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更新日:令和3(2021)年10月26日

ページ番号:17464

第465回千葉県開発審査会議事要旨

1.開催日時場所

平成30年8月7日(火曜日)午後3時30分開会

会場:ホテルプラザ菜の花4階「槙」

2.出席委員

山口用一委員(会長)、陶山嘉代委員、市川直樹委員、舩津守委員、宗藤睦夫委員、岡田博美委員、澤田いつ子委員

3.傍聴者等

傍聴者2名

4.議事(公開審議)

第1号議案

特別養護老人ホーム、老人短期入所施設(法第34条第1号該当)(君津土木事務所長)
〈提案基準37番 社会福祉施設等〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり承認された。

(質疑応答)

委員

予定建築物の用途が特別養護老人ホームと老人短期入所施設の複合施設であり、そのうち老人短期入所施設は土木事務所長の判断で許可するものという説明がありましたが、特別養護老人ホームの許可についてはどうなのでしょうか。

事務局

特別養護老人ホームは、本審査会の議を経ないと許可できないものに該当しますので、本審査会の答申を踏まえ、諮問のあった複合施設の許可を一括して土木事務所長が行うものです。

委員

消防水利について、計画を教えてください。また、位置図によると近くに調節池があるので、水が集まりやすい場所と思われますがどうでしょうか。

次に、土の搬入量が多いので、その対策で考えられていることがあれば教えてください。また、2方向避難を考えているようですが、2階、3階では外階段が北側にしかないため、南側の入居者は建物の真ん中に配置されている階段を使うことになると思います。そこで、南側の避難については、どのように考えられているのか教えてください。

事務局

消防水利については、敷地西側の道路上に消火栓を新設することで協議が整っております。開発区域の北側約500mの位置にある調節池ですが、調節池付近の標高は約16m、本開発区域付近の標高が約45mとなっており、高台になっています。

土の搬入の件ですが、大部分は砕石を搬入する計画となっており、10tトラックで日当り20台程度、これを7日から10日程度で行う計画と聞いています。

次に2階、3階の避難に関してですが、本施設は特別養護老人ホームですので、入居者が自力で避難することは困難です。そのため、エレベータでの避難や職員が背負って避難することが想定されます。ユニット型には共同生活室が設けられておりますので、出火した部屋を閉鎖するなど火炎が届かないことが確認できれば、一時的に待機し、消防の救助を要請するということも考えられます。

委員

バルコニーがあるので、そこを避難場所と考える方法もあると思いますが、ユニットの台所や、居室の端で火が出た場合に備えて、特に南側には避難できるような場所があれば良いなと思います。

事務局

2方向避難については、法令上は満たしていますので、あとは防災訓練等による対策となります。

委員

10km以上離れたところにある提携病院の他に身近な病院があり、それぞれ総合病院であるとのことですが、この2つの病院はどういう役割分担をするのでしょうか。

事務局

定期的な健康診断等を提携病院が担っており、緊急時においては身近な病院で対応すると聞いております。

委員

提携病院まではだいぶ離れていますが、健康診断の際には、お医者さんに来ていただけるということなのですね。

事務局

その通りです。

委員

1階平面図に訪問関連事業所という記載がありますが、これはこの施設内の方々を対象とするのか、あるいは施設外の方々も対象とするのか、教えていただければと思います。

事務局

これは施設外の利用者宅を訪問し、サービスを提供する事業となります。

委員

3階平面図で、共同生活室ユニットB,C,D,Eということで、それぞれ定員10人に見合ったスペースが確保されていて、行事等もされるのだろうと思いますが、2階平図面では右側の建物で、定員30人に見合ったスペースで食堂・機能訓練室というものが設けてあります。食堂ということで、ここの居住者が食事をとる時に集まって利用するのだと思いますが、30人の方々の状態と、個室で入居される方々の状態というのは、異なるものなのでしょうか。

事務局

これから入居者を募集するところで詳細は不明ですが、一般的に個室のユニット型と従来型とでは値段が変わりますので、ご家族の希望に沿って入居いただくことになると思います。そのため、プライバシーを守りながら住みたいという方はユニット型に入り、値段を抑えるため従来型でも構わないという方は、3人、または4人室に入ることになります。

第2号議案

共同生活援助事業所(グループホーム)(鎌ケ谷市長)
〈提案基準37番 社会福祉施設等〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり承認された。

(質疑応答)

委員

土地利用計画図を見ますと、前面道路の幅員が10.73mと7.01mの2種類が示されていますので、その説明をお願いします。

次に、駐車場が2台あり、来客用1台と職員用1台という説明がありましたが、少ないように感じられるのですが、問題ないでしょうか。

本施設の入居者が昼間利用すると説明がありました支援施設の「もくせい園」ですが、定員を超過することはないでしょうか。また、近隣の4市にも同法人のグループホームがあり、今回が5つ目と説明がありましたが、4市にあるグループホームの入居者も「もくせい園」を利用しているのか、教えてください。

事務局

前面道路は拡幅事業を市が実施しており、申請地の前面は10.73mの幅員が確保されています。現道の幅員は7mであり、計画幅員は10mです。

職員の駐車場を確保していますが、通常は最寄りのくぬぎ山駅から徒歩での通勤を想定しており、駐車場2台でまかなえると聞いております。

同法人は複数の障害者支援施設を運営しておりますので、「もくせい園」に本施設の入居者が利用しても、定員を超過することはないと聞いています。

委員

今回の申請地から、「もくせい園」までは、どのようにして行かれるのでしょうか。

事務局

位置図をご覧いただいたとおり、申請地から、「もくせい園」までは、3.3km離れております。そのため、徒歩では移動せず、「もくせい園」が所有する車両を使用し、朝晩の送迎を行うということです。

お問い合わせ

所属課室:県土整備部都市計画課開発審査班

電話番号:043-223-3245

内線:3245

ファックス番号:043-222-7844

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