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更新日:令和5(2023)年11月20日

ページ番号:620054

千葉県動物愛護管理推進協議会令和5年度第1回議事要旨

I日時

令和5年10月26日(木曜日)午前10時から正午まで

II場所

千葉県庁南庁舎

III出席委員

委員10名中7名出席

協議会委員名簿へ(PDF:39.2KB)

IV内容

  1. 開会
  2. あいさつ千葉県健康福祉部衛生指導課小川副課長
  3. 議事
    • (1)役員の選出について
    • (2)動物愛護推進員の委嘱の推進と活動支援について
    • (3)動物愛護管理推進計画の変更について
    • (4)動物愛護管理推進計画の進捗状況について
    • (5)その他
  4. 閉会

V議事要旨

(1)役員の選出について

役員の選出について
以下のとおり、役員決定
会長 市川 陽一朗(市川会長が議長となりその後の議事を進行)
副会長 石田 戢

(2)動物愛護推進員の委嘱の推進と活動支援について

市川)事務局から「千葉県動物愛護推進員の推進と活動支援について」説明願います。

事務局)資料「千葉県動物愛護推進員の委嘱の推進と活動支援について(PDF:259KB)」説明

市川)御質問・御意見があれば頂戴したいと思います。

駒田)動物愛護センターをボランティア団体の譲渡会の会場として解放する取組を始めたとのことですが、過去に行っていた一般の方が動物を持ってくる譲渡会を再開したということでしょうか。当時、ノミやダニがついたまま動物が持ち込まれ、その場で持ち帰るのはいかがなものかというお話をしましたが、そのあたりの対策は講じられていますか。

事務局)当時の「飼い主探しの会」はインターネット上のマッチングに移行し、実際に動物を連れてきたりはしない形になりました。今回はボランティア団体が実施する譲渡会の場所として、動物愛護センターを開放する取組です。

駒田)ボランティア団体や保護団体によっては、不妊去勢手術やワクチン代をいただくことがあると思いますが、お金の面について、県で決めるのではなく、その団体のルールで実施しているということでしょうか。

事務局)はい。団体ごとのルールで実施しています。

市川)動物愛護センターから補足等ありますか。

千葉県動物愛護センター)譲渡会では、その場では基本的にエントリーだけであり、その場ですぐに持ちかえるということはありません。

駒田)もらってもらうために、猫や犬のお世話が適切にされているということですね。

千葉県動物愛護センター)はい。

市川)他に御質問・御意見があれば頂戴したいと思います。無いようですので、次の議題に進みます。

(3)動物愛護管理推進計画の変更について

市川)事務局から「千葉県動物愛護推進計画の変更について」説明願います。

事務局)資料「千葉県動物愛護推進計画の変更について(PDF:991.2KB)」説明

市川)御質問・御意見があれば頂戴したいと思います。

駒田)千葉市で専門家の方にきてもらい、攻撃性の高い犬について、時間をかけて譲渡につなげたという話を聞いたのですが、概要についておしえていだだけますか。

千葉市)4年前に収容した、かみ癖が強く譲渡が難しかった柴犬について、ドッグトレーナーの方にその犬への接し方などの助言をいただきながら、譲渡に至った事例があります。

駒田)犬の心理学の方面からアプローチする先生と聞き興味深かったのですが、何ヶ月もかける必要があり、費用がかかってしまうのでしょうか。また、譲渡先もその方の関係者と伺いましたがいかがでしょうか。

千葉市)次年度以降の予算の確保を検討しています。今回は、最終的に一般の方への譲渡ではなく、トレーナーの関係者に引き受けていただきました。今回の件で、犬の個体によってトレーナーとの相性もあると感じました。

市川)他に御質問・御意見があれば頂戴したいと思います。無いようですので、次の議題に進みます。

(4)動物愛護管理推進計画の進捗状況について

市川)事務局から「千葉県動物愛護推進計画の進捗状況について」説明願います。

事務局)資料「千葉県動物愛護推進計画の進捗状況について(PDF:144.6KB)」説明

市川)御質問・御意見があれば頂戴したいと思います。

清水)猫の引取り数のうち、成猫の飼い主、飼い主不明の内訳を教えてもらえますか。

事務局)千葉市、船橋市、柏市を除いた数になってしまいますが、飼い主からが215匹、飼い主不明が77匹となります。

清水)飼い主不明の猫はどのような経緯で引き取られたのでしょうか。飼い主のいない猫の引取りは断っている。持ち込まれた場合にも、元の場所に戻すように伝えていると思いますが、警察経由での引取りでしょうか。

事務局)詳しい経緯まで把握しておらず、回答が難しいのですが、警察経由が多い印象があります。

清水)県としては基本的に断っているということですね。

事務局)はい。特に事情がなければ断っています。

信濃)飼い猫の不妊手術をしている市町村があったと思いますが、今も続けているかわかりますか。

事務局)飼い猫等が対象の市町村もありますが、多くは飼い主のいない猫が対象になっています。

信濃)不妊去勢手術の助成について、予算の面もあるのかもしれませんが、昔は飼い犬・飼い猫が対象でしたが、地域猫が対象なってきています。都市部では大丈夫かもしれませんが、その他の地域ではまだ昔の飼い方をしている人も多く、そういった地域に飼い犬、飼い猫の手術について啓発等をしていくことが必要だと思います。

