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更新日:平成30(2018)年9月11日

平成24年9月定例千葉県議会の知事あいさつ

本日ここに、9月定例県議会を招集し、当面する諸案件について御審議いただくことといたしました。

今回提案いたしました案件は、平成24年度の補正予算案、各種条例案及びその他附帯議案の32議案のほか、報告4件並びに平成23年度の決算認定についてです。

以下、その主な概要について申し上げます。

 

議案第1号は、平成24年度一般会計の補正予算案です。

補正額は、168億9,700万余円の増額で、補正後の予算額は、1兆6,170億400万余円となります。

今回の補正予算では、総合計画の推進と東日本大震災への対応のための予算について計上しました。

以下、その主なものについて申し上げます。

 

まずは、総合計画の推進についてです。

「安全・安心のまちづくり」のため、移動交番車全50台にAEDを設置するとともに、振り込め詐欺等を防ぐためのコールセンター事業を1年間延長するなど、安全・安心への取組をさらに強化します。

また、「医療・福祉」では、がん患者等の在宅医療の推進のため、高い無菌性が求められる薬が調剤できる拠点薬局を整備するとともに、緊急的に補助単価を引き上げて整備を進めている特別養護老人ホームや、市町村が促進する小規模な介護施設の整備への助成を増額し、市町村要望に対応するなど、医療・福祉施策の一層の充実を図ります。

さらに、「笑顔輝く子どもを育てる県づくり」のため、中高生を対象とした子宮頸がん等のワクチン接種費用への助成を増額するとともに、保育所が実施する延長保育や放課後児童クラブへの助成を拡充するなど、安心して子育てができる環境の整備を一層推進します。

このほか、「産業の活性化・雇用対策と基盤整備」として、今年度末の中小企業金融円滑化法の終了を見据え、中小企業再生ファンドを設立し、中小企業の再生を支援するとともに、新卒未就職者に対する早期就職の支援などの雇用対策、さらには、企業立地を加速させるため、かずさアカデミアパークの用地の区画割りを小規模化するなど、経済の活性化と基盤の整備を図ります。

次に、東日本大震災への対応について申し上げます。

「被災者支援」のため、応急仮設住宅の居住環境の改善や使用期間の1年間延長を行うとともに、災害援護資金貸付金を増額するなど、被災者要望に対応します。

また、「放射性物質対策」として、県管理施設のうち、特別支援学校や都市公園など、子どもの利用の多い施設の除染経費を計上するとともに、シイタケなどの特用林産物について、放射性物質検査を行った上で、指標値を超えた原木の入替経費への助成を行い、出荷制限解除に向けた取組などを進めます。

さらに、「インフラ復旧・災害予防」のため、東日本大震災復興交付金を活用して、被災した農業用水管の布設替えを行うとともに、地域防災計画の見直しを踏まえ、防災教育の普及促進や東日本大震災記録誌の作成のほか、自主防災組織への助成を増額し、地域防災力の向上を図ります。

 

議案第2号は、特別会計財政調整基金の補正予算案で、地方財政法に基づき、平成23年度一般会計の決算剰余金の一部を財政調整基金に積み立てようとするものです。また、議案第3号から議案第5号までの3議案は、いずれも東日本大震災に対応するなどのため、関係する特別会計を補正しようとするものです。

議案第6号から議案第27号までの22議案は、いずれも条例の制定または一部改正に係るものです。そのうち主なものについて御説明申し上げます。

議案第6号は、東日本大震災復興交付金を活用した事業の実施を目的として基金を造成するため、議案第7号から議案第19号までは、いずれも地方分権一括法の施行に伴い、国の省令に準拠し、または独自基準を設け、知事が指導等を行う施設の設備及び運営に関する基準などを定めるため、それぞれ条例を制定しようとするものです。

議案第22号は、災害対策基本法の一部改正に伴い、千葉県防災会議の委員に新たに加えられた自主防災組織を構成する者等の任期を定めるため、議案第27号は、企業庁の土地造成整備事業について一定の区切りがつく見通しとなったことから、その後の清算業務の受け皿となる造成土地整理事業を平成25年度から新たに追加するとともに、土地造成整備事業の事業内容を変更するため、それぞれ条例の一部を改正しようとするものです。

議案第28号は、山武郡大網白里町を平成25年1月1日から大網白里市とすることについて、議案第31号は、千葉県酪農のさとの指定管理者を指定することについて、それぞれ議会の議決を得ようとするものです。

 

以上が、このたび提案いたしました議案の概要ですが、なお、この際、当面する諸問題等について御報告申し上げます。

 

この夏、ロンドンオリンピックとパラリンピックでは、世界のトップアスリートが鍛え上げた肉体と技術で私たちを魅了してくれました。千葉県ゆかりの選手もめざましい活躍を見せ、県民に感動と勇気を与えてくれました。

初めて金メダルを獲得した、パラリンピック水泳の田中康大選手には県民栄誉賞を授与することといたしました。

また、女子サッカーの宮間あや選手、ハンマー投げの室伏広治選手、車いすテニスの国枝慎吾選手には知事特別賞を、さらに、体操の加藤凌平選手と田中佑典選手、柔道の平岡拓晃選手、競泳の藤井拓郎選手、フェンシングの三宅諒選手には知事賞を授与することといたしました。

改めて、選手の皆様には、県民を代表して敬意を表するとともに、これからも郷土の誇りとなる活躍を期待します。

 

