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更新日:令和5(2023)年6月21日

ページ番号:16907

総合治水対策-真間川

対策の概要

真間川流域は,高度経済成長期に急激に市街化が進行し,河川沿いの低平地を中心に急激に開発が行われました。

現在では,おおよそ73%が市街地に変わりました。

流域の台地部の航空写真

(昭和40年頃)

流域の台地部の航空写真

(現在)

流域の低地部の航空写真

(昭和40年頃)

流域の低地部の航空写真

(現在)

市街化の進んだ流域の写真(市川市菅野地区,国分川合流点付近)

(市街化の進んだ流域の様子(市川市菅野地区,国分川合流点付近))

これに伴い,農地や樹林がもっていた保水(雨を地面に浸み込ませる),遊水(雨が川へ流れ出ないように水田等に貯める)機能が低下し,雨が川へ集まりやすくなるとともに,極めて短時間に川へ流れ出すようになり,たび重なる浸水被害が発生するようになりました。

なお一層の市街化の進行が見込まれる中で,早期に浸水被害の軽減を図ることが必要となり,昭和54年度に「総合治水対策」に着手することとしました。

これは,従来の河川改修を主体とした治水対策に代え,河道や調節池などの治水施設の整備をより重点的に進めるとともに,流域自治体や住民の皆さんに協力をお願いし,流域における適正な保水,遊水機能の維持,増大を図れるように土地利用や施設整備の誘導を行うとともに,雨水の浸透や貯留を促進する施設を進め,雨水の河川へ流出抑制に努め,被害を少なくするまちづくりが進むように総合的な治水対策を進めていくものです。

このような流域における対策と共に治水施設の重点的な整備を図ろうとする河川を「総合治水対策特定河川」と呼び,現在全国で17水系が選定され,真間川水系はそのうちの一つです。

計画の概要

整備目標

雨量50mm/時(年超過確率1/7.5)

計画条件

  • 市街化率74%
  • 整備期間概ね10年間

整備方針

  • 治水対策計画区間の治水施設の整備促進
  • 流域対策流域の保水・遊水機能の維持・増進を図る
    (保水地域での流域対策量286,000平方メートル)

流域整備計画の概要

流域整備計画(PDF:7,491KB)
(※ファイルサイズが大きいので、デスクトップなどに保存してからご覧ください。)

  1. 流域の概要
  2. 真間川流域における洪水の発生
  3. 真間川流域整備計画の策定(昭和58年4月)
  4. これまでの整備状況
  5. 真間川流域整備計画の変更(平成16年2月)

実施事業

 

お問い合わせ

所属課室:県土整備部葛南土木事務所真間川改修・河川設備課

電話番号:047-434-7412

ファックス番号:047-434-7910

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