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更新日:令和5(2023)年10月13日

ページ番号:614958

第503回千葉県開発審査会議事要旨

1.開催日時場所

令和5年8月31日(木曜日)午後2時から午後4時まで

会場:ホテルプラザ菜の花4階「槙」

2.出席委員

山口用一委員(会長)、陶山嘉代委員、宗藤睦夫委員、澤田いつ子委員、岩津由雄委員、増田祐子委員、黒﨑玲子委員

3.議事(公開審議)

第1号議案

倉庫業の倉庫(相当規模)(野田市長)
〈提案基準14 大規模な流通業務施設及び特定流通業務施設〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり同意された。

(質疑応答)

委員

1点目、接道する私道について、建築基準法第42条第1項第3号道路はどういうものですか。また、私道に埋設されている雨水管の管理は誰が行っていますか。

2点目、接道する国道16号について、交通量を教えてください。また、本件倉庫への1日の車両の発着台数はどの程度を見込んでいますか。

3点目、大きな建物で窓が少ないと思いますが、千葉県の景観条例の適用を受けますか。

事務局

1点目、建築基準法第42条第1項第3号道路は、都市計画区域編入時点で既に幅員が4メートル以上あった道路です。また、私道に埋設されている雨水管は、申請地東側の住民の方々で組合を設立して管理しています。

2点目、国道16号の申請地近辺の交通量は、平成27年度の調査では1日当たり、45,531台となっています。また、本件倉庫への1日の車両の発着台数は、20台を見込んでいます。

3点目、千葉県公園緑地課と協議を行い、県の景観条例に基づく協定の締結は不要であることを確認していますが、緑地基準を遵守するほか、外観については原色を避けた落ち着いた色彩とする予定です。

委員

申請地にある既存の建物は、何ですか。

事務局

パチンコ屋です。現在は、営業していません。

第2号議案

倉庫業の倉庫(相当規模)及び一般貨物自動車運送事業用施設(相当規模)(野田市長)
〈提案基準14 大規模な流通業務施設及び特定流通業務施設〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり同意された。

(質疑応答)

委員

倉庫業倉庫への用途変更ということですが、用途変更前は倉庫ではなかったということでしょうか。

事務局

既存の建物は一般貨物自動車運送事業用施設であり、本計画でその一部を倉庫業倉庫に用途変更するものです。

委員

1点目、二つの市道の拡幅について、前回の開発許可の際に拡幅が完了していますか。

2点目、市道41029号線の幅員が4メートルとなっています。本計画の敷地からの出入口が設けられていますが、この道路の安全性に支障はありませんか。

事務局

1点目、前回の開発許可にて拡幅が完了しています。

2点目、市道41029号線の先にあるのは申請者の従業員駐車場のみであり、安全性に支障がないことを確認しています。

第3号議案

特定流通業務施設(倉庫)(野田市長)
〈提案基準14 大規模な流通業務施設及び特定流通業務施設〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり同意された。

(質疑応答)

委員

1点目、造成計画の雨水の流入等の対策について、市で安全確認していると思いますが、安全上支障がないのか再度確認してください。

2点目、敷地に対して市道からの出入口1箇所のみですが、敷地内は周回できますか。避難安全上支障はありませんか。

事務局

1点目、許可権者である市に安全上支障が無いことを再度確認するよう申し伝えます。

2点目、車両は周回できる計画にはなっていませんが、人は各方向へ避難でき、また周囲空地が確保されているため、避難上の支障はありません。

委員

1点目、市道1252号線、主要地方道、国道の交通量が大変多いと思います。

直近の交差点に信号機がないようですが、安全対策はどのようになっていますか。2点目、建物立面図について、横幅、高さともに大規模な建物ですが、窓がない外観計画となっています。景観上の指導はありませんか。

3点目、日影規制はどうなっていますか。検討した結果は如何ですか。

4点目、敷地西側の空き地には何がありますか。空き地は市の所有ですか。

事務局

1点目、安全対策については事業者が従業員に定期的に安全教育を行うことや警報装置の設置等の対策を行うことを確認しています。

2点目、県の公園緑地課と協議を行い、協定締結は必要ないことを確認していますが、事業者が自主的にベージュ系やグレー系を採用し、景観となじむ落ち着いた色彩とすることを確認しています。

3点目、近隣に第1種低層住居専用地域がありますが、日影の影響はなく、日影規制の範囲外であることを確認しています。また住民説明会の際に建物高さを下げてほしいという意見があり、建物の一部の高さを下げる対策をしていることを確認しています。

4点目、野田市に確認したところ、敷地西側に赤道があり、赤道より西側は個人の所有地であるとのことです。

第4号議案

有料老人ホーム(佐倉市長)
〈提案基準15 有料老人ホームのうち、設置及び運営が県の定める基準等に適合する優良なもの〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり同意された。

