ここから本文です。

更新日:令和4(2022)年9月15日

ページ番号:3990

毒物劇物を購入する前に

毒物劇物は、その危険性から、誰でも購入できるわけではありません。

毒物劇物の管理については、盗難や危害防止のためにきめ細かい対策が必要ですし、余ったからといって、一般ごみと同じように処理することはできません。また、毒物劇物販売業の登録を受けていなければ、たとえ無償であっても他人に譲り渡したりすることはできません。不必要な毒物劇物を購入することによって、思わぬ事故などを起こす可能性もあります。

家庭生活での利用であれば、身近に売られている家庭用製品のほうが安全性が高く、十分な効果が得られますので、毒物劇物を購入することが本当に必要か、よく考えた上で購入してください。

購入の手続

一般の方が毒物劇物を購入するためには、

  • 毒物又は劇物の名称及び数量
  • 販売又は授与の年月日
  • 譲受人の氏名、職業及び住所

を記入した書面を作成し、押印したものを営業者に提出しなければなりません。

また、

  • 18歳未満の者
  • 精神の機能の障害により毒物又は劇物による保健衛生上の危害の防止の措置を適正に行うに当たって必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができない者
  • 麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒者

には、営業者は毒物又は劇物を交付することはできません。

なお、購入する品目によっては、営業者は交付を受ける者の氏名及び住所を身分証明書や運転免許証で確認した後でなければ、毒物又は劇物を交付することはできません。

 毒物劇物を廃棄する場合の注意点

毒物劇物は、原則として中和、加水分解、酸化、還元、稀釈その他の方法により、毒物劇物に該当しないものにしてから廃棄しなければなりません。

廃棄方法としては、薬務局長通知「毒物及び劇物の廃棄の方法に関する基準について」で、多くの毒物劇物について個別品目ごとに具体的な廃棄方法が示されています。
(各通知の内容については、厚生労働省法令等データベースシステム外部サイトへのリンクより確認してください。)

また、毒物劇物を廃棄する場合は、その他の法令(水質汚濁防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、大気汚染防止法など)の規定する基準にも同時に適合していなければなりません。

自治体のごみ収集所に出すことは非常に危険ですので、おやめください。

毒物劇物を廃棄するのには費用や労力がかかるため、毒物劇物は必要最小限だけ購入し、使い切るようにしましょう。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部薬務課審査指導班

電話番号:043-223-2618

ファックス番号:043-227-5393

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?