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更新日:令和7(2025)年6月10日
ページ番号:14685
平成18年12月21日
 総合企画部企画調整課
 三番瀬再生推進室
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県では、三番瀬の自然環境の再生・保全と地域住民が親しめる海の再生を目指して、再生の理念や目標を示した千葉県三番瀬再生計画の基本計画について、県議会での議論、三番瀬再生会議からの答申及びパブリックコメントなどを踏まえ策定しました。
三番瀬は、東京湾に残された貴重な干潟・浅海域であり、自然環境を再生・保全して、地域住民が親しめる豊かな海とし、次の世代に引き継いでいくことが重要です。
そこで、従来の埋立計画を一旦白紙に戻し、徹底した情報公開と住民参加のもとで、三番瀬の再生を目指して新たな計画をつくることとし、幅広い多くの方々の参加を得て三番瀬円卓会議を設置し、2年間の熱心な議論を経て提言をいただきました。
県では、この提言をもとに、「基本計画」と「事業計画」で構成する「千葉県三番瀬再生計画」を策定することとして、「三番瀬再生会議」を設置し、審議をいただき、同会議からの答申及びパブリックコメント並びに県議会の議論等を踏まえて、この度、基本計画を策定いたしました。
今後は、具体的な再生事業を定めた事業計画を年度内に策定して、三番瀬の再生に具体的に取り組んでいくこととしています。
三番瀬の再生の目標として、「生物多様性の回復」、「海と陸との連続性の回復」、「環境の持続性及び回復力の確保」、「漁場の生産力の回復」及び「人と自然とのふれあいの確保」の5つを定めています。
三番瀬の再生に当たっては、「科学的な知見及び漁業者の経験的な知見の活用」、「予防的態度及び順応的管理」、「賢明な利用」及び「様々な主体との協働による取組」に留意して進めることとしています。
三番瀬の再生に向けて、以下の12の講ずべき施策について課題や目指すべき方向等を定めています。
(1)事業の進め方
順応的管理により、計画の策定(Plan)、実施(Do)、評価(Check)、対策の検討(Action)という「PDCA」のマネジメントサイクルに則り進めます。
(2)推進体制
| 平成14年1月 | 三番瀬円卓会議設置 | 
|---|---|
| 16年1月 | 三番瀬円卓会議から県に三番瀬再生計画案提出 | 
| 16年12月 | 三番瀬再生会議設置 | 
| 17年4月 | 三番瀬再生会議へ素案を諮問 | 
| 17年6月 | 三番瀬再生会議から素案について答申 | 
| 17年8月 | パブリックコメント実施 | 
| 17年10月 | 県議会三番瀬問題特別委員会設置 | 
| 18年10月 | 県議会三番瀬問題特別委員会委員長報告 | 
| 18年12月 | 三番瀬再生計画(基本計画)策定 | 
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