次に、海外出張について御報告いたします。

先月17日から22日にかけて、タイ王国を訪問し、経済発展の力強さを肌で感じてまいりました。

バンコクでは、タイ最大の国際旅行見本市である「タイ国際旅行博」や、大型ショッピングモールで開催した「千葉フェア」のメインステージにおいて、地元メディアや満員の観衆を前に、千葉県の観光や農林水産物を大いにPRしてまいりました。

また、タイ王国のシリントーン王女殿下への拝謁やチュンポン副首相への表敬訪問を行い、東日本大震災への数々の支援に対し、千葉県民を代表してお礼を申し上げるとともに、千葉の梨を贈呈し、本県の魅力を紹介いたしました。

今回の訪問では、様々なプロモーションや意見交換を通じ、千葉県の豊かな自然や観光資源、新鮮でおいしい農林水産物の魅力を再確認するとともに、その魅力を浸透させるためには、継続的なプロモーションと交流が必要であると改めて感じたところです。

海外からの、とりわけ東南アジアからの観光客の誘致や農林水産物の海外販路の拡大は、本県経済の活性化にとって大変重要な取組であることから、さらに、力を入れてまいります。

 

次に、渇水対策について申し上げます。

本県では、水道、工業、農業用水の約6割を利根川水系に依存していますが、この夏の少雨の影響により、利根川上流のダムでは貯水率が40パーセントにまで低下し、平年を大幅に下回る貯水量となったことから、今月4日、11年ぶりに渇水対策本部を設置いたしました。

また、先週11日からは、貯水量の回復が見込めないことから、利根川水系で10パーセントの取水制限が実施されており、県では、ホームページや新聞、テレビなどの各種広報媒体等により、県民や企業の皆様に対し、節水の呼びかけを行っております。

今後、貯水量がさらに悪化し、取水制限等が強化された場合には、県民生活や企業活動に悪影響を及ぼすことも懸念されます。

県民の皆様には、一層の節水について御協力をお願いいたします。

 

次に、本県の人口減少への対応について申し上げます。

本県の人口は、昨年一年間で約1万人減少し、本年に入っても減少傾向が続いていることから、「千葉県人口動態分析検討会議」を設置し、減少要因の分析を行い、先月末にその結果をとりまとめました。

この中で、今回の人口減少は、日本全体の人口減少や震災前からの都内回帰などの中長期的要因に加え、震災や原発事故という一時的要因により、本県への転入が減少したという形で表れたことがわかりました。

震災の影響については、一過性のものにさせる必要があり、安全・安心への取組や千葉県の魅力について、さらに積極的にアピールしてまいります。

また、本県では、急速に高齢化が進展しており、来るべき本格的な人口減少社会の到来に向けて、県が進むべき方向性を見極め、県民・企業・市町村とともに、元気で活気のある千葉県を目指して全力で取り組んでまいります。

 

次に、グレード・アップ「ナリタ」活用戦略会議の提言について申し上げます。

昨年12月に「グレード・アップ『ナリタ』活用戦略会議」を設置して以降、これまで議論を重ね、今月5日に「成田空港を活用した経済活性化戦略」として提言をとりまとめたところです。

この提言では、県経済の活性化のため、成田空港を活用した県内の観光や産業の振興、空港利用者の利便性や快適性の向上、アクセスのさらなる充実などの取り組むべき戦略の方向性と、その実現を図るための組織「(仮称)成田空港活用協議会」の設立を目指すことなどが盛り込まれたところです。

今後、県では、官民が連携して取り組む「活用協議会」の平成25年度の設立に向けた準備を進め、成田空港の年間発着枠30万回化を契機とした、国際・国内線の拡充、LCCの新規就航など、成田空港の高まるポテンシャルを最大限活用し、県経済の活性化につなげてまいります。

 

次に、圏央道の整備促進について申し上げます。

現在、県内では東金から木更津間の今年度の開通を目指して、鋭意工事が進められています。

そして、これまで整備が遅れていた大栄から横芝間については、いよいよ、来月から用地取得に向けた地元説明会がスタートすることになりました。

国に対し、関係者の方々とともに働きかけてきたことが、一歩踏み出すことは大変喜ばしいことと考えています。

圏央道は、首都圏の高速道路ネットワークの一翼を担い、交通渋滞の緩和や災害時に代替機能を果たす大変重要な道路です。

今後、県としては、観光業や商工業を始めとする地域経済の活性化につながる圏央道の早期開通を目指し、更に、国に強く働きかけてまいります。

 

最後に、ちばアクアラインマラソンについて申し上げます。

アクアラインマラソンの開催までいよいよあと1か月となりました。

全国各地から参加する1万5千人のランナーの皆さんは、秋晴れの空の下、東京湾を一望できるコースを走ることを楽しみにされていることと思います。

そして、県議会議員の皆様には、ランナーとして、また県民の代表として、「千葉の元気」を全国にアピールしていただきたいと考えています。

コース沿道では、地元の小中学生が熱い声援を送り、県内各地の「ご当地キャラクター」のパフォーマンスや音楽、ダンス、郷土芸能など、様々な応援イベントを開催し、大会を盛り上げます。

また、ランナーがゴールする木更津市役所周辺では、千葉県産品のブースを展開し、全国から訪れる皆様に千葉の魅力を堪能していただきたいと考えています。

この大会を成功させるため、現在最後の準備を進めており、本県の魅力を思う存分発揮できる、そして全国の皆様に夢を与える大会となるよう努めてまいります。

 

以上、このたび提案いたしました主な案件の概要及び当面の諸問題等について御報告させていただきました。

よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

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