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更新日:令和5(2023)年6月22日

ページ番号:16909

流域における具体的な対策

雨水貯留施設の設置
(歩道,駐車場,集合住宅,一般住宅)

学校の校庭などで一時雨水を貯め,一度に河川に流れ込まないようにする施設を「雨水貯留施設」と言います。
真間川流域では総合治水が始まってから約40年が経過し,雨水貯留施設の整備も進んできています。
また,この他に,開発行為における流出抑制対策として,建物の地下や駐車場に貯留施設等を整備しています。

 

地下貯留施設の写真
(学校の校庭等を活用した雨水貯施設の整備事例)

 

 

透水性舗装,雨水浸透桝の設置
(歩道,駐車場,集合住宅,一般住宅)

 

主に保水地域での対応が有効で,雨水を地下に浸透させて河川への排水量を減らし,河川の負担を軽減することができます。
また,地下水を涵養し,河川に流れるきれいな水を増やし水環境の改善に役立つこと,ヒートアイランド現象の防止につながる都市部の水面の増加等,流域における水循環系の改善にも役立つとされています。

 

雨水浸透桝の効果(JPG:193KB)

 

 

遊水地(多目的遊水地,田)

 

雨水貯留

主に遊水地域での対応が有効で、河川で対応出来なくなった洪水を一時的に遊水させる機能です。
また、越流堤を設けて洪水を一時的にためる機能をもつ調節池は川の負担流量を減らし、氾濫を防ぐ重要な働きをします。

 

盛土の抑制

 

抑制盛土のイメージ図

主に遊水地域での対応が有効です。盛土してしまうと遊水機能がなくなり、その分河川に負担がかかってしまいます。
休耕田等の地主と借地契約を締結し、盛土の抑制を行っている自治体もあります。

洪水に強い建築方式(高床式・二階建等)

洪水に強い建築方式の事例写真

主に低地・遊水地域での対応に効果があり、住居を高床式にすることによって、財産等の被害を軽減することができます。
その際、車庫や庭等の盛土は行わず、遊水効果を残すことが望まれます。

 

 

お問い合わせ

所属課室:県土整備部葛南土木事務所真間川改修・河川設備課

電話番号:047-434-7412

ファックス番号:047-434-7910

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