市川)県への意見ということでお願いします。現在、県では直接住民への補助はしていなくて、市町村に助成していると思いますが、実際の数はどのようになっていますか。

事務局)千葉市、船橋市、柏市を除き、16市町に補助の制度があり、令和4年度はうち、7市町が県の助成を利用しています。

市川)他は独自の予算ということですね。助成を利用している市町も少ないですね。市町に担当の職員がいない他の仕事と兼務していることなのかなと思います。先ほどの信濃委員のお話について、都市部以外の地域では人口の減少に伴い、動物病院も減少しており、そういった環境も変わってきている状況です。ところで、捕獲された動物にマイクロチップが入っていることが増えているという話でしたが、データがペットショップやブリーダーさんのままになっている割合などは分かりますか。

事務局)実際、変わっていないという事例はありました。事例として、多くはありませんが、割合としての把握がありません。法改正後にマイクロチップを入れた方にそういった例があると思います。

市川)飼い主情報の変更について、獣医師会やペットショップ業界の方に周知いただきたいと思います。

事務局)補足として、データが変更されていなかった場合、ペットショップ等に連絡し、購入履歴から飼い主に連絡してもらうなどの形で連携した事例もあります。

市川)他に、御質問・御意見ありますでしょうか。

清水)以前もお伝えしましたが、港湾や公園などの公共の場所で猫が増えて、問題が長期化することがあります。動物だからと動物愛護センターに投げても、公園関係の法令や管理状況がわからないため、その場所を所管する部署が主体となって問題解決を図ってほしいです。県管轄の公園で良い取組もあるので、そういった事例を事例集のような形で、県が市町村に示していただければと思います。

事務局)年度単位で指定管理者が変わることもあるため、今年度当初、県の公園や港湾を管理している部署に地域猫の考え方やパンフレットについて周知を図りました。今後も公共の場所を所管している部署への働きかけを行っていきたいと考えております。

市川)市町村との会議の場でもアピールしていただきたいと思います。資料には記載がないようですが、柏市と獣医師会で協定を結ばれていると思いますがいかがでしょうか。

柏市)はい。9月末に協定を結びました。

市川)その他、中核都市以外の市町村でも獣医師会と協定を結んでいると思いますが、把握はありますか。

事務局)ちょうど市町村へのアンケート調査を行っているところで、来月くらいにはまとまると思います。

市川)では、来年の資料に加えていただきたいと思います。

市川)他に御質問・御意見はございますか。無いようですので、その他として、全般に冠しての御意見・情報提供があれば受け付けたいと思います。

(5)その他

市川)議題2の事務局の説明に「飼い主のいない猫作業部会」の話がありましたが、進捗状況等はいかがでしょうか。

清水)飼い主のいない猫について、問題に悩まれている方、自治会や班長さん向けの活動の手引きのようなもので、今まで出ている県のガイドラインに加え、3つ目のガイドラインの作成という形で進めており、とりあえずたたき台という状況です。問題を認識した方が自治会に働きかける方法や自治会に猫の問題が寄せられた場合に自治会として進めて行くにはどうすれば良いかといったフローチャートを作成しています。例えば、一口に自治会と言っても、数千世帯の大きな自治会では、野良猫の問題を訴えても、自治会全体では難しいこともあり、そういった時には、局所的・局地的な活動から進めていくような方向で分岐を設けるなど、県の意見も含めてまとめています。その他に、推進員の経験からのアドバイス集、猫の写真等の情報をまとめる猫データ、野良猫問題のアンケートなどを作成しています。猫データやアンケートによる具体的な数字や問題の掘り起こしにより、自治会の検討材料にしてもらいたいと考えています。部会としては、たたき台を作成し、実際に県で印刷する時には、イラストを交えてカラフルにかわいらしくするなど、色々な方に見ていただける、見やすい形に仕上げてもらうことや、二次元コードをつけて、県のホームページで見られるようにしたり、サンプルをダウンロードできるようにするなど、県とアイディアを交わしながら進めています。

市川)御質問・御意見があれば頂戴したいと思います。

清水)補足として、県では今年度中に仕上げたいという考えで良いでしょうか。

事務局)可能であれば、そう思っています。

市川)具体的な配布場所は決まっていますか。

清水)保健所などですよね。

事務局)はい。他には「飼い主のいない猫対策事業」を始める市町村や動物愛護推進員への配布も行いたいと考えています。

市川)自治会に動物の話だけを持って行ってもなかなか難しいと思うので、防災訓練で動物を連れてきた人にパンフレットを配るなど、地域の問題として議論してもらうと良いと思います。入り口として動物を飼っている人の方が理解を得やすいのではないでしょうか。

市川)その他の意見等ありますでしょうか。無いようですので、これで本日の議事を終了とします。

(終了)

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部衛生指導課公衆衛生獣医班

電話番号:043-223-2642

ファックス番号:043-227-2713

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