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更新日:平成26(2014)年2月25日

ノリの生産紹介(ちばの水産業)

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1 ノリ養殖のあらまし

ノリが作られるまでを説明します。
ノリ(ナラワスサビノリという種類が多い)の葉っぱは、成熟すると♀、♂ができ、♀+♂の結果、3月ごろにはピンク色の部分  ができます。

これを海水の入ったビンに入れてよく振ると  ピンクの部分から果胞子  というものが飛び出してきます。

海水の入った箱の中にカキ殻を上に向け並べ、果胞子の入っている海水を注ぐと、  7~10日間でカキ殻の内面に果胞子が付着し、成長するにつれ、うす黒いしみ状  になります。これを糸状体(しじょうたい、コンコセリス)といいます。

栄養分を加えた海水を補給しつつ適度な明るさを保って管理すると、糸状体は成長してカキ穀の内面は暗い紫色  となります。夏になると単胞子嚢(たんほうしのう)というものができて、暗紫色にピンク色  を帯びてきます。

さて、秋の彼岸ごろになると海上にノリ網を張り50枚重ねのノリ網の真下に例のカキ殻を設置  しておきますと、カキ穀から殻胞子(かくほうし)というものが飛び出して上に重ねたノリ綱の糸に付着します。  これをノリの種網といい、この方法を野外採苗といいます。このほかに、陸上で水槽にカキ殻を並べ海水を入れ、水車に巻きつけたノリ網に殻胞子をつける陸上採苗という方法があります。  陸上採苗は、天候に左右されず安定してノリの種網が作成できるメリットがあります。

種網は海上で育苗します。l5日間位でノリ芽(まだ肉限では見えない)となり、20日問位で長さ1cm位の葉っぱ(葉体という)  に伸びてきます。

この網は、すぐに所定の場所  に張り、予備として残りの網は冷蔵庫に  入れて保管します。

葉体の伸びは止まったままですが、生きていますので、海に入れると再び伸び始めます。11月上旬には葉体が20cm位に成長し、シーズン最初のノリつみ(海上で機械でつみとる)をします。つんだ後からノリの葉体は、再び成長してきますが、次第にかたくなり、味も落ちてくるので、1枚の綱で3回位つむと、冷蔵庫に保管した予備の網と張り替えます(シーズン中に4回位)。

ノリの取れるシーズンは11月上旬から4月中旬までで、ノリ綱1枚からは1回の摘み取りで300~400枚の乾ノリが出来ます。 ノリ漁家1軒で常時100~150枚の綱を張っています。
さて、生のノリ(原藻(げんそう)という)から乾ノリを作る工程は次のようになっています。

つんだノリは海水で良く洗い→脱水して→細く切り→真水と混ぜて→どろどろにし→機械で所定の大きさにすき→脱水して→乾燥して→はがして→選別して→10枚(1帖)づつ折りたたみ→出荷します(乾ノリ)

次に種網作りからノリの製造工程までをのり養殖のいま・むかしで説明します。次へ

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