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更新日:令和4(2022)年8月26日
ページ番号:17081
広域道路整備の基本方針
(平成10年6月策定)
1.地域の将来像と地域整備の課題
(1)地域の現状と将来像
- 現状
人口は一貫して増加傾向にあり、平成10年1月現在586万人に達しているが、一方では高齢化などが進んでいる。産業面では、農林水産業、工業、商業のバランスがとれており、いずれの産業の生産額も全国で上位にある。
- 将来像
「県民福祉の向上と県土の均衡ある発展」を基本に、地域特性、機能を有する7ゾーンそれぞれの特色ある発展を目指す。
(2)地域整備の課題と取り組み
- 広域的な役割の高まりへの対応
- 東西の経済圏の結節点形成を先導する地域整備を進める。
- 首都圏に求められる新たな機能の整備や展開を積極的に担う地域として、特色ある地域整備を進める。
- 交流・連携の強化
- 交流・連携の推進により、県内各地域の適切な機能分担と均衡ある県土づくりを進める。
- 「ひと」からはじまる地域づくりの推進
- 県民一人ひとりの「幸福」を追求し、「ひと」からはじまる地域づくりを進める。
2.これらを支える道路整備の目標
- 県都1時間構想:将来的に県内の主要都市から県都千葉市までの到達時間を1時間に近づけるという目標に向けた道路網の整備構想。
- 高速道路アクセス30分構想:県内どこからでも、最寄りの高速道路インターチェンジまでほぼ30分で結ぶ道路網の整備構想。
- プロジェクトの支援:県レベルのプロジェクトへのアクセスを強化し、この効果を全県に波及させる。
- アクアラインの有効活用:東京湾アクアラインの効果を活かすネットワークを形成する。
3.中長期道路ネットワーク計画の考え方
- 全国ネットワークの形成
- 首都圏ネットワークの形成
- 県土の一体化を図るネットワークの形成
- 地域特性に応じたネットワークの形成
4.当面の重点整備区間の考え方
- 高規格幹線道路など、全国や首都圏とのネットワークを形成する路線
- 高規格幹線道路の連絡となる路線・区間
- 他都県との交流を促進する路線・区間
- 地域高規格道路として位置づけられる路線
- 県内主要都市相互を連絡する路線・区間
- 容量の拡大などによる渋滞対策と機能強化が必要とされる区間
- プロジェクトを支援し地域活性化に資する路線・区間
- 隘路を解消する路線・区間
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