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病院紹介

研究情報の公開及びオプトアウトについて

当院では、診療に伴い発生する試料等を用いて、医学研究を行っております。

研究にあたっては、研究者(医師や看護師など、医療スタッフ)から対象となる患者様に対し、文書もしくは口頭にて説明し、同意を取得します。ただし、患者様への侵襲や介入が無く診療情報等のデータのみを用いた研究や、診療に伴い発生して余った検体のみを用いる研究などについては、国が定めた指針に基づき、必ずしも直接同意を得る必要は無いとされております。

診療に伴い発生する試料等とは

患者様が当院にて診療を受けられた際の、診療データ(カルテ記載情報やレントゲン撮影画像等)各種検体(血液や尿等)のことを指します。これらは本来、患者様の診療に必要なものとして採取・保管されますが、その後の診療上不必要となった場合でも、研究のための大切な試料となることがあります。これらの試料は、病気の診断・治療を研究する目的で利用する場合があります。

包括的同意について

包括的同意とは、診療に伴い発生する(発生した)試料等について、将来の研究に利用することを予め同意していただくことです。原則として、患者様の不同意の意思表示が無い場合には、その試料等を研究に使用させていただきます。

なお、このことについて、患者様への謝礼はございません。

個人情報の保護について

研究結果については、個人が特定される情報は削除あるいは匿名化した上で、学会や書籍への掲載などにより発表されることとなります。その際にも、個人が特定される情報は公表されませんし、個人情報が外部に漏れることもありませんので、ご安心ください。

オプトアウトについて

研究の実施にあたっては、患者様が研究への参加を拒否できる機会を保障することが必要とされています。これを、オプトアウトと言います。研究への参加を希望されない場合は、いつでも拒否ができ、そのことで診療上の不利益を被ることはありません。

研究への参加を希望されない場合は、各研究の担当者までお知らせください。

当院で実施中のオプトアウトを用いた研究について

部門名 課題名 情報公開文書
訪問看護ステーション

訪問看護を受けている在宅療養患者を対象とした介護重症化予防の研究―「口腔・嚥下栄養スクリーニング検査ツール(佐原版)」の効果を検証―

情報公開文書
内科 重症化リスク因子を有するCOVID-19患者(軽症)に対するロナプリーブ™療法の効果 情報公開文書
脳神経外科

レセプト等情報を用いた脳卒中・脳神経外科医療疾学調査

(J-ASPECT study)

情報公開文書

栄養科 再入院となった症例から考える栄養指導の現状と今後の課題を明らかにする研究 情報公開文書
脳神経外科 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に脳卒中を発症した患者の臨床的特徴を明らかにする研究 情報公開文書
消化器内科 切除可能膵癌に対する術前化学療法における胆道ドレナージ法の多施設共同前向き観察研究 情報公開文書
整形外科 日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究 情報公開文書
脳神経外科 一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業

情報公開文書1

情報公開文書2