数…100

第41表 保健所別性病患者発生数…101

第42表 市郡別性病患者発生数…101

第43表 市郡別、月別性病患者発生数…102

第44表 市郡別性病罹患率…106

第11図 累年性病患者発生数…107

第12図 市郡別性別性病罹患率…107

第45表 都道府県別法定伝染病、届出伝染病、性病患者数…109

第46表 年次別都道府県別結核死亡数及死亡率…112

第13図 都道府県別結核死亡率…112

第四 病院統計…113

第47表 病院報告…113

第48表 病院名簿…115

第五 保健所業務統計…118

第49表 保健所別保健所事業成績…118

第50表 月別保健所事業成績…124

第51表 前年比較保健所事業成績…128

第三章 衛生関係業務統計(厚生省報告例)

第52表 精神病院…129

その1(上半期)…129

その2(下半期)…129

第53表 入院精神障害者…130

その1(上半期)…130

その2(〃)…130

その3(下半期)…131

その4(〃)…131

第54表 精神障害者指導状況…132

第55表 精神障害者鑑定状況…132

第56表 精神障害者保護拘束状況…132

第57表 栄養士…132

第58表 結核予防法規指定医療機関…132

第59表 結核予防による医療…133

第60表 らい予防事業成績…133

第61表 性病病院診療所…133

第62表 性病病院診療所患者…133

第63表 トラホーム検診成績…134

第64表 寄生虫検査成績…134

第65表 試験検査及び研究施設…134

第66表 墓地、火葬場及び納骨堂…134

第67表 埋火葬…134

第68表 興行場…135

第69表 ホテル旅館及び下宿…135

第70表 公衆浴場…135

第71表 理容及び美容…135

第72表 クリーニング…135

第73表 許可による食品営業…136

その1(上半期)…137

その2(下半期)…137

第74表 許可を要しない食品営業…138

第75表 食品衛生検査試験状況…138

その1(上半期)…138

その2(下半期)…138

第76表 乳営業者…139

第77表 乳搾取場…139

第78表 乳処理場…139

第79表 乳販売店…139

第80表 乳製品並びにマーガリン等の製造及輸出入量…139

第81表 へい獣化製場…140

第82表 へい獣取扱場…140

第83表 と場…140

第84表 と場内と殺…140

第85表 切迫と殺…140

第86表 と殺を禁止したもの、と殺後全部又は一部の廃棄を命じたものの原因…141

第87表 狂犬病予防状況…141

第88表 あん摩師、はり師、きゅう師、及び柔道整復師…111

第89表 歯科衛生士…142

第90表 免許取得資格別保健婦…142

第91表 就業場所別就業保健婦…142

第92表 免許取得資格別助産婦…142

第93表 就業場所別就業助産婦…142

第94表 免許取得資格別看護婦、看護人…142

第95表 就業場所別就業、看護婦、看護人…143

第96表 免許取得資格別薬剤師…143

第97表 従業種別薬剤師…143

第98表 薬局…143

第99表 医薬品販売業…144

第100表 毒物又は劇物の営業及び事業管理人…144

第101表 薬事監視成績…144

その1(上半期)…144

その2(下半期)…145

第102表 毒物劇物取締成績…145

その1(上半期)…145

その2(下半期)…145

附録

生命表…147

人口動態統計

昭和28年人口動態の概要

出生

昭和28年における本県の出生総数は47,084人で前年の50,120人より3,036人少い、これを人口1,000対の出生率でみると21.3で前年の23.3より2%低く戦後最高の出生率を示した昭和22年の35.0よりは34%の驚くべき低下を示した更にこれを戦前昭和9~18年間の10年間の中央値30.6に比べると17%も低い。

これを市郡別にみると最も高い出生率を示すのは海上郡の26.7次いで東葛飾郡、銚子市の順となり最低は市川市の18.0で船橋市19.2茂原市19.3と続いている。概して市部(平均21.0)より郡部(平均22.0)に於て高率である。

又出生の性比(女100対男)についてみると女22,891人に対し男24,193人即ち105.6(全国平均105.2)となり全国平均より稍高い出生率を都道府県別に観察すると概して北海道、東北地方、九州地方の出生率は高く大都市を含む近畿京浜地方は低率を示している。即ち最高は青森県-29.2で岩手27.6長崎27.6北海道26.4の順で最低は京都で15.8で東京17.1大阪18.2と続いている。

本県出生率は21.3で全国平均より僅かに低い状態にあるといえる。

死亡

昭和28年本県における死亡総数は23,307人で前年の21,903人より1,404人の増となり減少して来た死亡数は本年のおいてやゝ増加しだ。

人口1,000対の死亡率では10.5で昭和元年以降最低を示した昨年の10.2より若干高率になったといえる。

市郡別に死亡率をみると最高は海上郡の13.1で野田市12.4夷隅郡12.4の順で最低は市川市の9.2次いで船橋市9.3千葉郡9.6と続いている。

都道府県別に死亡率を概観すると概して大都市を含む東京6.8神奈川7.5等の諸府県はいちじるしく低く徳島10.6石川10.6茨城10.6…地方は高率である。

又、主要死因別に死亡者数をみると第1の死因は頭蓋内血管の損傷3,764人で前年の3,613人よりは151人の増加となり第2位老衰2,567人以下癌及その他の悪性腫瘍2,079人全心臓の疾患1,755人先天性弱質(含早産)1,312人全結核の3,018人の順となる。

