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更新日:令和4(2022)年1月24日

ページ番号:9

下水道の仕組み|江戸川下水道事務所

処理場までの流れ

下水道の仕組み1

下水道の仕組み(全体図)の拡大画像を表示(PDF:178KB)
(表示されるPDFの左半分が、上の図と対応しています。)

管渠施設

マンホール(人孔)

 

マンホール

幹線管渠

 

道路の地下に埋められた下水管には、清掃や修理などの維持管理のための出入口として、マンホールが設けられています。

流域下水道幹線

流域関連市町村の公共下水道幹線から排出された汚水を集めて終末処理場へ導く幹線管渠で、県が管理しています。

中継ポンプ場

中継ポンプ棟

管路施設で集められた汚水を、途中で揚水して次のポンプ場または処理場へ送水します。

処理場内の処理の流れ

処理場内の処理の流れ
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(表示されるPDFの右半分が、上の図と対応しています。)

水処理施設

沈砂池ポンプ棟

 

沈砂地ポンプ棟

揚水ポンプ棟(電動機)


下水管から流入してきた汚水を沈砂池でゆるやかに流し、大きなゴミや土砂を取り除き、ポンプで最初沈殿地にくみ上げます。

最初沈殿地

沈砂池から送られてきた汚水を更にゆるやかに流して、比較的沈みやすい浮遊物を沈殿させます。

沈殿した汚泥は汚泥処理施設に送ります。

生物反応層

 

生物反応層

生物反応槽2


活性汚泥と呼ばれる多量の微生物の入った泥をまぜ、空気を送り込んでかきまぜます。汚水は微生物の餌となり、フロックと呼ばれる沈みやすい固まりにします。

最終沈殿地

 

最終沈殿池

最終沈殿池2


沈みやすくなったフロックを沈殿させ、ほとんど無色透明な水にする施設です。一方沈殿したフロック(活性汚泥)活性汚泥の一部は再び反応槽に送り、余った汚泥は汚泥処理施設に送ります。

水質試験

 

試験室

顕微鏡室


処理した水は、消毒後、水質試験により法令で定められた基準に適合していることを確認して川へ放流します。

汚泥処理施設

濃縮施設

 

重力濃縮槽

遠心濃縮機


最初沈殿地及び最終沈殿地での処理によって発生する汚泥は濃度が薄いので、濃縮槽で濃縮して脱水しやすくします。最初沈殿池からの生汚泥は重力式濃縮槽で、最終沈殿池からの余剰汚泥は遠心濃縮機で、濃縮します。

脱水施設

 

脱臭機

脱臭機2

 

濃縮した汚泥に消石灰などの薬剤を加えた後、脱水機にかけて体積を減らします。

脱臭施設

脱臭施設2

処理場で発生する硫化水素等の悪臭を除去します。薬品を使う薬液洗浄、活性炭による吸着、微生物による生物脱臭を行っています。

活性汚泥

活性汚泥の微生物

下水処理には「微生物」が重要な役割を果たします。川の水が流れる間にきれいになるのと同じ原理で、微生物が汚水中の有機物を食べることによって浄化します。
この微生物が入ったドロを活性汚泥といいます。

 

お問い合わせ

所属課室:県土整備部江戸川下水道事務所管理課

電話番号:047-397-6331

ファックス番号:047-397-6321

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