(質疑応答)

委員

1点目、西側の建築基準法の法定外道路の道路拡幅を行う理由について教えてください。

2点目、建築基準法の道路ではない道ということですか。

事務局

1点目、佐倉市の宅地開発に関する条例に基づくものです。

2点目、ご推察のとおりです。

委員

1階が16人、2階が20人の定員とのことですが、食事をする食堂兼談話室の広さは不足しませんか。また、浴室が各フロアに1つしかありませんが、定員に対して不足はありませんか。

事務局

食事について、原則各居室で食事をし、食堂兼談話室は家族などと食事や話をするスペースのため、不足はないことを確認しています。また浴室について隣接のデイサービスセンターも利用可能なため、不足しないことを確認しています。

第5号議案

寄宿舎(学生寮)(我孫子市長)
〈提案基準17 学校教育法に基づく大学(短期大学を含む。)における学生寮〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり同意された。

(質疑応答)

委員

隔離室というのはどのような用途になるのでしょうか。

事務局

病気に罹患した学生が入る居室となります。

第6号議案

介護老人保健施設(市原市長)
〈提案基準20 介護老人保健施設〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり同意された。

(質疑応答)

委員

建物2階の家族介護教室では何を行いますか。

事務局

入所者の家族向けに、介護に関する知識や技術の講義等を行う予定です。

委員

介護老人保健施設は、入所期間が限定され、リハビリ等により状態が良くなれば自宅に帰るという機能があるため、家族向けの教室があるという理解でよろしいですか。

事務局

ご推察のとおりです。

委員

1点目、1階と2階で定員に対する療養室の数が違うように感じますが、なぜですか。

2点目、敷地内に審査対象外の診療所を併設する計画となっていますが、介護老人保健施設とどのような関連があるのですか。

事務局

1点目、1階の定員にはデイケアサービスの定員が含まれています。介護老人保健施設に入所する定員に対する療養室の数については、1階と2階で同様となっています。

2点目、介護老人保健施設と診療所は、運営主体が同じであり、入所者の体調が悪くなった時に診療所で診察を受けたり、診療所でリハビリが必要と診断された方が介護老人保健施設に入所したりという点で連携を図る予定です。

第7号議案

特別養護老人ホーム(印旛土木事務所長)
〈提案基準37 社会福祉施設等〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり同意された。

(質疑応答)

委員

現在、農業委員会では、農地の集約を図っていくところだと思うのですが、建築予定地は田んぼで、周辺にも耕作されている田んぼがあり、この場所に大きな建築物が建てられると農地集約に支障が出るのではないかと懸念されます。連携する病院により近い場所に建築予定地を確保することは出来なかったのでしょうか。

事務局

提携する病院の近くから土地を探し、その中で今回の土地所有者と合意に至ったと聞いています。

 

第8号議案

共同生活援助事業所(グループホーム)(市川市長)
〈提案基準37 社会福祉施設等〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり同意された。

(質疑応答)

委員

1点目、申請地西側の敷地に雨水管が入っていますが、どういう土地ですか。

2点目、1階玄関までの通路が緑地となっていますが、通路であるため緑地とは言えないのではないですか。

3点目、1階玄関のすぐ脇に居室があり、玄関の出入りの音が気になると思いますが、居住環境上問題があると感じます。

事務局

1点目、申請地西側の敷地は市所有の法定外公共物で、そこに雨水管が埋設されています。

2点目、1階玄関までの通路の緑地については、通行に支障のないものを植える予定であり、許可権者である市川市に、緑地として認められることを確認しています。

3点目、ご指摘について、許可権者を通じて事業者にお伝えします。

委員

敷地境界から玄関までの距離が短く、通路の安全確保や、使用しやすさの観点からあまり好ましくありません。運営開始前も含め、十分に安全を担保することをお願いしたいと思います。

事務局

許可権者を通じて事業者に安全面について確実に対応するようお伝えします。

 

第9号議案

共同生活援助事業所(グループホーム)(松戸市長)
〈提案基準37 社会福祉施設等〉

事務局から案件の概要説明が行われ、諮問のとおり同意された。

(質疑応答)なし

4.議事(非公開審議)

第10号議案

自己用住宅(我孫子市長)
〈提案基準4 既存集落内の自己用住宅〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり同意された。

(質疑応答)

委員

提案基準ではおおむね50戸以上(最低40戸以上)、建物が存在しているものとありますが、本計画では何戸確認されていますでしょうか。

事務局

市街化調整区域及び市街化区域含め、区域内に45戸以上あることを、我孫子市に確認しています。

お問い合わせ

所属課室:県土整備部都市計画課開発審査班

電話番号:043-223-3245

内線:3245

ファックス番号:043-222-7844

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