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診療科・部門の紹介

消化器内科診療案内

診療日程

曜日

月曜日

火曜日

水曜日

木曜日

金曜日

午前

露口

興梠

小笠原

中屋

三方

業務案内

方針

常勤医3名、非常勤医師2名体制で診療を行っております。患者様は高齢者が多く、治療は急性期から慢性期まで行っております。検査にも多くの種類がありますが、患者様の症状に応じて、有効かつ負担が少ない診療を行います。

主な治療対象疾患

  • 逆流性食道炎、食道動脈瘤などの食道疾患
  • 潰瘍性大腸炎などの消化器疾患
  • 肝炎、肝硬変、肝臓病などの肝臓疾患
  • 胆石、膵炎などの胆道・膵臓疾患

診療体制

常勤医3名、非常勤医2名で担当します。紹介状が無くても受診できますが、お持ちいただけると診療の手助けとなります。また、救急患者についても可能な限り対応しております。入院患者については主に新館3階病棟にて治療を行っております。

医師名 担当分野 資格など

露口 利夫

(月曜日)

消化器内科一般

病院長

日本内科学会認定医

日本消化器病学会専門医・指導医

日本消化器内視鏡学会専門医・指導医

日本胆道学会認定指導医

日本腹部救急医学会教育医

医学博士

三方 林太郎

(金曜日)

消化器内科一般

日本内科学会認定医

日本消化器病学会専門医

日本消化器内視鏡学会専門医・指導医

日本肝臓学会専門医

日本膵臓学会指導医

中屋 義輝

(木曜日)

消化器内科一般 -

興梠 慧輔

(火曜日)

消化器内科一般 -

小笠原 定久

(水曜日)

消化器内科一般 -

検査

消化器の検査には多くの種類がありますが、必要なものだけ行います。

  • 内視鏡検査
  • 超音波検査(ドップラー法・造影法・炭酸ガス動注法)
  • X線CT
  • MRI
    注:MRI導入により、CT等では描出できなかった病変の発見や、病変のより詳細な情報を得られるようになり、より確実な診断が可能となりました。
  • 血管造影検査(CTA・CTAP)
  • 経皮的生検
  • 赤外線分析(尿素呼気試験)

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因の多くはヘリコバクター・ピロリ菌です。この菌を除菌する事で潰瘍の再発を予防できると考えられていますが、そのためには菌が陽性であることを診断する必要があります。
また、除菌治療が成功したかどうかの判定も必要です。
菌の診断方法には数種類ありますが、尿素呼気試験は内視鏡を行わずに、正確でかつ迅速に結果が判明する、という利点があります。

癌は切らなくても治る!?

全部の癌が手術しなくても治るということではありませんが、内視鏡的治療や経皮的治療により早期の癌は根治可能です。消化器領域では、肝細胞癌・転移性肝癌に対するラジオ波焼灼療法・エタノール注入療法・マイクロ波凝固療法が、早期胃癌・早期大腸癌に対する内視鏡的粘膜切除術が、これに該当します。

【治療】
  • B型慢性肝炎:ラミブジン・インターフェロン・肝庇護剤
  • C型慢性肝炎:インターフェロン・肝庇護剤・瀉血
  • 肝細胞癌:エタノール注入療法・マイクロ波凝固療法・ラジオ波焼灼療法・肝動脈塞栓療法・持続動注療法・放射線治療
    注:細胞癌等の肝腫瘍に対しては、従来よりエタノール注入療法(PEI)や経皮的マイクロ波凝固療法(PMCT)を行っていました。ラジオ波焼灼療法(RFA)はPEIやPMCTよりも一回の治療範囲が大きいため、治療回数・入院日数の短縮につながると期待されます。
  • 総胆管結石症:内視鏡的十二指腸乳頭切開・電気水圧衝撃波・機械的砕石
  • 閉塞性黄疸(胆管癌・膵癌等):内視鏡的ステント挿入・経皮的ステント挿入・放射線治療
  • 食道静脈瘤:内視鏡的結紮術・内視鏡的硬化療法
  • 胃静脈瘤:バルーン下逆行性塞栓術
  • 胃・十二指腸潰瘍:内視鏡的止血・ヘリコバクターピロリ除菌
  • 早期胃癌:内視鏡的粘膜切除・レーザー照射
  • 経口摂取困難:内視鏡的胃婁造設
  • 早期大腸癌:内視鏡的粘膜切除
  • 進行消化管癌(食道・胃・大腸):内視鏡的ステント挿入