前年に比較して死亡数の増加した死因は流行性感冒の約10倍を首位に、ましんの5倍等で悪性腫瘍及び頭蓋内の血管損傷は年々増加の傾向にある。

更に乳児死亡について考察すると昭和28年は2,842人前年の2,844人より僅かに2名減少し戦後最も乳児死亡数の多かった昭和22年の5,722人より約半数に当る2,880人もの減少となる。

出生1,000対の乳児死亡率でみると61.5で前年の56.7より4.8%高率であり全国平均49.1%より12.4%も高率を示し全国第7位にあって高率県に属する。なお乳児死亡率の地域的状態は概ね死亡率と同一傾向で岩手県76.6青森県70.5富山県70.0が高く長野県37.6東京都38.0山梨県39.6が低い。

又死因別に乳児死亡の状態を考察すると先天性弱質913人が最も多く次いで肺炎577人早産218人乳児固有の疾患216人下痢腸炎163人等によるものが多く、これらが全乳児死亡の半数を占めている。前年に比較し、ましん(68人)流行性感冒(18人)先天性弱質(913人)が増加し他は大体前年と大差が見受けられない。

次に結核死亡を年令階級別に眺めると5才~9才が前年より僅か増加したのみで他は全般に減少している。

自然増加

出生、死亡の差による人口の自然増加数は昭和28年23,777人で前年の28,217人より4,440人減少している。又これを人口1,000対の自然増加率でみると10.8で昭和22年の20.4の約半分に近い数字となり戦後急激に増加した人口の自然増加割合は昭和23年、24年の19.2昭和25年の14.9昭和26年の14.1昭和27年の13.1と次第に低下して来た。なおこれを全国平均12.5に比べても本県は2%低い。

この自然増加数は千葉郡の津田沼町と同じ位の町が1年間に1つ殖えた計算になる。

死産

戦後漸次増加の傾向にあった死産(姙娠4ケ月以上)は昭和23年優生保護法の施行を契機として昭和24年、25年と急激な増加を示したが昭和25年を頂点として次第に減少傾向を表はし昭和28年においても依然として、その状態は続いている。即ち昭和28年における死産総数は3,824胎で最も多かった昭和25年の4,394胎より570胎、前年の3,895胎より71胎の減少となっている。

出産(出生+死産)1,000対の死産率でみると76.3で前年の72.1より出生数の減少の関係から4.1%上廻っている。

次に市郡別にこれを見ると木更津市の173.5を最高に野田市146.8千葉市130.0銚子市の124.0と続き、君津郡の37.2を最低に安房郡42.1海上郡44.2と続いていて概して市部(平均110.9)が郡部(平均60.3)より高率である。

これは発生地に届出られたものを集計したので医療機関の多い市部に高率となったものと思う。又これを保健所別に眺めると中央保健所の110.9を最高に佐原保健所105.0銚子保健所88.0と続いている。

都道府県別では鳥取県137.0大阪府126.9宮崎県117.9等が高率で、鹿児島県71.8千葉県76.3高知県76.7が低率県で本県は低率県に属している。

婚姻

昭和28年本県において届出のあった婚姻件数は15,669人で昨年の15,993件より324件の減少で戦後最高の昭和22年の24,122件に比較すると8,453件の減少となっている。

人口1,000対の婚姻率は7.2で昭和22年の11.4からみると4.2%昭和24年の9.2に対しては2.0%昭和25年の8.2からは1.0%のそれぞれ減少し年々減少の傾向を辿っている。

市郡別にこの婚姻率をみると山武郡の8.2を最高に銚子市及香取郡の8.1市原郡及海上郡8.0と続き市川市及船橋市の5.9を最低としている。

府県別に眺めると北海道及山形県の8.8を最高に鹿児島県の8.4と続き最低は京都府の6.9で全国平均は7.7となり本県はやゝ低率を示している。

離婚

昭和28年本県において届出のあった離婚件数は1,429件で前年の1,499件より70件の減少である。

人口1,000対の離婚率でみると0.65となり昭和25、26年の0.77よりは10%低く戦前並になって来た様である。市郡別には銚子市の0.98を最高に船橋市0.81、館山布0.75、野田市及夷隅郡の0.75が続いて木更津市の0.37を最低としている。

又都道府県別には高知県の1.32を最高に広島県1.12、長崎県1.09、香川県1.08が高率で山梨県の0.61を最低に茨城県の0.63本県の0.65、埼玉県の0.66が低率県となり全国平均0.86より本県は21%も低率である。

※統計表の電子データは、当課に備えてあります。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

ファックス番号:043-222-6294

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