ここから本文です。

報道発表案件

更新日:令和5(2023)年4月6日

ページ番号:340857

千葉県流域下水道事業経営戦略について

発表日:令和2年3月13日

県土整備部下水道課

千葉県では、生活環境の向上とともに広域的な水質保全の取組みとして、印旛沼・手賀沼・江戸川左岸の3流域下水道の整備を推進しています。

このたび、令和2年4月からの流域下水道事業の公営企業会計への移行とともに、計画的かつ合理的な事業経営を行うため、「千葉県流域下水道事業経営戦略」を策定しました。

「千葉県流域下水道事業経営戦略」の概要

策定の趣旨

下水道事業では、限られた財源の中で、下水道の未普及人口の解消をはじめ、施設の老朽化、大規模災害への備えなど、様々な課題を解決しなければなりません。

このような中、千葉県では流域下水道事業を安定して持続していくため、公営企業として計画的かつ合理的な事業経営を行うとともに、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上を目的として、「千葉県流域下水道事業経営戦略」策定しました。

計画期間

令和2年度~令和11年度(10年間)

経営方針

快適で良好な生活環境の創造

流域下水道普及率が87.8%であるといった現状を踏まえ、未普及対策を推進させるなど「快適で良好な生活環境の創造」を目指します。

安全で安心なまちづくり

近年の大規模災害発生リスクの増大や、下水処理場の耐震化率が32.6%であるなどの現状を踏まえ、地震対策を推進するなど「安全で安心なまちづくり」を目指します。

安定した経営基盤の確立

公営企業であることを踏まえ、令和2年度の公営企業会計への移行とともに、より適切な資産管理と収支均衡した「安定した経営基盤の確立」を目指します。

主要施策

快適で良好な生活環境の創造

  • (1)未普及対策
  • (2)高度処理の推進
  • (3)下水道資源の有効利用
  • (4)処理場用地の有効利用
  • (5)創エネ・省エネの推進
  • (6)温室効果ガス排出量の削減

安全で安心なまちづくり

  • (7)長寿命化の推進
  • (8)地震対策の推進
  • (9)BCPの推進

安定した経営基盤の確立

  • (1)公営企業会計の導入
  • (2)広域化・共同化の推進
  • (3)民間活力の活用
  • (4)職員の技術力の向上
  • (5)雨天時浸入水の削減
  • (6)コスト縮減・収益増加

財政収支計画

建設改良費等

3流域全体で10年間に約910億円を計上。

投資額については、年間約88~97億円を計上。

維持管理費

3流域全体で10年間に約1980億円を計上。

そのうち、施設の修繕については、年間約37~45億円計上。

資料のダウンロード

本文(全文)

概要版

お問い合わせ

所属課室:県土整備部下水道課管理調整班

電話番号:043-223-3351

ファックス番号:043-224-5655

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?