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更新日:平成27(2015)年5月8日

大気汚染による植物被害

 

植物は様々な汚染物質によって被害が発生します。特に、オキシダントや硫黄酸化物などは多くの植物に被害を及ぼします。表には植物に被害を及ぼす主な大気汚染物質とその被害症状、代表的植物名を示してあります。

植物被害症状分類表

被害のタイプ

症状の特徴

植物名

オゾン型 白色小班点型 葉の表面に白色の微細な斑点が発生する。この型はオゾン型被害の典型的症状である。 アサガオ、カブ、ダイコン、ラッカセイ、ネギ、エンドウ、ゴマ等
オゾン型 白色大斑点型 葉の表面に白色の2~5mm程度の大きさの円形斑点が発生する。 タバコ、ホウレンソウ
オゾン型 白色条班型 葉の表面の葉脈に沿って白色の数珠玉状斑点が発生する。斑点部分は陥没することがある。 トウモロコシ
オゾン型 褐色小点型 葉の表面に褐色または黒褐色の微細な斑点が発生する。 水稲、陸稲、インゲン、ダイズ
オゾン型 褐色大班点型 葉の表面に褐色の2~5mm程度の大きさの円形斑点が発生する。斑点部分は陥没することがある。 タバコ
オゾン型 褐色不定形型 葉脈間または葉脈部分が褐色に変色する。 サトイモ、ラッカセイ
パン型 光沢型 葉の裏面の被害部分が陥没してその外皮が銀色、または銅色の光沢を呈する。 ペチュニア、タバコ、フダンソウ、ホウレンソウ、インゲン

1) オゾン(O3):光化学オキシダント*5の主成分で,オキシダントの90%程度を占める。酸化力の強い物質。
O3による被害症状は、葉の表面に白色あるいは褐色の斑点が出るものが多く見られ、被害は成熟した葉に出ることが多い。

*2) パン(CH3CO3NO2):光化学オキシダントの主成分の一つで、光化学オキシダントに占める割合は2~10%と言われている。被害症状は葉の裏面が光沢化し、時間が経過するとともに裏面に銀白色斑を呈する植物と青銅色斑を呈する植物がある。O3による被害と異なり、若年葉に被害が発生する事が多い。

*3) 二酸化硫黄(SO2):石油などの硫黄分を含んだ燃料が燃焼して発生する汚染物質。各種の対策の結果、1970年代後半より濃度が低下し、現在では環境基準を超過することはほとんどなくなっている。また、植物被害の報告もほとんど無い。

*4) フッ素系ガス(主にHF):アルミニュウム精錬工場、窯業などから排出される。近年、産業廃棄物の焼却によって発生したフッ素系ガスにより被害が発生した。

*5) 大気中の窒素酸化物や炭化水素が太陽の紫外線を受けて光化学反応を起こして発生する強酸化性物質の総称。

 

よくある質問

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